『正義の企画』ブログ 〔ヨイコト ガ ヒョウカ サレル オテツダイ ヲ シタイ〕

日本PR協会認定「PRプランナー」の個人ブログ。
その課題は企画と広報で乗り越えられる!〔終わらない男・米山哲司〕

チャンスメーカーとしての行政!

2012-06-24 07:32:15 | Weblog

昨日は、「新しい公共・円卓会議」の第2回目でした。
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印象的だったご意見。
・・・・・・・
◆〔経済団体の方からのコメント〕
企業側に社会貢献を期待されていることは解る。
企業側はその「取り組み方・入り方」が解らないのかもしれない。

◆〔経済団体の方からのコメント〕
企業がNPOに、もっと目を向けるように、
行政が何らかの推進や橋渡しをするべきなのでは?

◆〔マスメディアの方からのコメント〕
良いことをドンドン伝えていきたいが、
その良いことに「お墨付き」があれば、
もっとスピード感を持って
県民に届けることができる。

◆〔企業の方からのコメント〕
経済はマネーで廻る。
社会貢献は善意で廻る。
これらをうまく組み合わせる仕組みがあれば、
サステナビリティ(持続可能)になる。
・・・・・・・

なるほど!
学びました。

ということは、
「新しい公共」で
行政の方が創ってもらうべきは、
=======
多セクターが
同じ方向を向けるための
【1】仕組みづくり
【2】場づくり
【3】役割調整
=======
ですかね。

それにより、
各セクターは
いずれ自発的に役割を見つけるところまでたどり着き、
その結果、コンパクトな行政へと移行し、
公共事業への民間の関わりも増え、
それが「新しい公共」と呼ばれる。

資源やアイディアは、
まだまだあるはずですよ。
しかしながら
それを「つむぎだす場」がない。
ん…、ない…。

志、絆、幸福度。
フンワリしている言葉だけど、
私は嫌いじゃないですよ。
むしろ、いいと思っています。
ただ、
それらがフンワリしているからこそ、
そこへ向かう道筋だけは
ハッキリしていたほうがいいかも。

つまり、
行く先は未知の世界でも、
そこへ向かう地図は にじんでいないものであってほしい。
「だからこそ、その地図を一緒に創ろうよ」
というのが、円卓会議のはず。


あとひとつ大事なことを。
「お金をください」
と言っているのではないのですよ。
「チャンスをください」
と言っているのです。

「民にチャンスを提供する行政」
であってほしいです。
チャンスの提供は
NPOだけでなく、
一般企業にも、イチ県民にも です。

「行政はチャンスメーカー」であってほしい。
改めてそう思った円卓会議でした。
お疲れさまでした。


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