バイオデータサイエンティスト 兼 起業家としての日々

アメリエフを起業して感じたこと、経営者としての気づきを綴ります。自分の気付きが少しでも誰かのお役に立てば幸いです。

2020年を振り返って

2020-12-31 13:02:31 | Business

アメリエフの会計年度は1月〜12月なので、20年度決算が年末で締まりました。

1年前の年末には世界中の誰もがこのような1年になるとは想像もつかなかったとおもいます。

感染症の蔓延によって社会活動が大幅に制限され、生活の在り方や仕事の仕方など多くの価値観や習慣が短期間のうちに強制的に変わってしまいました。

事業を発展させる上で何が必要か、何を変えるべきかを考え続けた1年でした。

 

3月に今の墨田区のオフィスへ移転し、都心から離れてやや不便になったものの、広いコワーキングスペースに複数の会議室、静かな街の環境で家賃も半額以下となりました。ちょうどこのタイミングで全社テレワークを開始しました。ISO27001/ISMSの対応でBCP(事業継続計画)を策定して、19年中に予行演習も実施済みだったため、スムーズに全社テレワークへ移行できました。

 

テレワークが日常となり、学会も中止されてしまって、研究者の方々と対面で会話する機会が皆無となる中、デジタルマーケティングへの対応が遅れてしまったのは反省です。

 

コロナ禍でも研究は世界中で日進月歩で進むため、常に最新の情報に触れディスカッションをしてアンテナを張っていないと、すぐに取り残されてしまいます。
オンラインセミナー開催や参加、オンライン学会への参加や一部再開された展示会へ参加することで情報の鮮度維持に努めています。

 

9月30日にはPHCホールディングスのグループ傘下入りが発表されました。
それまでご出資しただいていたリアルテックファンドやユーグレナ、リバナスの方からは、ファンドへの出資社(LP)の方々と繋いでいただいたり、財務や営業など社内体制構築の支援をいただいていましたが、事業を一緒に進めてはいませんでした。

グループ入り後は、臨床検査事業や創薬事業を持つLSIメディエンスと連携しながら、ライフサイエンス機器を製造販売するPHC社やホールディングス全体と具体的に事業を一緒に進める議論ができるようになりました。

 

すでにグループ入りから90日が経過し、複数の顧客企業とのディスカッションも進んでいるので、21年の前半には何かしらの発表ができるのではないかと期待しています。

冒頭に触れた20年度決算の数字(まだ確定ではありませんが)を見ると、この1年間の活動で成功した事やうまくいかなかったことが明確にわかります。企業向けに研究のDX化を提案し、バイオデータサイエンスのコンサルテーションや、膨大なデータを扱うシステム導入のご注文を多くいただいていることが何より嬉しいです。

 

19年9月から新しいマネージャーが入社し、ライフサイエンスチームの活躍が目覚ましいことも期待以上の成果でした。

一方で、デジタルマーケティングの遅れから目標の売上を達成できなかったこと、技術的なレベルアップを図りより具体的で顧客企業にとってより付加価値の高い提案ができていなかったこと、これらを実現する採用活動や組織づくりが道半ばであることが反省点です。

 

21年はこれらの反省点を踏まえ、採用活動と組織体制づくり、会社全体として技術的なレベルアップとデジタルマーケティング活動として情報発信をする4点を重点的に取り組んで行きたいとおもいます。

2020年激動の1年でしたが、大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

アメリエフ株式会社 代表取締役社長 山口 昌雄

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Bioinformatics×Society5.0 情報社会の次の社会とは?

2020-06-25 12:08:24 | Business
 
2009年7月1日に「バイオxIT」の社会実装を目指して起業したアメリエフですが、この11年間の間に社会も大きく変化しました。
 
持続可能な社会を目指すSDGsが国連で採択され、企業による事業活動はSDGsを前提としたものが常識となりつつあります。
また、Society5.0の実現が政府主導で進められていますが、社会全体でデータを活用して生産性を高めたりより良い社会を実現することは起業から一貫して目指していたことでもあるので、その思いを役員対談という形でまとめました。
 
みなさまにご覧いただけましたら幸いです。
 
山口 昌雄
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バイオインフォマティクス人材の中途採用を始めます

2020-06-20 15:24:39 | Business

6月13日のブログ記事「高校3年生から修士1年生を対象にした課題解決型バイオインフォマティクス講座」を紹介しましたが、おかげ様であと2名で定員の50名となります。海外の大学からも申し込みがあるので、「バイオインフォマティクス」が実際の社会にどのように役立つのか知りたい学生さんが多いんだということがわかりました。

「ITxバイオ」は確実にこれからを代表する産業の1つになります。アメリエフにもご相談が毎年増えるようになり、人材が足りなくなってきました。企業研究者がバイオインフォマティクスを活用する場面が増えてきたため、顧客と一緒に研究デザインから結果の解釈まで議論できるマネージャー人材が求められています。そこでアメリエフでは、バイオインフォマティクス技術を自社プロダクト化する「プロダクトマネージャー」を募集します。

求める人物像など詳細はJREC-INをご覧ください。書類選考、面接数回を経て数名を採用する予定です。

応募までいなかくても、お気軽にご相談いただけましたら、Webなどでご説明も可能です。
みなさまからのご応募、お待ちしています。

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高校3年生から修士1年生を対象に 「課題解決型バイオインフォマティクス講座」を開始

