おきらく

まんまるが思いつきでいろんな事を書くブログです

震え、涙…感動!

2008-11-29 | Weblog
実は不思議な事がありまして…。
NHK杯の中野選手と浅田選手の演技前、最初のポージングの頃急に鳥肌が立って震えたんです。
その後、曲が流れてすぐに涙が出て来ました。
それは2人ともまだ1つ目のジャンプも飛んでない時なんです。
で、1つ目のジャンプで涙が止まってそのまま演技に注目していてフィニッシュで感動してまた鳥肌。
中野選手は見た感じではほぼ完璧だと思ったのですが、点数を見る限り回転不足と取られた部分もけっこうあったのでしょうか?
でも、私の様な素人にはスローで見ても回転不足がわかりません。
リアルタイムならなおさら完璧に飛んだと思いました。
浅田選手もトリプルアクセルのコンビネーションが決まったと思っていましたが、残念ながら回転不足だったようで、「空気読めジャッジ!」て叫んじゃいました。
本当に不思議なのは鈴木選手の時には何も起こらなかったんです。
生中継なので2選手の異常なまでのプレッシャーや緊張感が私まで伝わって来たのか、鈴木選手は明らかなステップアウトとかあったので『やりきった』感が薄れる事を予見していたのでしょうか。

ところで、今大会は中継が今までの放送局と違ってとても良かったと思います。
受信料払って見ている価値があると思いました。
私がアメリカ大会で酷評した荒川さんも「やればできるじゃん」ってくらい上手く解説していたように聞こえていました。
解説の善し悪しは話を引き出すアナウンサーの力量なんですね。
オリンピック1年前という時期について、荒川さんの「コーチが考える事で選手は全然考えていません」って実感のこもったコメントは今までなかったと思います。
あと中野選手のSPで「エッジと一緒に表情も変わります」って刈屋さんのコメントも良かったです。

グランプリファイナル日本人3人出場ってすごいけどそれ以上に年末の全日本選手権も熾烈な争いだと思います。
ファイナル進出を惜しくも逃した村主選手もこのままでは終わらないでしょうし、鈴木選手も念願のグランプリシリーズ出場の上に表彰台まで上って今後一段とレベルを上げてくると思います。
反対にファイナル出場が体力消耗や思わぬ怪我などマイナスに働く可能性もあって大変だと思います。

とりあえず、浅田選手に。。。。
今年のファイナルは1位じゃなくていいです。。。いや、1位以外の方がいいです。
世界選手権は3枠キープであれば表彰台の真ん中じゃなくて構いません。。。いや、表彰台じゃなくてもいいくらい。
怪我をしないで、のびしろを残して今シーズンを無事に終えて下さい。