さかな

魚屋さんの店先のささやかな素話...。

お父ちゃんのアロエ。

2005年09月24日 | 店先から
店の裏口にあるアロエです。
気づけば、こんなに大きくなっていました。
義父が小さな鉢に挿し木したものをお客様からもらい、大切に育てていました。
いつも段ボールの箱が積み重なっていて、その奥にあるアロエは裏口の見張り役。
今日はなんだか、このアロエをマジマジと見ました。
肉が厚く、上にしっかりと伸び、とげとげが勇ましく。

アロエの土には、きちんと水があげてありました。
きっと義母が毎日段ボールをかきわけて、水やりをしているのでしょう。
義母曰く「お父ちゃんのアロエ」ですから。

今日もお彼岸のためか、刺身の注文が多かったです。
明日はこの地区の体育祭でしたが、台風接近による雨で中止が決定。
夕方の慰労会の仕出しもなくなりました。
店は休みだけど、段ボールは縛って片付けよう。
義母がアロエに水やりしやすいように。
そして私もたまには水をあげよう。お義父さんのアロエですから。

明日はお墓参りにも行くだろうな。