閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

たんすの下の砂浜

2007-12-26 10:34:29 | 日々

いばって言うようなことではありませんが、
わたしはお掃除は苦手。

「人は誇りをなくしては生きていけない。
しかし多少の埃くらいで死ぬことはない」
という名言(誰の?)を信じて生きています。

苦手だ、というのは、つまり、やればできる、ということで、
やってできないわけではない。
しかし、なるべくならやりたくない。
そして、どうしてもせっぱつまってやることになると、
今度はとまらないから困る。

つまり、日頃ちゃんとやっていないため、
やりはじめるとあっちもこっちも目についてキリがなく、
お掃除は永遠に終わらなくなっちゃうのです。
先日も、天井のクモの巣を掃除機でとりはじめたら
腕が筋肉痛になりました。
だからそもそもやりたくないんだ(という悪循環)。

ふだん見えない、手の届かないところの汚れも
キレイになります、という掃除用品のCMを見ながら、
見えないならいいじゃないねえ、とうっかり呟いて、
Mにあきれた顔をされました。

たんすの下に、ものさしがやっと入るほどのすきまがあり、
ものさしを入れてみましたら、砂が出てきました。
埃やごみではありません。砂です。
あとからあとから、ざらざらと、きりもなく出てきます。
うちの猫どもが、その可愛い小さいあんよにくっつけて
持ち込んだ何年分かの砂でしょう。
たんすを動かしたらどうなるか、と思ったけれど、
ちょっと重くて動かないのでやめました。

うちのたんすの下はどこかの砂浜につながっている、
ということにしておいて。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする