閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ありゃありゃ?

2016-06-18 15:10:28 | 日々

Mの「ゴハンあげれば」という(想定外の)発言が飛び出した、
その数時間後の、夕食どき。
暗くなりかける窓の外に、ウラちゃんが、ひょこっとあらわれました。
あきらかにヒトを見ている。期待にみちた顔です。

たまたま、さんちゃんもクレもいないときだったので、
ゴハン皿を持ってきて、「ほれほれ」と見せたら、反応しました。
(ヒトでいえば「ぱっと顔が明るくなった」という感じ。
猫なので顔色は変わりませんが)
猫穴のすぐ内側に置いてやると、ちょっとためらったあとで、
首を突っ込み、がぶっと一口。そして、逃げる。
でも、すぐまた戻ってくる。食べたい一心で。
逃げる距離が短くなる。
一口が、二口になり、三口になり。

「逃げなくていいんだよー」
「ゆっくり食べなよー」
お皿をちょっとずつずらしていったら、首まで、肩まで、腰までと、
どんどん入ってきました。
警戒はしてるけど、もともとヒトに対して抵抗感は薄い。
つまり根っからの野良育ちではないわけで。
あとはもう「なしくずし」状態ね。
数分後には、ありゃありゃ?

 

なんと、なんと(笑)

マドちゃんがここまで来るのに何か月もかかったのに比べれば、
なぁんて早いの!
さらに、

 

 

左にぶれて写っているのはMの手です。
お食事中にさわられても逃げない! 怒らない!
というか、それどころじゃなく、おなかすいてたんですね。
毛がふかふかしているので見た目にはよくわかりませんが、
腰のあたりはけっこうやせていました。
ゴハン3杯食べていきました。 
 

まだ、これでうちの子、というわけではありません。
居つくとは限らない。どっか行っちゃうかもしれないし。
第一、さんちゃんが、家に入るのは断固許さんと言っています。

今は亡きマドリは、フレンドリーで、つきあい上手な猫だったので、
まず女の子たちと仲良くなり、真鈴に認められたついでに、
さんちゃんとも、なーんとなくなじんでしまったのですが、
(それでも最後まで1メートル以内には近づきませんでした)
この子には、そういう世渡り術があるかなあ。

えーと、現役男子、です。性格は、まだ不明。
前に来たリッツみたいな奴じゃないことを祈る!
念のため台所はしっかり閉めておこう。

「ウラマド」という仮名は、呼びにくかったので、
とりあえず「ウラちゃん」ということになりました。
背中の模様、上から見ると、亀の甲しょってるみたいでしょ?
亀といえば、浦島。

 

 

本日の「いいね!」


Bosco Verticale

イタリアのミラノにある「垂直森」と名付けられたタワーマンション
(高さ110メートルと76メートルの2棟)には、900本の樹木と
2000本以上の植物が植えられている。
4か月に一度やってくる「庭師」さんたちのお仕事っぷり!
(リンク先の一番下の動画をごらんください)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ややや?

2016-06-17 20:37:14 | 日々

梅雨の晴れ間の真昼間です。
玄関のドアを開けて、お隣の畑のほうを眺めると、

ややや? あれはウラマド君じゃないか。

 

 

静かに通過中。

 

 

 

ややや? あとからクレちゃん来た。

 

 

 

クレのほうが大きく見えるんだけど。カメラの角度のせいだろうか。

 

 

その1時間後。
居間から網戸ごしに外を見たら、

ややや!? あんなところに…

 

 

来てる。
それも、ばっちりカメラ目線で。
窓越しだけど、人との距離は3メートルほど。 



 

何枚か撮って、あとで見たら、どの写真も、まるでコピーのように、
姿勢も表情も同じに写っていて、ぬいぐるみの猫のようだ。 

はっきりいって、可愛い。
なんなの、そのゆったりしたポーズは。
そろえた白いおてては。
甘えるような、訴えかけるような目は。

昨日までは、断固として追い払う方針をかためていたMが、
「ゴハンあげてたら、そのうち馴れるんじゃないの?」と言い出した。
ええええっ?

