閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

接写

2013-02-15 18:00:33 | 日々

ところで、
ケータイのカメラで水玉は撮れない・・のかな?・・ということで、
実験してみようと思ったら、あいにく手ごろな水玉が見あたらない。
とりあえず、「ミニチュアさんちゃん」に手伝ってもらいましょう。

 

まずは、こちら。
賢いデジタルカメラの「りこちゃん」で撮ったもの。

りこちゃんには1センチまで寄って撮れる接写機能があり、
このフィギュアは横幅が3センチくらいのものなので、
実物よりだいぶ大きく写っていると思います。
(↑パソコンで表示した場合)


一方、ケータイ(絶滅危惧種)のカメラも、
近頃はなかなか高性能になっているという話。
ですが、わたしはほとんど使ったことがなく、使い方がわかりません。
起動するだけで「えーっと・・」と言ってる始末。
接写モードの切り替えを(やっと)発見したので、試してみよう。
・・えーっと・・

あらー、ボケちゃった。
ケータイではここまで寄るのは無理か。

ではどうしたらいいかというと・・

これくらい離れれば、ばっちりピントが合うので、

 

撮ってから、これくらいにトリミングすれば、
まあまあいけるんじゃないかな?
こんど本物の水玉で試してみましょう。
(撮る前に、大きめのファイルサイズで保存するように
設定しておいたほうがいいみたいです)

 

 

セッシャ?
拙者は「あめりかんしょーと何とか」ではないぞ。

いや、キミじゃなくて接写の話だってば。

(さんちゃんはジャパニーズロングテールショートヘアだね)

 

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ミント

2013-02-14 15:45:38 | サンゴロウ&テール


バレンタインデー。
「サンゴロウに」といただいたフリスクミント・・

・・あれ?

ラベルをよーく見ますと、FRISKじゃなくて
SANGOROU
KAINOKUNSEI MINT
と書いてありますの。

貝の燻製ミント??? それ、いったいどんなお味なの? 
(とサンゴロウ本人にぜひきいてみたい)
いや~、面白すぎる柴風花さん。
どうもありがとうございました!


以前うちにいたトマトという名前の猫はミント大好きで、
ガムやハミガキに反応し、ごーろごーろいいながら寄ってきて、
歯ブラシを横からひったくろうとするほどでした。
その後、トマちゃんほどはっきり反応する猫はいませんが、
みんなこの香りが嫌いということはないみたい。

フリスクのCMと、Sharpens you up!
というキャッチフレーズはわたしもけっこう好き。

 

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雪柳など

2013-02-13 23:49:22 | 日々


噴水のように咲く真っ白い小花もきれいだけれど、
それに先立ってぽちぽちと開く新芽の可愛らしいこと。
梅ももう次々と咲きだす準備。

 

 

『10分で読める家族のお話』(学研)というアンソロジーに
「金魚すくいの日」という低学年向き作品を収録していただきました。
これは20年くらい前に学研の学年誌に書いたものの再録です。

「朝読書」というものが小中学校で広まって、
この種の本はけっこう需要があるのだそうです。
10分で読める・・時間で選ぶということに、
やや複雑な気持ちがしなくもないけれど、
学校という場所であれば、それもやむをえないでしょう。

小学校のとき、週に1度くらい「読書の時間」がありました。
図書室に行って、それぞれ好きな本を読んでいいのです。
時間はせいぜい40分だから、ぶあつい本は読めません。
わたしは、たいていいつも植物図鑑を「読んで」いました。
なぜかというと、ものすごく本が好きな子だったから。
面白そうな物語の本はいっぱいある。
だけど、途中で時間切れになって、来週までおあずけなんて、
ぜったい我慢できなかったから。
そういう時間つぶしをする子は少なくなかったと思います。
感想を書くノートに、図鑑の絵を2つ3つ描きうつしていたら、
40分くらいあっというまに過ぎました。

しかたがないよね、学校だから。
なんとかやりすごして、おうちに帰って、好きな本を読もう。
そのための知恵や技術、忍耐や妥協を学んだ場所。
図書室の木製の本棚、すりきれた背表紙の文字、
薄暗い雨の日の廊下、黒ずんだ床のワックスのにおい。

