チビ録。

2005年から日記を書いています。
女の一生with猫と酒と飯。

せんちゃんが旅立ちました。

2023-04-13 09:22:16 | どうぶつ


昨日の朝、白黒のせんちゃんが旅立ちました。
まだ信じられない。まだ5歳だったのに。絶対に回復して帰ってくると信じてた。

月曜日の入院から猫の糖尿病についていろいろ調べて、個人のブログもかなり見たので、
どんな結果になっても経過をブログに残そうと思ってました。
急なことで寂しいけど、出来ることは全部やったと思う。
長いから読まなくてもいいよ。自分用。



4/8(土)
まったくいつも通り。ファーミネーターで毛刈をして、毛玉ボールを作って遊んだくらい元気で、本当にいつも通り。
4/9(日)
お昼頃、毎週日曜日恒例の体重測定をした。
前の週は4.51だったのに、4.23しかなかった。
暖かくなってきて先月後半から給餌量を減らしてて、ほかの子も少し減ってたから、びっくりしたけどそのせいだと思った。
ペット用の体重計は数字が安定しなくて読み取り辛いし。
今日はチートデーにして、欲しがるだけごはんをあげようと思った。
16時におやつをあげたあと、いつもはわたしが在宅時はわたしと同じ部屋にいるのに、寝室に行ったのに少し違和感を覚えた。
でもゴローさんも一緒だったから、わたしよりゴローさんがいいんだなと思った程度の違和感。
ここまでいつも通り。寝てる時間が長いとか寝てる体勢がだるそうとか歩き方に力がないとかもまったくなかった。
暗くなってきて、ゴローさんと一緒にせんちゃんをリビングに連れてきた。ゴローさんは呼んだら自分で歩いてついてきた。
おとなしく抱っこされたから、少し元気がないのかなと思った。あと軽いなと思った。
19時過ぎに日曜日恒例の猫缶をあげた。キッチンカウンターに飛び乗ってごはんを催促した。
ただ、いつもより催促の鳴き声が弱かったのと、いつもは早食いなのに時間をかけてごはんを食べていた。
愛の不時着を見終わった頃だから20時か21時頃、トイレに行ったのを確認した。
リビングに抱っこしてきた頃から、ちょっと元気ないと思ってたので、トイレストーキング。
先に小をして、出てくるのかと思ったら体勢を変えて大をした。通常の便で量も通常。
トイレの後、ちょっと猫じゃらしで遊んだ。
ほかの子も少し体重が減ったけどせんちゃんは300グラムも減ったので、
せんちゃんだけ寝室に連れてってドアを閉めてほかの子を閉め出して、ちゅーるをあげた。普通にぺろり。
ちょっと元気ないね、明日も元気なかったら病院行こうね、と声をかけて就寝。
4/10(月)
月曜日は早く出るので5時半起床のところ、5時に起床。
給餌の時間は7時に設定してあって、その頃もう家を出てるので、ちゃんと食べるか確認したくてベッドの上までごはんを持ってった。
カリカリも猫缶も食べず、おやつの焼きかつおを出した。食べたそうにしたけど結局食べない。
ちゅーるも食べない。鼻にちょっとつけたら舐めた。2回目は舐めなかった。
ただ、ぐったりしてるとかではなくて、そのあと起きてきてリビングのカーペットの上で寝てた。
肌寒かったから、せんちゃんのためにホカペのスイッチを入れて出勤。
通勤中に給餌器が朝ごはんを出したけど、せんちゃんは食べてないのをペットカメラで見てた。
何度かペットカメラを確認したけど、その都度違うところにいたから、けっこう動き回ってたんだと思う。
あったかくなってきて、ほかの子もいろんなところで寝てたから、そこは変に思わなかった。
16時のおやつのときもせんちゃんは食べてなかったのをペットカメラで見て、寝室のカメラで吐いた後があるのを発見した。
猫は丸1日食べないだけでも命に関わることがあると聞いたことがあり、火曜日の午後の会議の後に早退したいと申請した。
火曜日に病院に連れていくつもりだった。
月曜日は早く出勤する分、早く帰ることにしてる。
それでもこの日、いつもより早く17時15分くらいで退社した。虫が知らせたと今では思う。
電車とバスの接続が悪くて、18:20頃帰宅。寝室のほかに、リビングに水を吐いた後があった。
寝室の吐瀉物は前日食べた猫缶全部くらいの量。
お迎えには出てこなくて、ベッドの上で寝てた。元気がない感じ。目はしっかりしてる。
どうして月曜日に病院に行くことにしたのか、ちょっと覚えてない。火曜日に行くつもりだったのに。
お迎えには出て来なかったけど名前を呼んだら顔を上げたし、何度も言うけど目は元気。
でもせんちゃんを見て、よし病院行こうってすぐに病院に電話をかけた。
病院で妹とLINEしてたとき、せんちゃんがぐったりしてるから病院なぅって送ってたけど、ぐったりはしていなかった。
キャリーに入れたときも、嫌がって中でぐるぐるしてた。ただ諦めは早かった。
お腹を壊したんだと思ってた。きっと脱水してるから点滴して帰るんだと思ってた。ちょっと大袈裟だったかなとも思ってた。
獣医さんもいろいろ聞きながら触診とか聴診器とか体温計ったりして、体重が減った話で念のため血液検査となった。
診察台の上のせんちゃんも、元気はないけど診察をいやがって抵抗したりもしてたし、
何より本当に目が元気だったから、わたしも、たぶん獣医さんも、そんな大事だと思ってなかったと思う。
体重の話をしなければ、お腹壊したのかな?って点滴だけで帰ってたかもしれない。