がらっと窓をあけたら…逃げました。 

 

これは、うちに来たころのマドリ。

 

あらためて見ると、マドリのほうがよほどふてぶてしい顔をしている。
似てないですね、ぜんぜん。 

 

 

 

警備隊長は、気づいてないらしい。

 

 

「さんちゃん」と呼ぶと、遠くから「にゃー」と返事をする。
のんびりしている場合じゃないぞっ!

 

 

本日の「いいね!」


イチローTシャツ10選

「いいね」って言われるところがすごいんだな。
普通の人が着たら「なにそれ」でしょ。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木登り小僧

2016-06-17 00:45:01 | 日々

クレ、きょうは八重桜の木に。

 

 

下りるほうがややむずかしい。いつも。

 

 

んーっと…

 

 

ここまで来れば楽勝だね。

 

 

午後じゅう姿の見えなかった真鈴が、夜になって帰ってきた。
小雨が降っているので、びしょ濡れだろうと、拭きに行ったら、
真鈴と入れ替わるように、台所のほうからウラマドが出てきて、
「あ、ちょっとスイマセン、見逃してください」という感じで、
目を合わせず、トトトトッと足早に横切り、猫穴から外へ消えた。
え! いたの! と、思わず笑ってしまう。

いや、笑っていてはいけないのだった。
先日は、深夜に階下でギャオギャオギャオの大騒ぎ。
どうやらゴハン食べに侵入し、出ようとしたところで
外回りから帰ったさんちゃんと鉢合わせした模様。
朝起きたら、そこらじゅうに灰色の毛がぽわぽわ散っていた。
これはさんちゃんの圧勝というところ。
しかし、それで懲りたかというと、ウラ公は、懲りない。

昨夜は、寝る前に猫穴を閉めてしまうことにした。
ところが、うっかりして、さんちゃんを閉め出してしまったので、
深夜に開けて入れてやる。と、ここぞとばかり、ウラ公も入ってくる。
追い払ってまた閉めれば、さんちゃんがこんどは出るといって
ナーナーと大声で鳴く。
出せば出したで、たちまち裏庭でけんかになる。
結局、猫穴閉鎖は、余計な手間がふえるだけで、駄目。

市販のロック式の猫ドアをつけることも検討してみた。
でも、首輪につけるマグネットキーが2個しかついていないようで、
あとの3匹分はどうしたものか。
どうせいくつあっても、かわりばんこになくしてくるに決まってるし、
(はずれにくい首輪は、逆に、ひっかかって危険なこともあるし)
そもそも、きななに首輪をつけるのは不可能なんじゃないかと思う。

用心深いきなちゃんは、よそ猫の侵入をいち早く察知する。
さんちゃんは、猫穴から1メートル半のところで番をしているが、
ときどき(不覚にも)熟睡してしまって、突破されたことに
気づかないことがあるのだ。
2階に複数の猫がいて、誰も気づかないのに、きなちゃんだけは気づく。
黙って、静かにすすすっと動き、低い姿勢で、その方向に首だけのばし、
尻尾の先をぴっぴっと左右に素早く振る。
(なんか来たよ)
と、無言で知らせると、向きを変えて、すすすっと自分の定位置に戻り、
あとはじいっと、じいっとしている。
何かこの子には、他の子にない特殊能力がそなわっている気がしてきた。 



 

八重どくだみ。二番花は、なんとか八重に咲きました。

 

 

ハハコグサの葉の水玉。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

本日のゲスト

迷い子のコクワガタくん。

(紫陽花は「演出」です。ふつう、こんなところにはいません)

 

 

 

こっちのほうがかっこいいね。

 

 

本日の「いいね!」

干支(えと)になりたいニャンコたち

いつでも猫年です。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒメジョオンなど

2016-06-14 22:54:23 | 日々

ハルジオンとの違いは、時期。
いまごろから咲くのは、ほぼすべてヒメジョオン。
つぼみは下を向かない。
花も茎も葉もしゃきっとした印象。 

 

 

水玉率はわりと高い。

 

 