 

おやあ、この時期にタンポポの綿毛!
ひとつだけ、いつのまに咲いたんだろう。

 

「あ、誰だ、食べたのは」
「皮だけ残ってるぞ」

 

 

本日の鳥さん。

オーストラリアのペンギンワイン。
トボけた表情がとってもキュート。
白(シャルドネ)が美味しいです。
(なぁんて、相変わらず大さじ2杯しか飲めない人・・
なので、ワインはラベルの絵柄で選ぶ閑猫・・笑)

 

キャップにも足跡ぺたり。

 

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復活

2013-02-12 11:41:35 | 日々


梅が咲き始め、道端の桜草も。

 

先週から食欲なく寝てばかりで心配だった茶々姫さん。
連休明けの朝イチでお医者さん行こうと思っていたところ、
朝のコーヒータイムにミルクをもらいにトトトッと。
そのあと、階下の猫皿にちらっと目をやり、2階に上がって、
こんどはすもも姉ちゃんのゴハン皿をのぞいております。
お、食欲出たかな?と、とっておきのフードを差し出してみると、
なんと・・食べるではありませんか。

大好きなお刺身も焼き魚も「ぷいっ」としていた子が、
キャットフードをカリカリ食べるようになれば、ひと安心です。

「お外でころりん」が出れば、もうだいじょうぶ。

しか~し・・

病気をするたびにグルメ度がアップする茶々さん。
こういうのばっかりでは、家計が破綻するぞ・・(泣)

 

本日のゲスト。

この中に鹿が2頭隠れています。
さて、どこでしょう。

 

はい、ここ。
頭が2つあるみたいに写っておりますが(←拡大しすぎ・・笑)
右向きの鹿のうしろに左向きの鹿。
たぶんもう1頭、近くにいるはず。
メス2頭+1歳未満の若いオス1頭のグループで、
いつもここを通って行きます。

 

木の幹の後ろからこっちをのぞいているところ。
川をはさんだこっち側のベランダから、コンパクトデジタルで
めいっぱいズームで撮っているのですが、この距離で
人の姿を見たくらいではもう逃げなくなっている!

左の鹿は後ろ向き。
白いハート形クッションみたいなおしりが可愛い。
いつもこの白いハートが3つ一列に並んで、
急傾斜の崖を苦もなくぴょこぴょこと駆け上がっていきます。

 

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羽のような

2013-02-11 09:57:45 | 日々


・・と思ったら、羽ではなく、植物の種子だった。

数日前、風にのってふわふわ飛んでくるのを見た。
ちょうど目の前でサルスベリの木のてっぺんにひっかかったので、
どうやって取ろうかと一瞬考えたが
(木は高さ3メートルくらいあり、のぼるには細すぎるのです)、
数秒でまた舞い上がり、遠くへ飛んで行ってしまった。

きょうみつけたのは、庭の地面の上。
もちろん先日のが飛んで戻ってきたわけではない。
状態がきれいで、長旅の疲れも見えないから、
この植物の本体が、たぶんこの近くにあるのだろう。

種子の長さは20ミリ弱、綿毛も同じくらい。
「種子のデザイン 旅するかたち」(LIXIL出版)という本を見ると、
テイカカズラの種子によく似ている。



 

テイカカズラは丈夫な蔓草で、小さい風車のような白い花が咲く。
たいてい高い木の上などによじのぼっているので、
間近で見る機会がなかなかない。
以前、手の届く場所で咲く花をみつけ、たのしみにしていたら
案の定、あっというまに刈りとられてしまい、残念であった。
(こういうことがあるから蔓草というものが進化するのですね)


  テイカカズラの花 

 

本日のにゃんこ。

風邪ひき茶々さん。
寝袋にすっぽり入って出てきませんので、
本日はシッポだけで失礼。

 

本日の「いいね!」

猫のゴロゴロで治癒力アップ!

