おきらく

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食育と言うなら。。。

2017-10-18 | Weblog

神奈川県大磯町で『まずい給食』問題が起こっていて、今次の業者をさがしているがなり手がいないとのこと。
私はこの問題について言いたいことが多々ある。

私は子供の頃、超偏食で給食が拷問の様で大嫌い。
給食なんてなくなれ!と思っていた。
そんな私でさえ、第1に思ったこと。
『食育』と言うなら、「まずい」と表現するのはいかがなものか。
私は「美味しくない」と言ったことはあるが、「まずい」と言ったことはない。
基本的には「甘くない」とか「酸っぱ過ぎ」とか自分が「美味しいと思えない」理由を端的に言う。
「まずい」は自分が作て自分が食べた時には使っても構わないが、人に作ってもらった物に言ってはいけないと思う。
教育委員会はメディアに対して表現を改める様言った方が良いと思う。

次に思うのが、温かい物を出すべき。
業者で弁当を作ったあと、一度冷やしてから生徒のもとに運ばれるそうだが、冷めたものでも味気ないのに冷やしたお弁当を子供に食べさせるべきではない。
保護者や教育委員会などの関係者がこの業者の試食を食べた時、そこまでの不評はなかったと聞く。
おそらく、普段生徒が食べている条件・環境と異なっているのではないかと思う。
業者の実力としてはそれなりに評価できるが、与えられた条件の何かが中学生が普段食べているものと乖離するのだと推測する。
豚汁を暫定的に出した時に好評だったと聞いた。
おそらく『冷えている』のが原因の大半を占めているのではないか。
だったら規則をかえるのか、温め直しをするのか、豚汁のように大きい器に温かいまま運び、学校で配膳するように変えたら良いと思う。

最後に異物について。
確かに、業者にも何らかの落ち度があって、髪の毛が混入したこともあったと思う。
でも、全て業者の責任だとは私は思わない。
私が中学生の頃、いわゆる『荒れた学級』だった時があり、教室の鍵がないと思ったら、牛乳の中から出て来たことがあった。
偶々、その牛乳を配られたクラスメイトが牛乳ビンを持った時に音がしたので、ビンの内側が割れているのではないかと担任に報告。
業者を呼びつけた後、教頭・担任・業者の三者でフタを開けて中身を確認したら鍵が出て来て、業者に平謝りという事で、あとから教頭からお説教。
中学生になるといろいろな悪知恵が働く。
食べたくない言い訳のために自作自演の異物混入をでっち上げているのではないか。
私はそう思っている。

最後に…。
『食育』と言うなら、それなりにお金を正しくかけた方が良い。
後任の業者が決まらないのは、業者の中ではどこが請け負っても同じことが起こるとわかっているからではないか。
だったら自校で給食を作るか、外部で作って温かい物を提供できるようにするか。
もしくは生徒自身が作って持って行くとか。
今、選挙中で「教育の無償化」なんて耳ざわりの良い言葉が飛び交っているけれど、給食の提供を先にした方が良いと思う。
少子化なんだから、昔ほどの子供の数じゃないんだから。


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