ハルジオンが「紫苑」なのに、ヒメジョオンは「女苑」というのが、
どうもすっきりしない。
どっちかが間違ってるような気がしてならない。
よく似ていてまぎらわしい植物なんだから、
名前くらいはそろえておいてほしいものですが。

英名の fleabane は、このムカシヨモギ属(のどれか)が
「かつてノミよけと考えられていた」ためだそうで、
うちのネコノミーズ対策に使えるのでは、と一瞬期待したけれど、
ヒメジョオン自体にそういう成分があるわけではないみたいです。
ヨモギ同様、生乾きの状態でいぶせば、煙で蚊よけにはなる、かもしれない。

 

 

そして、また水玉拾い。

 

 

 

 

 

 

 


 

もうじき咲くキキョウのつぼみ。

 

 

水玉橋を渡っていくのは、ルリハムシくん、かな?

 

 

 

ようこそ、マジシャン。

 

 

本日のクレ。

いちについてー、

 

 

よーい…

 

 

どんっ!

 

昨夜も、階下でさんちゃんがうなるので、のぞいたら、
ウラマドが居間のまんなかまで入ってきていた。
追っ払っても追っ払っても懲りずに、一晩に何度もやってくる。
毛色が白っぽいのと、きょとんとした顔だちのため、
あまり凶悪そうなイメージがなく、得をしているかもしれない。
隊長が復帰したので、クレは安心して2階で寝ております。
だめじゃないか~。 

(とはいえ、クレちゃんが出ていくと心配ではあるし、
さんちゃんの「引退」というのは、こちらとしても、ちと寂しい、
と思うわけですよ。まだまだ。ね) 

 

 

本日の「いいね!」


Baby Birds Learn Calls From Their Mothers While Still In The Egg 

お母さんがおなかの赤ちゃんに子守唄をうたってあげるように、
卵の中のヒナに声を聴かせる鳥がいるそうです。
ヒナは、卵から孵ると、すぐにそれを真似て餌をねだる。
つまり、それが親子間の「パスワード」になる。
子どものときに聴いたお母さんの歌は、成長後のさえずりにも組み込まれ、
また次の世代に引き継がれていく。

(…のではないか?という学説。とりあえずメモとして貼っておきます)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1年

2016-06-13 11:37:09 | 日々

クレちゃん! クレ!

 

 

なに?

きみがうちに来て1年だぞ、1年!

 

そうだっけ?

そうです。大きくなったもんです。
(しかし、相変わらず隙だらけだよー)

 

 

うちに来てすぐ(生後2か月くらい)のクレ。
目ヤニ鼻水でクシャクシャでした。
この座り方、変わってない(笑) 

 

 

 

かたばみ水玉。

 

 

ちょっとむずかしいバランス。

 

 

ヒペリカム(金糸梅)。
とにかく、鹿が食わないという点が素晴らしい。
オトギリソウ科ばんざい。
(地域的に特殊な価値観が構築されておりますね)

県道沿いに、毎年アジサイが見事に咲く場所がある。
「いいなー、ここ、まだ鹿が来ないんだね」と言っていたら、
つい数日前、夜の10時過ぎ、そのアジサイの植え込みに、
3頭の姿をばっちり目撃してしまった。
あーあー。
こうなったら時間の問題だ。
残念ながら、来年の花はもう期待できないか。

じつをいうと、その2時間前には、みんなで町のレストランにいて、
テーブルには美しい鹿肉のステーキがのっていた。
地元で狩猟免許をとる人が増え、安定した供給ができるシステムが
整ってきたようだ。
ばりばりと花を食っている鹿さんたちは、これからは
ヒトに食われないように気をつけたほうがいいでしょう。
それが結局は、山村の荒廃をふせぐ一番の方法でもあるし。
 

 

クロガネモチの花。
この木と、クリ、イボタノキなどの花に、クマバチやスズメバチが
入れかわり立ちかわり訪れていて、重低音の羽音がものものしい。
小さい地味な花で、香りも(ヒトには)良くないけれど、
蜜は豊富にあるらしい。 