ヒトもゴロゴロいうことができたら、
病猫の治癒力を高めてあげられるんだけど。
かわりに低めの声で静かに話しかけてみましょう。

 

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ふくろねこ

2013-02-10 21:27:25 | 日々

あれ?・・と思ったのは水曜の朝。
茶々さんが台所に来なかった。

いつも朝食のあと、Mが2人分のコーヒーをいれてくれる。
わたしはコーヒーにミルクを入れないけれど、Mは入れるのを
グルメ猫のお茶々は知っていて、小さい容器に残ったミルクを
もらってなめるのが毎朝の日課になっているので、
コーヒーをいれ始めると必ず台所のテーブルに陣取り、
「みゃーっ、みゃーっ」とひときわ高い子猫声で催促をする。

それが、水曜の朝は来なかった。
探すと2階で寝ていた。
この時点で、異変に気づくべきでしたが、
気まぐれな猫のことだし、たまにはそういうこともあるかと、
心配しなかったのです。

そこから、ぱたっと、食べなくなりました。
いつもの食卓での強引なおねだりがない。
2階ですももにごはん(すもも用の小粒フード)をあげるとき、
必ず「だだだっ!」とお相伴しに来るのに、それも来ない。
「いらないの?」と鼻先に出すと、ちょっと反応はするけれど、
においをかぐだけで、離れてしまう。

木曜、金曜、食べず、飲まず、動かず、ひたすら眠る。
その間、4度ほど吐いた。
胃は空っぽなので、黄色い液体を吐く。毛玉も混じっている。
脱水症にならないよう、水を少しずつ何度もスポイトで口に入れる。
猫用のふわふわ寝袋に入れてやると、そのままずーっと寝ている。
寒いのでペットボトル2本にお湯を入れて湯たんぽにする。
(そのあと、小さい湯たんぽを買ってきた。容量900ml。
手軽に使えて、ペットボトルより丈夫で安心)

ときどき触って確かめる。朝も昼も夜も夜中も。
身体が柔らかいときと、がちがちにかたいときが交互にある。
かたいのは、どこか痛かったり苦しかったりしているんだと思う。
耳を持って熱いときと、冷たいときも交互に。
耳が熱いのは、発熱しているとき。
でも、熱があるということは、体内の免疫系細胞が
細菌などの侵入者と戦っているということだから、
熱だけ下げればいいとは限らない。
(と、先日TVで人間のお医者さんも言っていました)

猫に限ったことではなく、わが家ではヒトも同じで、
体調の悪いときは、あったかくしておとなしく寝ていれば
治ることが多いものです。
特に猫の場合、具合の悪いときに、わけもわからず連れ出され、
知らない人や動物のいっぱいいる場所に置かれるというのは、
非常に大きなストレスになり、治るものも治らない、だけでなく、
下手すると他の病気までもらってきてしまうおそれがあるため、
極力避けたい。

とはいえ、「寝れば治る」ものか、そうでないものか、見極めは難しいです。
お茶々は過去に2度こういうことがあり、2度とも寝て治しました。
(ただ、この子はFLUTDという猫によくある病気の常連さんでもあり、
その症状が出たときは、有無を言わさず即お医者行きとなる)
一番安心な場所で、安静にする。
治ろうとする身体の自然の力を邪魔しない。
ヒトも猫も基本は同じだと思います。

土曜日。吐かなくなった。
すももにあげるフードの音に反応して、目が動く。
でもまだ自分からは何も食べようとしない。
切手の半分ほどのマグロの赤身を口に押し込む。
ごっくん。よしよし。
1時間後、猫缶(いつものより2ランク上!)のゼリー状のところを
口に押し込む。ごっくん。舌を出してスプーンをなめた。
さらに1時間後、ヨーグルト。起き上がって大さじ半分なめた。

日曜日。
おすわりしてお皿から自分で食べようとする意欲をみせる。
窓の前にすわってぼーっとしているので、裏庭におろしてやると、
貯水タンクの横に行って、パイプの継ぎ目からぽたぽた落ちる水を
長いことかかって飲んだ。
タンクに入る前の「お山の天然水」が飲みたかったのかな。
ぴちゃぴちゃなめる舌の動きに勢いが戻ってきている。
南天のしげみに入ってご用をすませると、
そのへんにころがっている古材木でバリバリと爪とぎ。

