サル娘∞トラ娘∞ネコさま様

☆いつだって出会いの全てがご縁です☆

新装開店♪

2016-02-06 22:56:03 | にゃんこ様
皆様こんばんわ~
本日は連投のサンルナママです♪

夜の部はまたまた携帯からの更新です
(^^;)


旧暦の新年が明けましたのでね~
ブログタイトル変更しました!!

我が家は、父上が暦を作製している関係で、大きな流れに関しては、旧暦を読んで行動するんです(^^;)

もちろん、日常では、現在の太陽暦使用してますよ。でなきゃ生活不便てか、不可能ですから。


タイトルと共に、人間の子供達の呼び名も変えました♪

今まで、かなりややこしかったので。
ちび姫→サル娘(小学生、申年)
ミニ姫→トラ娘(幼稚園児、寅年)

に改名しま~す♪
(安直すぎる呼び名ですが、実はかなり性格的に合っている名前でございます)


さてさて、
只今、携帯で文字入力中のサンルナママの傍らでは…



一点を見つめるかのんチャン

その視線の先には…



保護ニャンルームに入り込み
睨みをきかせている、ルナお姉様


一触即発のピリピリムードで~す(笑)
でも、ほっとく(笑)

やっぱり、能天気なサンルナママなのでした(^^;)

奈々ちゃんへ。愛をこめて

2016-02-06 15:48:41 | にゃんこ様

皆様ごきげんよう

相変わらずの能天気サンルナママです

 

タイトルにございます

「奈々ちゃん」

「誰?」とお思いの方もいらっしゃるかと思います。

 

奈々ちゃん

ちび姫一家の長女で、今は天国にいらっしゃいます。。。

 

今から約 一年前

柴犬の奈々ちゃんが倒れました。。。

元々は、ただの風邪。

 

でも、母上の対応が悪かったばっかりに

悲しいお別れをしなくてはなりませんでした。

 

今となっては。。。の過去形のお話になってしまいますが

奈々ちゃんとのお別れがあったから、

今のサンルナママを生み出してくれたのだと思うので

今日は、昔話になってしまいますが

追悼の意味をこめて

奈々ちゃんのお話を書かせて頂きますね。

 

 

元気なころの奈々ちゃん当時12歳

ミニ姫と一緒に、玄関にて

一番最後となってしまった奈々ちゃんの写真です ↓

雨風がひどい時

寒さが厳しいときなどは

玄関にお入り頂いていましたが。。。

 

奈々ちゃんが1歳になるころには

お外に犬小屋を設置して

そこで暮らしていただいていました。

 

奈々ちゃんが1歳になった頃

我が家にちび姫様が誕生し

ちび姫様が重度の犬アレルギーだと判明した為に

苦渋の決断をせざるを得ませんでした。

 

それでも

油断をすればアレルギー症状のオンパレード

当時のちび姫のアレルギーの様子はこちら

http://blog.goo.ne.jp/chemyi/e/88a41c86fdc0e743a3a346bffc6987e5

 

そのような訳で

柴犬の奈々ちゃんは

お外での暮らしが普通になってしまっていました。

 

同じ敷地内とは言っても

建物の中とお外では

コミュニケーションの頻度が格段に違ってしまいます。

 

本当に、本当に、申し訳なかったと 未だに切ない思いです。。。

 

それでも

人間が大好きで大好きで

いつだって、どんな人にだって

尻尾をふってご挨拶していた奈々ちゃん。

 

宅配便が来れば

家のチャイムが鳴る前に

「ママーお荷物だよー」と

お知らせしてくれた奈々ちゃん。

驚かれてしまうかもしれませんが

母上は、奈々ちゃんの鳴き声の違いで

ヤマト運輸と佐川急便を聞き分けることすらできたんです。

 

元気で、かしこくて、人間が大好きだった奈々ちゃん。

小さいころは本当にやんちゃだったから

庭の灯篭によじ登ったりしちゃってて

 

柴犬は丈夫と言われますが

やはり高齢になると体調を崩しやすくなるようで。。。

 

一年前の冬のある日、奈々ちゃんが犬小屋の前で、 ぶるぶると震えていました。

風邪をひいて高熱を出していました。

 

すぐにかかりつけの獣医さんの元へ走りました。

獣医さんから

「いくら元気な柴犬でも、10歳を過ぎたら高齢犬、

家の玄関先でも構わないから、寒さをしのげる場所に移してあげなさいよ」

と言われたので

その日から、玄関に暖房器具を置き

奈々ちゃんの看病をしていました。

 

一週間もすると

風邪もすっかり良くなり

食欲も戻り

お散歩を催促するまでになりました。

 

そうだね。

奈々ちゃんは、お散歩が大好きだものね。。。

 

奈々ちゃんの回復した姿を見て

2月のある日

朝のお散歩へ出ました。

 

嬉しくて、嬉しくて

はしゃぎまわる奈々ちゃん。

 

でも

突然、ぴたりと動きを止めました。

いきなり呼吸が苦しそうになりました。

 

再び病院へ行くと。。。

 

『すまなかった。すまなかった。。。』

と、おじいちゃん先生が何度も詫びるのです。

『温かくなるまで、外には出さないように。と。その一言が足りなかったばかりに。。。』と

 

 

温かい場所で数日間を過ごしていた高齢犬

その犬が、唐突に、気温の低いお外に出で走り出して。。。

 

奈々ちゃんの肺は、温度差についていけず

破裂寸前に膨張してしまっていました。

 

膨張した肺が心臓を圧迫し

押しつぶされた心臓は

今にも痙攣をおこしそうでした。。。

 

『肺の腫れが引くまでどうにか心臓が持ってくれれば。。。』

と、懸命の看病が続きました。

 

苦しくて苦しくて

起き上がることも、食べることも出来ない奈々ちゃんに

必死で栄養剤を流し込み

心臓のお薬を飲ませ。。。

 

温度差を生まないために

玄関を封鎖し

家族は、窓から出入りをしました。

 

母上は、玄関の石畳の上に毛布を敷いて、奈々ちゃんと寄り添い眠りました。

それから一か月。

 

そのころは

毎日夜勤のお仕事をしていた母上。

夜勤を終えて、早朝に仕事から帰ると

奈々ちゃんが一言、

「わん!!」と鳴きました。

お座りすることすら出来なくなっていたのに

その日は、なぜか

きちんと前足を揃えて

背筋を伸ばして

まっすぐに母上の目を見て。

 

久しぶりに聞いた

奈々ちゃんの声でした。

 

それから10分後

奈々ちゃんは息を引き取りました。

待っていてくれたんだね。

苦しかったのに、最後のお別れを有難う。

 

あのとき

お散歩にさえ行かなければ。。。

もっと早くに、室内に移動していれば。。。

後悔ばかり。

 

でも

奈々ちゃんがいてくれたから

娘たちは動物が大好きに育ってくれたよ。

 

アレルギーのある娘たちにとっては

おそらく

最初で最後であろう、飼い犬。

 

奈々ちゃん

あなたが旅立った後

淋しくて淋しくて

今度は猫さんをお迎えすることになったんだ。

 

それも、きっと

奈々ちゃんが繋いでくれた縁だったんだね。

 

『ママ、あの子たちを助けてあげて』

そう言っている奈々ちゃんの声が聞こえるから

ほんの少しだけど

動物たちの幸せに目を向けられるようになったよ。

 

ありがとう

奈々ちゃん

 

いつまでも、家族です。

生前に使用していた首輪も食器もそのまま

今は天使さんに囲まれて

ちび姫一家の玄関を守ってくれています