閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

朝露ティアラ

2020-10-25 20:31:00 | 日々

きらきら。

 

ノコンギク。

 

チカラシバ。

 

 

キバナアマ。

 

 

ナンテン。

 

 

木枯らし1号かな?という強風が一晩吹いて、景色を晩秋らしい色に変え、ついでにウェブアーティストたちの作品群を一掃してしまった。
落ち葉があちこちに吹き溜まっている。芝にひっかかった落ち葉が掃きにくいので、トングで拾っていたが、数があまりにも多すぎてあきらめた。
残り半分の、そのまた半分ほどのトレニアを、思い切ってごっそり抜き、あとにビオラを9株。咲き終えたブルーサルビアを移動して、鉢の土を入れ替え、そこにもビオラを3株。園芸売り場でさんざん迷ったあげくの、またビオラ。芸がない。秋から春まで植えっぱなしで簡単なものって他にないかしら。
植物は好きでも、特に園芸好きというわけではないので、落葉したアジサイの間に落ち葉が積もっただけの庭だって、個人的にはじゅうぶん楽しめるけれど、いくらなんでもそれでは格好がつかないでしょう。

マスクがない、どこにもないといって右往左往していたのが、すでに遠い昔のことに思える。
いまや多種多様なマスクが選び放題で、あれほどみんなが欲しがった不織布の使い捨てマスクなんか、町でつけている人は少ないくらい。マスクだけでなく、それを収納するケースだの、さらにそれの入るポケットつきバッグだのと、関連商品もあふれかえっている。
接客業の人(わたしが勝手に「お師匠」と呼ばせてもらっている、会ったことのない人)によると、長いコロナ休業のあと、マスク着用で営業を再開した当初、お客さんの声がマスクでこもってしまい、まったく聞き取れなくて困ったそうだ。顔を見ても、口の動きが見えないから、何をもごもご言っているのか見当がつかない。怒っているのか笑っているのかさえよくわからない。何度も聞き直し、だんだん耳を近づけていくので、ディスタンスどころではなくなってしまう。
それが、しばらくしたら、不思議に聞こえるようになり始め、いまや何メートルも離れたところからでも正しく聞き取れているという。
コミュニケーションの必要にかられて、聞く側の耳や勘が鋭くなったのかもしれない。話す側も、マスクに対応する発声法を身につけたのだろう。人間の適応力というのは計り知れないものだなあと思う。

 

本日のコマちゃん。

 

 

自分がカワイイってことをよく知っている顔。

 

真鈴の前足がちょうど喉をおさえているので、寝苦しいのか、断続的に耳をびくっ、びくっと振っている。それでも起きようとはしないコマ吉。
近ごろは、夜中か明け方に外に出て「もぐら釣り」に興じているらしい。朝になると、やや泥っぽい足でわたしの布団にのって寝ている。

コメント
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