猫の場合、「顔洗い」「爪とぎ」「大あくび」ができれば、
とりあえず危機は脱したとみていいでしょう。
お昼に食卓でチーズを切ったら、気配を察して2階から
トテントテンと降りてきたのには驚きました。
実際にはちょっぴりしか食べられませんが、これは良い兆候。
午後、庭に出て、あじさいの根元の陽だまりに
しばらくぺったり座っていました。

猫が好んで座る場所には、地磁気だか何だかの流れがあり、
それが身体に良いことを猫は本能で知っている・・
という話を昔どこかで読んだけれど、ほんとかなあ。
そのあと、ふたたび「寝袋・湯たんぽつき」にもぐって、
こんこんと眠る。
なんだか有袋類の赤ちゃんになったみたい。
新種の「フクロネコ」だ。

まだかなりむらがあり、油断はできませんが、
その調子、ちょっとずつ、元気になろう、茶々さん。

 

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光の春

2013-02-09 22:39:56 | 日々

 

 

 

 

 

 

 

芝生のハハコグサ。
地表のロゼットから早くも起き上ってきた。

草餅は、昔はヨモギではなくハハコグサを搗き込んだものという。
「我が衣手に雪は降りつつ」・・まだ寒い野で摘む「若菜」には
もしかしたらこういうものもあったかもしれない。
ビニールハウスも促成栽培も冷凍冷蔵庫もなかった時代、
春先の植物の芽ぶきはさぞ待ち遠しかったことでしょう。


 

 

本日の鳥さん。

またりんごか~。う~ん、ほんとはみかんのほうが好きだけど・・

 

食べよっと。

 

 

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スープのつくりかた

2013-02-07 15:57:15 | 絵本のつくりかた


閑猫堂って「水玉屋さん」だったのね、と言われそうな今日このごろ。
たまには本業(←ほんとか?)の話もしてみましょう。


3冊の絵本が、少しずつずれて進行中です。
おしごとの流れは、だいたいいつもと同じ。
場面割りをして文章を書きます。
文章をもとに、画家さんにラフ(下絵)を描いていただきます。
それを見て、思ったことをお話しして、問題点があれば、
編集者さんと画家さんと相談して、他の人たちの意見もききながら、
絵を修正していただくこともあり、文章を変更することもあり。

そうしていくうちに、ちょっとだけあいていた隙間がきちっと詰まり、
ちょっとだけゆるんでいたねじもしっかり締まって、
全体の姿がくっきりあらわれてきます。
絵がついて、色がついていくうちに、それまで気づかなかった
「この本の重要テーマ」がふっと浮かびあがってきたり、
思いがけない名案がひょっこり生まれたりするので、
この過程はものすごーく楽しいのです。

わたしは協調性が不足気味の人間なので、
基本的に何でもひとりでするほうが得意なのですが、
ヒトひとりぶんの頭の容量なんてたかが知れており、
小さい鍋は早く煮詰まる。
そして、ひとりではできないこともいっぱいある。
ことわざに、船頭多くして舟山にのぼる・・とか、
コックが多すぎればスープが不味くなる・・とかいいますが、
必ずしもそうとは限りませんでしょう。
それぞれが厳選した材料を持ち寄り、それぞれの特技を生かして、
おいしいスープができないわけがない!というのがわたしの考え。

口で言うのは簡単だけど絵に描くのはむずかしい、というものが
この世にはたくさんあります。
絵も文もひとりでかかれる方なら、「描きたいものを書く」
(≒「描きにくいもの、描きたくないものは書かない」)
という選択も可能かもしれませんが、そうでない場合、
とんでもなく変な注文をするヒトがときどきいますので、ね。
(前に翻訳した話で、ハリネズミがシャツを着ている設定があり、
これ、どうやって絵に描くんだろ?と心配したことがあります。
さいわいにして、それは絵本にはなりませんでしたが・・笑)
今回も、空飛ぶぺらぺら猫だとか、象さんの「観音隠れの術」だとか、
ぺらぺら猫プラス四つ葉のクローバーだとか・・
勝手なことを言ってあちこちご迷惑をおかけしております。

