9月5日(金)、前日の東葛地区に引き続き、葛南地区の第一回ブロック会議が船橋市飛ノ台史跡公園博物館において、開催されました。 ブロック内加盟館は以下のとおりです。
・千葉県立現代産業科学館(中核館)
・市川市立市川考古博物館
・市川市立市川歴史博物館
・市川市立市川自然博物館
・和洋女子大学文化資料館
・市川市芳澤ガーデンギャラリー
・浦安市郷土博物館
・ふなばしアンデルセン公園子ども美術館
・船橋市郷土資料館
・平成美術館
・船橋市飛ノ台史跡公園博物館
・八千代市立郷土博物館
【議事】
・千葉県博物館事務局から資料救済ネットワーク構築の経緯と意義について説明
① 葛南ブロックの中核館の互選について
・議長から地域ブロック中核館が担う役割について説明があり、その後各館担当者から中核館の役割を自館が引き受けることに対しての意見が述べられた。
その後の意見交換から、葛南ブロックの特色として以下の諸点が明らかとなった。
・ブロック内の館数は多いが、それを管理する公共団体は5団体であり、他ブロック比較して数が少なく、それぞれの館間の距離も短く比較的コンパクトな地域である
・ブロック内の各館は、中規模館が多く職員数等において中核館の役割を引き受けられる要件はあるが、一市が複数の博物館を運営しており、中核館の役割を市が引き受けるのか館が引き受けるのか、それによって内部調整が必要となる非常時の中核館が果たす役割から以下の意見があった
・中核館が非常時に果たすべき役割の重要性から、単年度の輪番制にするのはいかがなものか
以上の状況と意見をふまえ討議を重ね、
ア:中核館を千葉県立現代産業科学館とする、当面の間、中核館は固定し各館の輪番制とはしないという合意を得た。
② ブロック内各館の収蔵資料データ保管館の選定について
・議長からデータ保管館の役割・条件について説明があり、その後、各館の収蔵資料データ管理の現状報告を含め意見が出された。
その後の意見交換の中から、以下の問題点が明らかとなった。
・館収蔵資料のデータを館外に提供することは、担当者の一存で決定できないことで、この場で即答はできない
・ブロック内・県内等でデータ形式・書式の標準化を行わなければ、非常時に役に立たないのではないか
以上の意見を含め討議を重ねたが、データ保管館の決定には至らず、収蔵資料データの提供の可否を各館持ち帰り検討後、第2 回ブロック会議でデータ保管館選定を審議することとなった。
③ 非常時を想定した情報伝達訓練について
・議長から、情報伝達訓練の詳細について説明があった
・協会事務局から、情報伝達訓練は、平成26 年12 月から2 月の間の特定日に実施する
・訓練実施前に、各ブロック中核館の全体会議を実施し、実際の各館の対応の詳細を指示する
④ 平成26 年度の今後のブロック会議の予定について
・ブロック中核館である現代産業科学館が主催し、会場は現状の相互了知の意味から中核館以外の場所で開催することとする。
・時期は、収蔵資料データ提供・データ保管館選定もあるので、なるべく早期に行いたい。
⑤ その他
・非常時の時に各市町村の館が救済活動にあたって、スムースに活動参加できるようにするために、今後部局との調整で必要な手続きなど、具体的な手続き内容を調べ、ブロック会議でまとめていく(あるいは、問題点として提案していく)こととした。
千葉県博物館協会の博物館資料救済活動の全体像については、こちらをご覧ください。
・千葉県立現代産業科学館(中核館)
・市川市立市川考古博物館
・市川市立市川歴史博物館
・市川市立市川自然博物館
・和洋女子大学文化資料館
・市川市芳澤ガーデンギャラリー
・浦安市郷土博物館
・ふなばしアンデルセン公園子ども美術館
・船橋市郷土資料館
・平成美術館
・船橋市飛ノ台史跡公園博物館
・八千代市立郷土博物館
【議事】
・千葉県博物館事務局から資料救済ネットワーク構築の経緯と意義について説明
① 葛南ブロックの中核館の互選について
・議長から地域ブロック中核館が担う役割について説明があり、その後各館担当者から中核館の役割を自館が引き受けることに対しての意見が述べられた。
その後の意見交換から、葛南ブロックの特色として以下の諸点が明らかとなった。
・ブロック内の館数は多いが、それを管理する公共団体は5団体であり、他ブロック比較して数が少なく、それぞれの館間の距離も短く比較的コンパクトな地域である
・ブロック内の各館は、中規模館が多く職員数等において中核館の役割を引き受けられる要件はあるが、一市が複数の博物館を運営しており、中核館の役割を市が引き受けるのか館が引き受けるのか、それによって内部調整が必要となる非常時の中核館が果たす役割から以下の意見があった
・中核館が非常時に果たすべき役割の重要性から、単年度の輪番制にするのはいかがなものか
以上の状況と意見をふまえ討議を重ね、
ア:中核館を千葉県立現代産業科学館とする、当面の間、中核館は固定し各館の輪番制とはしないという合意を得た。
② ブロック内各館の収蔵資料データ保管館の選定について
・議長からデータ保管館の役割・条件について説明があり、その後、各館の収蔵資料データ管理の現状報告を含め意見が出された。
その後の意見交換の中から、以下の問題点が明らかとなった。
・館収蔵資料のデータを館外に提供することは、担当者の一存で決定できないことで、この場で即答はできない
・ブロック内・県内等でデータ形式・書式の標準化を行わなければ、非常時に役に立たないのではないか
以上の意見を含め討議を重ねたが、データ保管館の決定には至らず、収蔵資料データの提供の可否を各館持ち帰り検討後、第2 回ブロック会議でデータ保管館選定を審議することとなった。
③ 非常時を想定した情報伝達訓練について
・議長から、情報伝達訓練の詳細について説明があった
・協会事務局から、情報伝達訓練は、平成26 年12 月から2 月の間の特定日に実施する
・訓練実施前に、各ブロック中核館の全体会議を実施し、実際の各館の対応の詳細を指示する
④ 平成26 年度の今後のブロック会議の予定について
・ブロック中核館である現代産業科学館が主催し、会場は現状の相互了知の意味から中核館以外の場所で開催することとする。
・時期は、収蔵資料データ提供・データ保管館選定もあるので、なるべく早期に行いたい。
⑤ その他
・非常時の時に各市町村の館が救済活動にあたって、スムースに活動参加できるようにするために、今後部局との調整で必要な手続きなど、具体的な手続き内容を調べ、ブロック会議でまとめていく(あるいは、問題点として提案していく)こととした。
千葉県博物館協会の博物館資料救済活動の全体像については、こちらをご覧ください。