閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

彼岸花

2015-09-20 23:57:01 | 日々

昨秋から、ついにヒガンバナ(花の部分)までが、
鹿の「食えるものリスト」に追加されたようだ。
球根にくらべて、花は毒性が弱いのだろうか。
今年はまだ被害を目にしていないけれど、そろそろ来るかな。

毒のあるものまで食べなければならないほど、鹿たちが
困窮をきわめているかというと、それはちょっとあやしい。
人里に降りてきて、多種多様な野菜や園芸植物の
味に慣れ親しんだ結果、鹿の食生活は飛躍的に豊かになり、
未知の味に対してもためらいがなくなってきた。
規制が大幅緩和され、タブーが消滅したのである。
「じいちゃんは毒だって言ってたけどさあ、オレ食ったけど
なんともなかったし、舌にぴりっときて、いいじゃん」
と、おもに若い鹿たちの間で、刺激を求めてヒガンバナを
食うものが出てきて、ちょっとしたブームになっている。

…かどうかは知りませんが。

  

 

 

 

 

 

 

 

空き家。
直径2センチ弱の殻が、この時期はやたらと目につく。
なぜこんなに殻ばかりが? 
なかみはどこへ行ってしまったのかと奇妙に思うのだが、
からっぽの殻は白くなるから、土の上で見つけやすいのだ。
生きているカタツムリは保護色だし、ふつう夜行性だから
日中は出会う機会が少ない、というだけのことだろう。

しかし、みんな揃えたように、このサイズ。
これより大きいのも小さいのも見かけない。
小さいのは殻も薄くて壊れやすいし、大きいのは…
大きくなるまで生きのびる個体そのものが少ない、ということか。
それとも、小さいけど、これで成体なのかな? 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際は、こういう見通しの良い場所には落ちていません。
ちょっと遊んでみました。

 

久しぶりにスケールの大きい雲が出た。

 

 

 

 

 

本日のクレ。

しゃがむと、すぐ膝の下に入る。

 

 

 

 

長靴のヒモにじゃれているところ。

 

 

本日の「いいね!」


インドネシアの鳥型廃墟

作った人は鳩のつもりだったらしい。
地元では「鶏教会」と呼ばれているとか。
1990年に宗教施設として建てられ、2000年に閉鎖された。
意外と新しいわりには由緒ありげな廃墟っぽいところが良い。
どこかの国立競技場も、いつか廃墟になったときに、
「いいわねー」と海外から人がわざわざ見に来るような、
風情のあるものになると良いけれど。

 

こちらもおすすめ、

鯉の棲む廃墟

バンコクの元ショッピングモール。
1999年に火災にあい、そのまま放置されているが、
なぜか地下にたまった水の中に、大量の鯉となまずが
生息しているという。 

コメント
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