タイで子連れ狼

何の因果か運命か、異国の地にて親父単独で二人の子を育てることに。

さあ大変の、てんやわんや育児&生活日記

N-MAX155 (総括)のつもり

2017-02-03 14:50:16 | バイク


約一年間で走行距離15000Kmを超えましたので、そろそろまとめたいと思います。

前回は、かなり辛口批評となりまして、好き嫌いという妄想観念で考える人からは言いがかり的な誹謗を受けたりして

日本人の知的レベルに失望するのもなんですから今回は少し甘口の総括にするとしましょう。

まあ私の住んでいるタイの住民なんかも、批判や厳しい指摘には弱い方なんです。

タイ人やタイ国への悪口はご法度、たとえ的を射た指摘であっても、批判やっちまったら、さあ大変

個人の悪口を言ったわけでもないのに?

自分と民族や国家を同一視してますから、瞬間反発、瞬間沸騰、以後完全無視、その後は倍返し的な嫌がらせ

そりゃーもう、大騒ぎさ。


そういうことでN-MAX155なんですが

今回は日本や先進国にお住いの方たちへのレヴュー、そして次に、発展途上国にお住まいの方たちへのレヴューと
二段階に分けて行いたいと、そのように思う訳でございます。

まず、日本にお住まいの方たちへ

このN-MAX155、小さな不満は数々あれど、買って損はないかと!

終わります。

あ、それだけでは何ですから、そう思った根拠を少々。

日本の一般道を100km以上でかっ飛ばすこたないと思います、出したとしても時速70km前後ではないでしょうか。

そして、コンクリート幹線道路の継ぎはぎで段差があったり、アスファルトが波のようにうねってたりして、コーナーでタイヤがピョンピョン飛び跳ねることもないでしょう。

しかも、わざわざコーナーのクリッピングポイントに砂が浮いてたり、道路の真ん中に穴が開いていたり、マンホールが外れたままだったりして、「うわ!」と急ハンドルを切ることもない。

もちろん、無免許で運転する人なんかいないでしょうし、ウインカーも作動させずに急ハンドル急ブレーキでぶつけてくる無謀運転者も通常はいません(例外アリ)

毎日のように犬や猫の死体が転がってたり、水牛が道の真ん中に寝そべっていたり、突然大きなドブネズミが前を横切ることもないと。

しかも警察のバイクが信号無視で右折して、いきなり逆走し始めて「なんだ警察が卒先して違反かよ!」と驚くことも考えにくい。

以上のような条件を考慮すると、この13インチホイールのN-MAX155というスクーター、有能なシティーコミューターとして、あなたの手足になり縦横無尽に活躍してくれることでしょう、終わり。



え~次に、発展途上国にお住いのあなたへ

まず、ヤマハの販売店と整備作業員が妖しいですね、特に田舎。
まともに仕事ができる人なんかは、稼げる大都会へ出ちゃうのですね。
そんで残った人員からまともな従業員を確保せにゃならんのですが、これが難しい。

ホンダは地元系の大きな会社がデューラー兼業してたりして、そこで働くのにステイタスも感じるだろうし、傍から見てると真面目で質の良い従業員を確保してますね。
それでヤマハやスズキといった隙間的販売店としては、作業員を雇用する基準を下げて甘くせざるを得ないと。
雇用した作業員の手が特別に器用だったりすると、その他の素行に問題があったとしても目をつぶらにゃならん事情がありますね。

それはどういう事を意味しているかというと、たとえば客が明らかに整備不良だとクレームを持ち込んだとしても、作業員を責めるわけには行きません、辞めちゃったら大変ですから。
客よりも従業員を守らにゃならんわけです。 
つまり、客よりも作業員の方が大切という逆転現象がおこります。
客なんてのは何百人でもいますが、でも真面目で有能な作業員は数少ないのです。
下手に注意したりすると「俺たちを蔑ろにしやがった」と周りを焚きつけて、グループごとライバル店へ転職したりするから質が悪い。

かくて、客を客とも思わない仕草が文化として根付き、従業員は馴れ合い助け合いで態度をデカくする。

大手の自動車でもリコールなんて話は一度も聞いたことがないです(知ってたらゴメンナサイ)
問題が起こってからコソコソ修理して、しかも修理代をちゃっかり請求されたことはあります。
(ネットで調べてみると、日本でリコールされた部品だったww)

ついでに言えば、当地では病院の医療ミスなんて表に出るわけもなし、食品の添加物や賞味期限の偽装だって表沙汰にはならない。
政府にとって都合の悪い人間は留置場でよく変死するのですが、どれも自殺で処理、もしくは突然の病死と発表。
そういう時代にあるのが現在の発展途上国であると言えるでしょう。

もし購入した個体に問題があったとしても、金を払っちまえば交渉権は俄然アチラ側に。

企業の理不尽さを糾弾しようとすれば、それこそ命を懸けて行うべき活動となります。

なにせここは王国、デカい方が偉い、強い方が偉い、上から下まで野生の王国の掟を疑いもしない人たちで構成されている場所柄なんですから。

端的な言い方をすれば、マイルドながら「切り捨てゴメンな侍の世」となりますか。


え~話を元に戻して、そんなリスクを飲んでN-MAX155のような耐久消費財を買う覚悟が要ります。

能書きが長くなりました。




走行12000km辺りでハイスクリーンを装着してみました。

これは学校送迎で小雨が降る時、前に座る娘がビショビショになるからです。




効果は絶大でしたが風抵抗も絶大、加速と最高速が低下して、コナーの横風でふらつくことも。
あらゆる局面にて時速5~10km落ちという結果に不満がでます。
「これじゃー、125ccのバイクと変わらないよう…」

70~80kmでクルージングするならば問題ありませんが、時速85km辺りから風を巻き込んできます。
今までは後ろに飛ばされないようにしがみつくポーズでしたが、今度は前に引っ張られるので両腕で突っぱねるポーズ。

運転姿勢は良くなりましたが、風を感じて走るという醍醐味が無くなり寂しい気分になりました。


そこで乾季に入ったと同時に取り外してみました。
 


スクリーンなしの、ストリートファイターふう

ダークサイドジャパンって感じで、キングオブストリートの面構えになりました?