2020-06-13 08:10:00 | Bioinformatics

この度、高校3年生から修士1年生を対象に「課題解決型バイオインフォマティクス講座」を開講いたします。

創業より取り組んでまいりました受託解析および人材育成の経験をもとに、
バイオインフォマティクスの経験がない大学生をインターンシップとして受け入れ、
実際にデータに触れ解析しながら学べる場を提供する内容になっています。
より多くの学生に向けた講座を定期開催し、今後の生命科学業界の発展に貢献したいと考えております。

お知り合いの学生様や教育機関にご共有いただけましたら幸甚です。

https://amelieff.jp/200605/

 

<第1回テーマ>
個別化予防・医療のための遺伝子解析超入門 ― 遺伝子から個人の体質を探る ―
・遺伝子とは
・遺伝要因と環境要因
・実際の遺伝子変異を見てみよう
・個別化医療/個別化予防の実現

<こんな方にオススメ>
・遺伝子やゲノムがどのように社会の役に立つのか知りたい
・遺伝子やゲノムの情報をどう扱うのか興味がある
・将来、理系の仕事がしたい
・学校で学んだ下記のような専攻を強みにして、健康に関わる仕事がしたい
数学、統計学
物理学、宇宙科学、地球惑星科学、化学、生物学
計算機科学、農学、医学・歯学・薬学などの健康科学
機械学習、深層学習(ディープラーニング)
・長期インターンシップに申し込む前に、ちょっとのぞいてみたい

<イベント概要>
・日時:2020年6月27日(土)13:00-14:00
・場所:オンライン開催
・参加費:無料
・定員: 50名
・お申し込み:https://forms.gle/1z4HFFikaEi3gbMQ8

 

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サムスン式仕事の流儀、ムン・ヒョンジン(著)、吉原育子(訳)

2019-12-27 21:34:26 | 書評

サムスン式仕事の流儀、ムン・ヒョンジン(著)、吉原育子(訳)

元サムスン社員でスーパー管理職だった方の仕事術とか仕事に取り組む姿勢について書かれています。短期間でグローバル企業に登り詰め、テレビやスマホでは日本メーカーは勝てないほどのサムスンですが、その猛烈な仕事術について具体的に方法や事例が紹介されています。報告書の例まであるので、自分も議事録作成に応用しました。

入社1年目〜5年目の社員に求められるスキルセットや仕事術、心構えについて、各年次ごとに章立てされている構成です。最初は技術的なことから始まりますが、徐々に局所最適な視点ではなく全体最適な視点に視座高く成長していくストーリーが非常に読みやすくグイグイ文章に入っていきました。

入社5年以内のビジネスマンに限らず、中堅社員の方にも、サムスンが成功してきた秘訣や猛烈ぶりが参考になるとおもいます。働き方改革で残業がしづらい世の中ですが、単位時間あたりの生産性を高めることが求められる現代に参考となる一冊とおもいます。

 

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恵比寿ガーデンプレイスはクリスマスモードでした

2019-11-05 22:05:15 | Weblog

打合せで夕方に恵比寿ガーデンプレイスに行った帰りにイルミネーションがとても綺麗だったので、立ち止まって写真を撮影。

11月に入ったばかりだというのに、恵比寿ガーデンプレイスはもうクリスマスイルミネーションが幻想的でした。

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日本人へ リーダー篇、塩野七生(著)

2019-11-02 23:45:29 | 書評
日本人へ リーダー篇、塩野七生(著)

ローマ人の物語シリーズなどが有名なイタリア在住の日本人作家の塩野七生さんの新書です。文藝春秋の連載を編集して1冊にしたそうです。

2010年初版と少々古い本なのですが、ローマ時代の政治や軍事にまつわる著書が多い作家さんらしく、
イタリアからみた日本の政治家や政治にまつわるいろいろについて3〜4ページくらいの分量であれこれ書かれています。

現代の政治家や米国とイラクとの戦争についておもうところを、ローマ時代の出来事や人物、例えばカエサルやハンニバルなどなどを
引き合いに出してあれこれ述べています。 純粋にローマ時代の政治と軍事について関心が高まったのと、日本語を紡ぎ出す美しさに驚きました。

ローマ人の物語の方も読んでみたいとおもいます。
今いきなり手にとって読むような本ではありませんが、塩野七生さんがお好きでローマ時代に関心がある方であれば、
ローマ時代の話しと彼女の人となりが垣間見える一冊となっています。
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出張前の癒し

2019-11-01 18:07:36 | Weblog
大阪出張のため羽田空港に来ています。
夕暮れの空港に富士山のシルエットが幻想的で、癒し空間でした。
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明日から11月!決算まで2ヶ月間、がんばります!

2019-10-31 22:41:03 | Business
あっという間に10月も終わり、11月に入ってしまいます。 アメリエフは12月末決算なので、今期も残り2ヶ月間となりました。 まだまだやり残したこともあるので、悔いの無いように残り2ヶ月間邁進していきます!
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今日は社員の送別会でした

2019-10-30 22:37:12 | Weblog

今日は、インターン生からアルバイトになり、新卒で入社してくれた社員の送別会でした。

 

次のキャリアはコンサルタントとのことで、新しい世界でも活躍してくれるだろうな〜と、我が子を社会に送り出す感覚(経験ありませんが)になりました。

 

さらに、協業している会社の社員さんで大変お世話になった方も、今月末付けで転職されるとのご連絡をメールでいただき、Facebookも繋がっていたのですぐにメッセンジャーで連絡しました。

 

私自身、複数回の転職を経て起業しているので、転職の不安や期待はよくわかっているつもりです。

新たな門出をお祝いしています!

(写真は本人の許可をもらってないので無しです。)

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