天の森だより

おもうこと・心のままに

ものがたり

2015-03-03 | 日々の暮らし

児童文学作家の上橋菜穂子さんのエッセイを読みました。

あの数々のすばらしい物語が生み出されるのは

こういうことだったんだ。そうだろうなあ。と思う内容。

そんな中に「あっ・・」と気づく 自分自身の子供時代と重なるような環境。

この方の物語に強く惹かれるのは 自分がこうでありたいと思うことや

どうしてこれはこうなんだろうとかいう いのちの不思議さ。そんなものが

ずっと物語の中に流れているような感じがするからだと思います。

「精霊の守人」などの守人シリーズは NHKの大河ドラマになるんだそうですよ。

実写版なんて、どうやって表現するんだろう・・・

この方のインタビューで一番共感したのは

「怖いのは見方を固定してしまうこと。」というようなコメント。

どんなことが起こっても、それにかかわったすべての人や物、それらすべてにおいて。

ということだと思うんですけど。

正義の味方と悪者 戦争や犯罪も。いじめる側 いじめられる側 殺された人 殺した人。

死ぬこと 生きること。いい悪いがないというか。そのすべてにバックボーンがあり、

存在するものと同じ数だけ物語があるんだ。と思ったりします。

 

今 読み始めてるのは「鹿の王」去年国際アンデルセン賞受賞後の注目作品として

去年出たばかりなので、どこの図書館でも予約待ちですごい数。なので上下巻とも買っちゃいました。

まだ上巻の半分もいってないけど おもしろいです・・・

 

 

 

 

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