風防を取っ払えば、以前のように平地で時速120km走行できるかなと期待したツーリング

なぜか、時速106km出すのが精いっぱい。

これは、エアロダイナミクスに問題があるか?

それとも15000kmを走って駆動ベルトやウェイトローラーが劣化しちゃった?

消耗品はこまめに交換してますが、いつにまにかパワーがダウンしてしまいましたね。

そういえばホンダのWAVE-125iの時も、新車から2万kmを走った辺りでエンジンにキレが無くなって遅くなりましたが、
小さいエンジンを毎日全開でブン回してると消耗が早いってことでしょうかね。
こうなりゃ愚痴が出ます「このクラスに可変バルブなんて必要ないんじゃね?」とかですね(^^;)ハハハ


お約束の「パーイ」、高原のお花畑では蝶々がヒラヒラとそよ風に舞っています。




PCX-150にはUSB電源が装備されているのですが、我がN-MAX155にはありません。

というわけで、エンデュランスの通販でN-MAX専用USBユニットを購入して装着を試みたのですが、なんとアクセサリーカプラーの形状が違ってます!(同じタイ製ながら、125と155では微妙に違うの??)

ヤマハの兄ちゃん、しばし考えて「コードを切って直で繋いであげるよ」と、いきなりUSBのカプラーをニッパでブチキリました(あちゃー(>_<)何のために日本へ発注かけたか分かんない…



これは、無理やり繋いだところです。

ところがバイクの電源を切るとUSBに繋がって、キーを捻るとUSB電源が消える。

逆になってまして、これではバッテリーを消耗すると、青服の上級メカニックを呼んで作業やり直し。


やっと終わったのが一時間後、こんな感じに仕上がりました。
なぜかソケットが上を向いてますが、うまく繋がったんでマイペンライ((´∀`))



下から見た写真、コードとフレームとが接触するようなので、ハンドルカバーを取り外して中を通しました。
スマホステーを取り付ける場所がなくなったので、ロングマルチバーを発注しました。

おとっと、ツーリング用のナビよりも先にケツ痛対策が先でしたね、メッシュシートカバーも発注しなくっちゃ(>_<)

まあそんあこんなで追加の資金投入が続いてしまいますが、こんなに便利でニーズに合致したN-MAX155
愛着も感じてることだし、きっと、これからもずっと乗り続けることでしょう。

長らくのお付き合い、ありがとうございましたm(__)m

※追記です、燃費はガソホール95という混ぜ物燃料ですが33km~36kmを推移しております。
1L=40kmは、よほどのエコ運転でないと達成できませんね。
その後、2万km点検にてパワー回復、別段部品代と作業代金は請求はされてませんから不思議です。

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チェンマイ即席合唱団の結成と解散は一瞬だった?

2017-02-01 08:50:16 | 育児
チェンマイ建都720年記念イベントが市内のデパート「セントラルフェスティバル」で行われました。

そのステージには、日本人学校チェンマイ補習校から結成された合唱団が日本代表として出演。







希望者を募り即席で終結されたチームでして、タイ学校でコーラス経験のある生徒など少ないはず。

しかも、たった二か月間という有余での突貫訓練となりますから、指導担当の先生に掛かる気合もプレッシャーも尋常ではなかったでしょう。(まったくお疲れ様でした)

練習時間が土曜日の放課後一時間のみという縛りの中、それぞれが自己鍛錬に励むしかない状況の中での挑戦です。



本番前のリハーサル風景


しかし最初で最後となるぶっつけ本番のステージでは、その集中力で鍛えた美しいコーラスを立派に披露してくれました。

⇊「ふるさと」音源のみですが、耳をすませば日本語による美しいハーモニーが感じられます。
https://www.youtube.com/watch?v=8qplQvBUYac  



ざっと見るに、22人のメンバー中にはハーフの子が半分以上いるようです。
その子たちの中で、将来日本へ帰る予定の子が何人いるのでしょうね。
そんな子らが歌う日本の歌にはグッと来るものがあります。



後日、娘が不思議そうに質問してきまして
「私たちが歌っている間、泣いてる人がたくさんいたよ。なんでかな?」と。

「そりゃそうだろオメー!」と思いましたが、そんな日本人の詩情を説明しても分かりっこないので
「君たちには日本人の血が流れてるけど、日本には故郷がないから可哀そうなんだろね」と答えておきました。

考えてみれば、我々日本人保護者(親)という存在が、この子らにとって「日本のふるさとそのもの」

そう言えるのかもしれませんね。


⇊「スパークル」ご存じ?映画「君の名は」の挿入歌、こちらはミュージカルふうに元気よく、でも音声さんが…
https://www.youtube.com/watch?v=c2uY15itpMY

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