 

 



梅雨きのこ。

 

 

 

たまたま、目の前に、いたので。 

 

 

そして、こういう一見なんでもない場所にも、



 

 

ごほうびが用意されている。

 

 

本日の「いいね!」


ペットショップにいくまえに

どいかやさんの絵本。
子どもにもわかるやさしい内容なので、ぜひ。
こちらからダウンロードして印刷もできます。

自慢じゃあないが、わが家の歴代犬猫のうち、
ペットショップから来た子はいません。
犬は、もらった3匹(うち1匹は保護犬)、
拾った(というか、置いていかれた)2匹。
猫は、もらった1匹、あと11匹はぜんぶ「天から降ってきた」。
クレは、降ってきた11番目の猫です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

よそ猫・ウラマド

2016-06-12 15:03:01 | 日々

このところ毎日のようにやってくるよそ猫。
白とグレイで、シッポは長い。
隙を見て猫穴から入って、ゴハン食べているらしい。
ジャッキーみたいにガツガツせず、じょうずに食べるので、
来ても気づかれないことが多い。
見つかってもジャッキーほど泡食ってドタバタ逃げない。
上の写真は、夕方に2階のベランダから撮ったもの。
何かくれるのかなあ、という期待の混じった視線。

この色と柄、それに目と目の間隔が微妙に狭いところが、
マドリに似ているので、「ウラマド」と呼ぶことにした。
マドリは目がグリーンだったけど、同じ一族の出のような気がする。
いったいどこから来るのかなあ。

昨夜は外でさんちゃんとうなり合いをやっていた。
さんちゃんの凄みのある低音に対して、ウラマド(仮名)の声は
オクターブ高く、まだ若いのかもしれない。
(一度は引退したと思われたトレヴィル隊長ですが、
このところ連続して現場に出ております。
それというのも、見習い隊士のクレが頼りにならないからだよ!)
 

 

これは5年前、まだ人に馴れていなかった頃のマドリ。
似て…ませんかねえ。
猫なんて、色柄さえ似ていれば似ているように見えるもので、
なかみは1匹ずつ、こんなに違うものかと驚くほど違うんだから、
「似ている」ということにはほとんど意味がないですが。
わたしの携帯の待ち受けは2年前からマドちゃんです。 

 

 

裏庭のミントをちょっとだけ池のそばに移したら、
よろこんでふえること、ふえること。
腰の高さまで伸びて、勢いよく茂っている。
新鮮な葉を4、5枚つんで、熱湯を注ぐだけのミントティー。
今の時期はまだホットで。
真夏になったら氷を入れて。

 

 

お隣のフェイジョアの花。
実だけでなく、この花もサラダで食べられるそうです。

 

 

 

色も形もふしぎ。
実が熟すまで、どうか鹿さんズにみつかりませんように。

 

 

 

Mのメモ。
「マムシに気をつけましょう」と書いてあった。
すもも嬢さんは、いつもテーブルの上で寝ているので、
モデルになる率が高い。

 

 

はい、こちらが実物。

 

 

本日の「いいね!」


手品

種も仕掛けも、わかりません。
スウェーデンのアーティストPer Helldorffの作品。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時間軸について・その2

2016-06-11 11:15:32 | Q&A

さとうさんからご質問をいただきました。

 いつもサンゴロウとドルフィンの物語を楽しく読ませていただいています。
 どうしても気になることがあったので質問させて下さい。
 ドルフィンシリーズは、『最後の手紙』から少したった後の物語でしょうか?
 『最後の手紙』の季節が春の始め頃だとして、(予想です)
 『ドルフィン・エクスプレス』の季節は春の中頃だと考えました。
 そこから『光のカケラ』まで、春から冬にかけての物語ということは、
 『最後の手紙』から『光のカケラ』まで、1年たたない中でのお話だったのか!
 と衝撃を受けました。
 今まではドルフィンの物語は最後の手紙から何年か後の、
 ずーっと先の物語だと思っていましたので、
 年月を経て、サンゴロウがより渋くなってる!
 と勝手に思っていました(^^;;
 でもよくよく考えると、ミサキは大きくなってないよな~と。
 このように私は勝手に解釈したのですが、どうでしょうか?

