閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

オイルステイン

2012-09-07 11:30:47 | 日々

ちょいと洒落たミニテーブル・・のような顔をしていますが、
じつはこれ、お風呂の椅子。
粗大ごみに出されたものをいただいてきちゃいました。

長いこと倉庫にあったらしく、全体に薄ぼんやり灰褐色になっていたので、
たわしでこすって水洗いして、よく乾かして、サンドペーパーをかけ、
そのままでもよかったけれど、元が白木の風呂椅子ですから、
室内に置くと、やっぱりちょっと違和感があるわけで。

アクリル絵の具で模様でも描こうかと思いましたが、
下手にやると目障りなものになっちゃいますし。
ペーパーをかけたら部分的にきれいな木目が浮き出してきたので、
塗りつぶすのはもったいなく、木目を生かしたオイルステイン仕上げ、
というの、やってみたらどうかな、と。

で、やってみました。
塗ったのは、何かというと、ウォルナットオイル。胡桃油です。
それがね、いただき物の高級食用油の詰め合わせに入ってて、
使いきれずとっくに賞味期限が切れてしまったという・・(笑)
つまりどちらも廃棄される運命だったので、失敗しても惜しくないという、
けちな閑猫らしい思いつきでありました。

この油を少量、ぼろ布にしみこませて、少しずつすりこみ、乾かして、
またすりこみ、3日ほど、よくよく磨きましたら、ぐっと落ち着いた色になり、
なんとなく、なあんとなく、ちょっと良い感じになってきたぞ。
黙っていれば、もう風呂椅子には見えないでしょ?


オイルステインって、油を塗ればいいのよね、と思ったのは、
わたくしの聞きかじり&早とちりで、あとから調べたら、
ほんものの木工用のオイルステインというのは
お台所の食用油とはぜんぜん別のものだそうです。

うん、でも、まあ、いいや。
小学生の夏休みの工作みたいなものですから。
本人はたいそう満足。

胡桃油はまだ残っています。
他に塗るもの、ないかな・・と調子にのって言ったら、
Mが塗装のはげた古い揺り椅子を「塗っていいよ」と。
うむむ。
大きすぎる・・。

 

コメント
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