ピント合わせの練習です。
いまいち合ってない(笑)
3枚目は、じつはカメラが違うので、すごく鮮明に写るんだけど、被写体が被写体だから、あんまりリアルすぎるのもちょっと困るんだな。
多少ぼや~っとしているほうが閑猫らしいのではないでしょうか。
(「違うカメラ」の話は、いずれまた)
子どもがあやとりをしているような可愛らしい網。
このときは風があったので、ひっきりなしに揺れてうまく撮れなかった。翌朝、再挑戦!と思って行ったら、もうこの場所にはなかった。
ある日のクレコマ・その1
ないしょばなし。
「あのね、じつはね」
「えっ、ほんと?」
どんな情報が共有されたのか。
その2
あめふってるね。
あめ、いつやむの?
朝起きたときから、コマ吉がいなかった。
いつも早朝に起きて別棟のアトリエに行くMが、まだ暗いうちに外にいるコマちゃんを見かけたというのだが、それきり帰ってこない。
あちこち呼んでまわっても、まったく気配がない。こういうことは珍しい。
他の子と違って、コマは「呼べば来る猫」だ。昨日だって、わたしにくっついてあっちで遊び、こっちで遊び、最後は姿が見えなくなったけれど、「帰るよー」と呼んだら、50メートルくらいむこうにぴょこっと耳が出て、そこからシッポをふくらませて全力疾走してきた。そういう猫なのだ。
ときおり小雨がぱらつく肌寒い日。クレ坊なら何も心配しないのだが、甘たれで寒がりで雨が嫌いなコマ吉は、こんなに長く家をあけたことがない。ひとりで、どこで、何をしているのだろう。
ニュートラル猫とはいえ、コマもいちおう3歳の成猫オス。とつぜんテリトリー意識に目覚めて「旅」に出ちゃった、ってことは、ないよねえ。
前みたいに、よそ猫についてっちゃったとか…?
山に入って、猪さんに遭遇して、びっくりして逃げたとか…?
夕方から本降りになり、夜には今シーズン初めてストーブに火が入った。
迷っているかもしれないので、目印になるよう玄関灯をつけ、居間のカーテンも少し開けておく。
雨でも帰ってこないということは、おそらく濡れないところにいるのだろう。それなら、やむまでは動かないだろうから、うーん、明日だろうか。
などと思いつつ、夜9時をまわった頃。
いきなり机のパソコン横に、「ボン!」と音をたてて、キャラメル色の物体が出現した。
あれえ? コマちゃんか? コマちゃんだ!
背中をさわってもぜんぜん濡れてなくて、傷も汚れもなく、足先が多少泥っぽいくらい。
すぐゴハンあげたけど、別にがつがつ食べるわけでもなく、ちょっぴりよそよそしいような、なんとなく「オトナっぽい」ような顔をして、半分残して、またふいっといなくなった。
階下に降りてみたら、大好きな(おひさしぶり)ストーブの裏の「三角地帯」で、うにゅーんと身体を伸ばして寝ておりました。
やれやれ。
本日の「いいね!」
Miniature Mixed Media Lace Works Depict Pastoral Scenes
小さな手仕事アート。
ハンガリー出身の Ágnes Herczeg の作品。