 

じっくり深く考えて読んでくださってありがとうございます。
作者冥利に尽きる、という気持ちです。

えーっと。
ちょっと待ってね、本持ってくる。

その間に、以前にお答えした 「時間軸について」 を
もう一度参照していただいて…と…

はい、お待たせしました。どすん!(=15冊)

『最後の手紙』は、たしかに、サンゴロウシリーズの最後の巻です。
が、時系列的にも最後かというと、それはよくわかりません。
というのも、『金の波銀の風』という番外編がクセモノで、
この3つの短編は、もしかしたら、サンゴロウシリーズよりもあとの、
ドルフィンシリーズの時期に重なる可能性もあるからです。

これもどこかに書いたかもしれませんが、『手紙』が最後になったのは、
諸事情によりシリーズを10巻で終わらせる必要が生じたからで、
ほんとはここで「王手」がかかるはずではなく、世界はもっと
(たぶん「ドルフィン」側にも)ぼんやりとめどなく広がっておりました。
だから、あとから全体を見渡してみると、『手紙』はなんとなく
突出した奇妙なマイルストーンのように見えます。
これは計画性のない作者のせいなので、いまとなってはしょうがない。 

さて、手がかりは、『最後の手紙』に出てくる「みかんの花」でしょうか。
人間界と同じに考えるなら、これは晩春から初夏の季節感です。
(海ツバメが営巣中というのも、同じく)
一方、『ドルフィン・エクスプレス』は、もうすこし早春の空気なので、
この2つは同じ年の連続した話というわけではなく、間に少なくとも1年、
たぶん数年はあるんじゃないかと、わたしは思います。
ただ、十数年も後、ということはなさそうだけど…。

ドルフィンのサンゴロウが、ぐっと渋いキャラになっているのは、
テールという若者の視点で書いたせいでしょう。
ずっとサンゴロウの一人称だったら、こんなに違いは出ないと思う。
(つまり、内的葛藤も外には表れないヒトなのだよね)
テールとの書き分けの都合上、「渋め」に調整したということもあります。
『旅のはじまり』のときから、サンゴロウさんは年齢不詳だったし、
そこから『手紙』まで、7年かそこらは経過していますから、
それなりに年齢も重ねているわけで。

(あれ? 「7年」で、いいんだっけ?) 

このいい加減な作者は、創作ノート的なものをきちんと作る習慣がなく、
本が完成すると、校正刷りをはじめ、元原稿からメモの切れ端まで、
きれいさっぱり捨てちまうもんですから、
(ええっ? 捨てちゃうの? って言われましたが、とっとくもの?)
時間がたつと忘れてしまったりします。
そもそも自分で考えて自分で書いたということを忘れちゃうらしい。
困ったものです。
でも、こうして「客観的に」解読をこころみるのもなかなか楽しいので、
「じゃあ、これはどうなんだい」っていうあらたなご質問がありましたら
いつでもどうぞ。
 

 

最後の手紙―黒ねこサンゴロウ旅のつづき〈5〉
 
偕成社 1996年

 

ドルフィン・エクスプレス
 
岩崎書店 2002年

 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏の曼荼羅

2016-06-10 17:13:09 | 日々

パセリの花の曼荼羅。

 

 

拡大してみよう。

 

 

ジャガイモの花。
今年はジャガイモ植えてませんが。
芽がいっぱい出てしまったのを捨てた、かもしれない。
ここは刈った草や枯れ葉などを積んでおく場所なので、
栄養状態はけっこう良いと思う。
収穫できるかな。
これがほんとの自然農法。 

 

 

 

ブルーベリーも色づきはじめた。
この木は小さいけれど、実は大きい。
でも、その場でお口に入ってしまい、持ち帰れそうにない。

 

 

 

 

池のそばのあじさい。咲きはじめの色が黄色っぽく、
ボウルいっぱいのコーンフレークスみたいだ。

 

 

 

そして恒例の…

 

 

 

みずたまじっく!