いや、言ってる本人だって実物は見たことがないわけで、
絵を目にして初めて「わ! ほんとにいたんだ!」と驚いたり、
「なぁるほど、こういうのだったのね」と深く納得したり。
無からナニカをつくりだすのが言葉。
そのナニカにカタチをあたえてくれるのが絵。
わたしは自分では絵はぜんぜん描けないんですが、もしかしたら、
描けないからこそ言葉を自由に使えるのかもしれません。

3冊のうちの1冊は、電車が出てくる絵本です。
この中に、色の違う電車が立体交差ですれ違うシーンが
あったらいいなあと思って、それを書きました。
わたしの頭の中にあったイメージはJR秋葉原駅・・
首都圏の方はおわかりと思いますが、ホームが2層になっていて、
山手線、京浜東北線が並走する上を総武線が横切っている。
だから黄色と緑の電車の立体すれ違いは日常的に見られる・・
と思っていたら、取材に行ってきたM(この人が絵を描くのです)が、
「ホームから両方見える場所は、ない!」と。

ええー、そうなの?
おっかしいなあ、ぜったい見た気がするんだけど。
と言ってもはじまらない。
ヒトの記憶なんていい加減なものです。
どうする?
秋葉原駅をちょっと改造させてもらって、見える「こと」にする。
本当に見える別のモデル駅をさがす。
どこでもない架空の駅と電車をつくっちゃう。
それとも・・あきらめて他のシーンに変更する?

フィクションで子供向きの絵本なので、どの手も「あり」だと思いますが、
さて、どうなりますでしょうか。

そういう感じで、この春には相次いで「美味しいスープ」が完成しそうです。
おたのしみに。

 

本日の「いいね!」

ドミノキャット (動画)


茶々さんも、やってみよっか?

「・・やだ」 

 

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豆の茎

2013-02-05 17:00:48 | 日々


この冬の畑は惨憺たるもの。
いまだにブロッコリーもちっちゃいままだし、
大根などは、収穫できないまま花咲いて終わりそうな気配。
かろうじて豆類だけが、畑の隅でひっそり出番を待っている。

昔話の「ジャックと豆の木」は tree ではなく stalk なので、
厳密にいえば「豆の茎」になるのでしょう。
マメ科の植物の中には実際に大木になるのもあるけれど、
食用の豆に限定するなら、多くはつる性の茎で何かに巻きつく、
あるいはひょろひょろの茎を巻きひげで支えながら伸びる。
雲の上まで伸ばすには、1本だけではだめで、
どうしても支柱になるものが必要になる。

よく絵本などで見るのは、数本の茎がよりあわさって伸びていく設定で、
これは「沈む前に次の足を出せば水上を歩ける」というたぐいの話。
つまり、いかにもできそうだけど現実にはできない。
うちのお豆さんたちも、そうやって自立してくれるといいんだけどね。
(豆の支柱が、よく途中で「連鎖倒産」してしまうもんですから・・笑)

画像はグリンピースの巻きひげ水玉。

 

 

 

 

 

本日の「いいね!」

Glass Duo (動画)

グラスハープによる「トッカータとフーガ ニ短調」

 

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「おすしのせかいりょこう」朗読

2013-02-05 14:16:57 | お知らせ(いろいろ)

FMラジオ番組で朗読していただくことになりました。

2月6日(水)夜21:50~/7日(木)夜20:48~
J-WAVE / FM802 
Force Club Reading For Your Heart


オンエア後に、こちらのサイトでも聴けるようです。

ラジオなので絵本の「絵」を見ることはできませんが・・
そのかわり、言葉から想像するたのしみがあるかな。
大人になっても、本を読んでもらうのって、良いものです。

おすしのせかいりょこう
竹下文子・作
鈴木まもる・絵
金の星社(2008年刊)

 

 

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