月曜日の血液検査の結果が写真です。
せんちゃんは糖尿病で、急性の合併症ケトアシドーシスという状態でした。
もっと悪い数値でも、助かった子の情報がネットにたくさんあった。
ネット情報では、3割くらいは死んでしまうらしい。
月曜日、1日遅かったら命に関わったかもしれない血糖値ですと言われた。そう言われたから、遅くなかったんだと思った。
先生は五分五分と言った。こういうときは悪く言うんだろうと思った。
本当に、仕事と介護の両立は大変だろうって考えるばかりで、万が一はまったく考えてなかった。
4/11(火)は予定通り早退して、経過確認とお見舞い。
結果的に入院継続だったけど、後になって思うと、わたしはこの日せんちゃんを連れて帰れると思ってたんだよ。
せんちゃんはぐったりしてた。でも目はしっかりしてたんだよ。
ネットで仕入れた知識で、血糖値を安定させるのに48~72時間かかると知ってたから、今戦ってるんだなと思った。
先生の説明はネットで調べた通りで、火曜日のブログに書いた通り、これからこうなるんでしょ?と思ってた。
でも、月曜日の夜はまだまだ楽観的だったから、調べた中でも重症の経過を辿ってることに驚いた。
母から連絡があり、せんちゃんが入院中と伝えたら、今からお見舞いに行きたいと言うから、翌日に一緒に行くことにした。
このとき、母を連れて行っておけばよかった。もっと何度も会っておけばよかった。今、これを書いてて初めて後悔した。
ゴローさんの毛玉ボールを作って、水曜日にせんちゃんに持って行くため鞄に入れた。
4/12(水)、通勤の電車の中で電話が鳴った。あのときの怖さは言葉に出来ない。
次の駅で降りてタクシーで動物病院に行ったけど、間に合わなかった。
まだ温かくて柔らかくて、蘇生措置をやめていいと言いたくなかった。

糖尿病は多飲多尿とか、食欲はあるのに体重が減るとか、初期に気づける可能性もある。
症状が進むと毛艶が悪くなったり歩き方がおかしくなったりするらしいけど、せんちゃんはそんなことなかった。
ただ、言われて振り返ってみると、先月はトイレシートの使用量が少し多かった。でもほんの少し。
2月より3月は3日多いから~で説明がつく程度。
3/30にトイレシートを買ったとき、ストック量を考えるとまだ早いけど、
3月のペット予算に余裕があるから買っておこうと思ったのを覚えてる。
それくらい変化はなかった。
4/2に、トイレシートを交換するとき、シートから尿が溢れたことがあった。
そのとき、そう言えばこの前もシートがびっしょり濡れてたことがあったなと思った。
4月に入ってからは、5個あるトイレのどれかのシートを毎日1枚変えていた。
でもそんなふうに連続することは、たまにあること。
猫の飲料水の循環器に水を補充するのも、先月は少し多かった。
と言うか、2月と同じくらい補充してた。
冬はエアコンで空気が乾燥するから水も蒸発するのか、補充頻度が高めになるけど、
先月はエアコンを使わない日が多かったのにと、後になって気づいた。
体重は4/2に少し減ったけど4.5キロでせんちゃんの通常体重の範囲内。
先月後半から給餌量を減らしたら、せんちゃんがごはん欲しいってよく鳴いてて、可愛いなと思ってた。
本当に可愛かったからついおやつをあげてて、そうしたらおやつがもらえるって覚えちゃったからこんなに鳴くのかなと思ってた。
せんちゃんが不在になってから、トイレシートの尿の色が少し濃くなった。
吸水器は寝室のほうの補充が気持ち少なくなった。
でも1匹分で説明がつくくらいの差のような気がする。わたしが獣医だったら、せんちゃんの変化に気づけたんだろうか。
トイレシートの変化に気づけたとしても直近2週間くらいだった。
症状が出て、あっと言う間に悪化してしまった感が拭えない。
でも、ダイエット中だったと言っても、体重の変化には危機感を抱くべきだった。

明日、火葬にします。
気持ちが落ち着いたら、ほかの子も血液検査に行こうと思います。
コメント
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