とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

梅雨小袖昔八丈 国立2018年3月

2018年03月22日 | 古典芸能
つゆこそでむかしはちじょう
ぎりぎりで行ってきました
髪結新三で有名なお話
菊五郎の監修で菊之助が演じるということで
どうしても観たい(ジタバタ)

そんなところに国立劇場から「特別当日券」案内メールが来まして・・
今月は忠臣蔵「本蔵下屋敷」との2本立てなのですが、
梅雨小袖から、半額で観られるというシステム
私は初めて聞いたような、今月だけかもしれません
時間も1時間ほど短くなるから、ありがたい

予約できないので直接窓口へ行くんですよ。けっこう勇気が・・
今日は平日の昼でもあり、端の席はけっこう残ってました。
ちなみに24日土曜はすでに売り切れだったような・・



素敵でしょう?
悪役なのできついメークしてますが、ひときわの二枚目は隠せません
新三、正直美しすぎます

菊之助は菊五郎になる運命でもあるので、
立ち役も世話物も女形も全部やるんですね
なんでも合いますし・・天は二物どころか、三物与えてますね

演技力で世話物もばっちり
時代物は美しさと口跡で文句なし
私は女方が最高に好きです。とにかく美しくて
娘役なら色気、姫なら品も最高
・・なので、太らないで欲しい
菊五郎がほとんど女形やらないですものね・・心配

配役も良かったし、なにしろわかりやすくて面白いお話

(片岡)亀蔵の大家が、予想通りに最高に面白く、
菊之助とのやり取りに客席も大いに盛り上がってました

前に、彌十郎の大家を見て感動しましたが
キャラクターは違うけど、どちらも面白いですね
見た目のギャップからいうと、彌十郎のが一番かな
・・良い人に見えて実は「太い奴」・・
亀蔵さんは出てきただけで曲者とわかっちゃうから(笑)

そうそう。
お嬢さんのお熊役に中村梅丸さん。
まだ名題さんじゃないけど、とても綺麗。抜擢されたんでしょう。
梅玉さんの部屋子とのこと。


国立劇場の前は桜がもうほぼ満開
日当たりがいいですからね
けっこう変わった桜があるようです

駿河桜


この花がすごく大きくて豪華だった(残念ぶれてる)


駿河小梅


楽しかった~
でも歌舞伎座と比べて客が少ない様子
文楽は席が取れないけどね・・という声が聞こえました
本場大阪のほうは文楽が客少なくて、
補助金カットされそうとニュースになってましたけどね。


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2 コメント

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わぁー! (TAMU)
2018-04-16 21:11:27
観に行ったのね〜!
丁寧にたっぷり書いてくださって、ありがとうー!
思い出したわぁ!いろんな場面を。

そう、カッコよかったわよね〜

今は透析中なの。
入力が難しいので、またね。

最近忙しくてね、ブログ見てないの、ほとんど。
ちょっと疲れてる。

あと30分くらいで終了です。

ちーたさんのところをのぞいて、よかった!
TAMUさん (ちーた)
2018-04-17 18:19:32
これも、行かねばと思ったのよ。
菊之助はとにかくカッコいい。声が通るし、姿すっきりしてるし。
女形は絶品だしね。彼のように才能豊かというのも、悩みというか迷いも多くなりそうですね。
本人はどっちの方向を望んでいるんでしょう。
おもいきって、全部!!というのもありかも

春のTAMUさん、お忙しかったから、お疲れが出るころかもですね。
わたし、年明けから不調って思ってたんだけど、実際は去年博多に行ってからの疲れが取れてなかったかもね、って思ってます。
ようやく持ち直したところです

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