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ちび姫さまの入院話

2006-03-18 01:10:04 | ちび姫さま
【本日の登場人物】

ちび姫さま:病院大好き1歳児

しょーのせんせ:ちび姫さまがお世話になった小児科の先生さま

*************

先日から、ちび姫さまが鼻水に悩まされておいででございます
その鼻水たるや、ナイアガラの滝のごとし。
しかし、熱も無く、御本人は相変わらずとってもお元気でいらっしゃいます。

本来であれば、たかが鼻水で病院へ伺うのは避けたい所。
軽い風邪で病院を受診して、インフルエンザ等をもらってしまうと一大事だからでございます。

しかし・・・

ちび姫さまの場合は、かなり軽い症状であっても、風邪らしき症状の場合には
すぐさま病院へ行かなければなりません。
それは、気管支が異常に弱い為なのででございますが・・・

風邪をひいても喉が殆ど腫れる事が無いという体質のちび姫さまは、
喉が腫れる替わりに、瞬く間に気管支炎になってしまわれるのでございます。

昨年12月。クリスマス直前の寒い時期。
お昼頃から、軽い咳などの症状が出て、小児科を受診したのですが、
その日の夜間、ちび姫さまは気管支炎に侵され、緊急入院とあいなりました。

思い出すのもおぞましい、恐怖の入院生活・・・
たった3日間の入院だったにもかかわらず、母上は
「もう二度と、ちび姫さまを入院なんてさせてなるものか」と
強く決心させられました。

病院の対応が悪かった訳でも、担当の先生が意地悪だった訳でもございません。
診察が丁寧と評判の小児救急です。
担当のしょーの先生様はどこまでもお優しく、看護婦様達もとても親切でいらっしゃいました

しかし・・・

暴れん坊で有名なちび姫さまが、点滴の管を付けられ、
ベッドの上でおとなしく過ごすことなんて、ハナから無理なお話だったのでございます。

3日間の入院の間、ちび姫さまは泣き喚き続けました。
とにもかくにも、泣き続けました。
3日間の間、食事を一口も摂らずに泣き続けました
睡眠は一日3時間程しか摂らずに泣き続けました。

「おうちかえりたい
「おててのひも(点滴の管のこと)とって
「ママちゃん、どこもいかないでぇぇぇ
などなど・・・

挙句の果てに、頑丈な策の取り付けられたベッドによじ登り、飛び降り、
脱走を図る始末でございます


大人ですら、食事も睡眠も摂らずに泣き続けるなんて、
そうそうに出来るものではございません。

ましては、当時のちび姫さまは、れっきとした病人で、熱もある状態でございます。

通常では考えられない体力、気力を持って
「病院にいたくない」という主張を訴え続けていらっしゃった訳で・・・

そんなちび姫さまに、24時間付き添い看護をしていた母上は、当然
眠れず、食べれず。の日が続きました。
それだけではなく、お手洗いにも行けない。水分もろくに摂れない

ただひたすら、無き喚くちび姫さまを抱きしめ、なだめ、羽交い絞めにし・・・
消灯時間後には、薄暗い廊下でちび姫さまを抱きしめ続けました。
ちび姫さまの泣き喚く声で、同室の他のお子様が眠れないからです。

さすがの母上も、体力、気力、共にボロボロになった3日間の入院生活でございました。

3日間、泣き続け、わめき続けたちび姫さまは
退院する頃には喉が潰れて、殆ど声が出なくなっていらっしゃいました。

もう二度と、あんな思いはしたく無い。させたくない。


幸いな事に、今回の風邪は鼻水と軽い中耳炎だけで治まり、
気管支には影響無くやり過ごすことができたようでございます。
今日の時点では、鼻水もだいぶ治まりました。
喘息の発作もありませんでした。

ちなみに、入院さえしなければ、ちび姫さまは病院が大好きなようでございます。
本日も「お鼻いっぱい出てるから、病院行くよ」
と、母上が言うと
「は~い頭チョンチョコリンしてねかわいくね
等と、髪の毛までおしゃれを決めて、行く気満々でございました。

やれやれでございます

それにしても
病気入院ですら、あんなに暴れて下さったちび姫様。
万が一、これから先の人生で、怪我入院をすることになったら・・・
考えるのも恐ろしい

皆様も、
万が一、お子様が入院なさる場合には、かなりの体力が必要です。
その時には、十分お覚悟くださいませ。

ちび姫さま程暴れるお子様はいらっしゃらないかもしれませんが。ね