 

 

本日のさんちゃん。

かんかん照りの日なたを黒猫が横切っていく。

 

 

 

行き先は涼しいところ。

 

 

 

木陰はいいね。

 

 

本日のゲスト。

ドクターヘリ。
夕方、うちの上空をぐるぐるぐるぐる飛んでいるので、
ナニゴトかと思ったら、川向こうのグランドに降りた。
患者さんは隣町方面から救急車で搬送されてきた模様。

(峠で車の事故があったようです。翌日の酔猫さん情報) 

 

 

息子が高校で教わった美術の先生も、何年か前に、
ドクターヘリのおかげで命拾いをしたそうです。
救急車で山を越えていくと2時間もかかるところを、
5分ほどで行ってしまうんだから、ありがたいものです。
(でもぜったい乗りたくないわー) 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あじさいの謎

2016-06-07 17:54:56 | 

家の西側を流れる川は、わさび栽培ができるくらい水質がよく、
水量も豊富だ。
しかし、両岸は猪と鹿にさんざん荒らされている。
岸近くに大きな桜の木があり、その根元にブルーのあじさいが一株ある。
高さ2メートルのワイヤーメッシュで厳重に囲んである。
以前は、もっとあちこちに、たくさんのあじさいが植えてあった。
次々と鹿に食われ、丸坊主になって枯れてしまい、
いまは、かろうじて囲いの中のしか残っていない。

 

何が「謎」かというと、このあじさいは、花がとても小さいのです。
直径15センチどまり。
花のまとまり全体が小さいだけでなく、装飾花のひとつひとつも
小さくて薄く、ほろほろと可愛らしい。
だけど、去年までは、こんな花ではなかった、はず。
よくある(昔からあった)丸くて大きい水色のあじさいだった、はず。
どう見ても、別の品種に見えるんですが。
これと同じ花が咲く木は、見渡す限り、他に1本もないし、
あじさいは種ができないから、よそから飛んでくることもありえない。

木陰なので、かなり日あたりは悪く、草の中に埋もれている。
でも、そういう場所だと、ひょろひょろのびて、花がつかなくなるものだ。
このあじさいは、小さい花がたくさんついている。
湿っぽい日陰にもかかわらず、他のよりずっと早く咲き始めた。
突然変異で新種ができちゃったのかしら。
ふしぎ。

 



花は咲き始めるときが一番美しい。

 






まとまりがないので、いつもうまく撮れない<隅田の花火>

 

 

 

地味な山あじさい系がだんだん好きになってくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日のクレ。

畑の見回りに来ました。

 

 

きゅうりはね、気をつけないと、すぐ大きくなりすぎちゃうんだよ!

(って、気がついたらとってきてクレ~) 

 

 

本日の「いいね!」


ハニーバジャーの大脱走

やるもんですねえ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ちいさなおはなしやさんのおはなし」

2016-06-07 16:59:46 | お知らせ(いろいろ)

2012年に出た本です。
重版見本をいただいたら、神奈川県の
「夏のすいせん図書」になってました。

前にも書きましたが、わたしは子どものとき読書感想文が
ぜんぜん得意じゃなかったし、いわゆる「感動する話」とか
「考えさせられるテーマ」で書くのも得意じゃないので、
「こんな話、感想文が書きにくいじゃないの!」って
苦情が来たら困るんですが(笑)

まあ、せっかくの機会なので、読むだけでも、読んでもらえたら
うれしいな、と思います。
猫も出てくるし、ラブストーリーだし、ね。
絵がとっても素敵なの。
童話の本なので、中はモノクロが多いのですが、
「きれいなみどりがいっぱい」の雰囲気が、ちょうどいまごろの
季節感にかさなります。

この本の絵を描いてくださったこがしわかおりさんの個展。

京都の「メリーゴーランド」にて開催中です。6月15日まで。
関西におすまいの方は、ぜひ。
詳しくは→こちら

(お知らせのタイミングが遅れてしまってごめんなさい。
しかも、お店のサイトにつながらないわ~~)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする