閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

2015年のおしごと

2015-12-31 22:33:11 | 日々

 

○出版したもの

『酒天童子』(平沢下戸・絵 偕成社)
『スプーン王子のぼうけん』(こばようこ・絵 鈴木出版)
『にゃんともクラブ』(かとうまふみ・絵 小峰書店)

『おはよう!しゅうしゅうしゃ』(鈴木まもる・絵 偕成社)
『すすめ!ゆきのきゅうじょたい』(鈴木まもる・絵 金の星社)
『こねこのえんそく はるののはら』(さこももみ・絵 ハッピーオウル社)

1冊だけ古典が混じっているのが非常に珍しい(笑)
これがきっかけで古い本をいろいろ読んでいます。
絵本は、シリーズものの良さと難しさの両面を感じつつ。
 

○これからの予定

春までに新しい絵本が2冊できる予定。
8月末には、幼年童話も1冊。
どれも初めてご一緒する画家さんで、いい本になりそう。楽しみ。

お預けしてあるものが、あと2冊くらい。
考え中のものも、たくさん。
またまた年越しちゃうものもありますが…
どうか長い目で見てやってください。 

 

閑猫堂も、来年で10年になるのですが、
たまに前のほうをみると、だいたい毎年同じようなことをして、
同じようなことを書いているのがわかります。
書いておかないと忘れちゃうような些細なこと。
書いておいても忘れている。
変化も、進歩もしてないなあ。
いやいや、『鏡の国のアリス』の赤の女王も言ってるけど、
「その場にとどまるためには全力で走り続けなければならない」のよ!
なぁんてね。
ちっとも走らない閑猫です。
この1年、おつきあいいただきありがとうございました。
来年も、寄り道しながら遊びましょう。
みなさま、よいお年を!

 

 

 

本日の「いいね!」


Stargate Studios VFX & VB Reel 11-2013

ジョルジュ・メリエスから1世紀あまり。
もうここまで来ているのか!と思ったら、
これさえすでに「過去」だとは。

結局、どうやって作ったかは問題じゃない。
どう見えるかがすべてなんだ。
(って、スヌーピーの漫画で誰か言ってなかったっけ?)
 

 

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ヤマネ

2015-12-31 21:54:59 | 日々

大晦日に、珍しいゲスト。

Mがあちこちの木につけている小鳥の巣箱。
この桜の木の巣箱は、わたしが今年の2月に
工作でつくったもののひとつ。
↓ 
これです。 



いつもは春先までこのまま置いとくのだけど、
今年はMが早めにはずしてお掃除をしようとしたら、

 

開けてびっくり玉手箱。
なんとヤマガラの巣材の苔の中に…

 

 

これが入っていた!

 

 

きゃ~、ヤマネちゃんだ~。
まんまるボールになって冬眠中でした。

いやー、ヤマネ、いるとは聞いていたけれど、
実物は初めて見ました。小さい!
実物大というヤマネのぬいぐるみがあるのですが、
それよりだいぶ小さいような感じ。
夜行性だし、木の葉が茂っているときに近くにいたって、
まず絶対に見つけることはできないでしょうね。 

もっとよく観察したかったのですが、起こしてしまうと
いけないので、また苔の中に入れて、枯れ葉をかけて、
巣箱ごと木の上に戻してやりました。

 
 

おなじみテニエル描く『不思議の国のアリス』のお茶会のシーン。
三月兎と帽子屋の間で寝てる、何だかよくわからない奴が、
眠り鼠ともいうヤマネ。
これで見ると、モルモットくらいはありそうなイメージなんだけど、
そもそも兎がアリスより大きいんだから、あてにはならないか。
お話に出てくるのは、動物学的なヤマネではなく、キャロルの創作した
眠り鼠というキャラクターなのかもしれない。
英国のヤマネが日本のヤマネより大きいかどうかは未確認です。 
 

<追記>
 
ヨーロッパには、3倍くらい大きいオオヤマネというのもいるそうです。
古代ローマ人はこれを捕まえて太らせて食用にしたとか。 
 
 

本日の「いいね!」 


アルミカンショートヘア 猫の大喜利18選

こんなん見てたらきりがないけど、ついつい。

 

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