おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

戦闘食

2010年04月07日 | 和食
本日は休みであったが
早朝からそうの赤入り原稿を修正し
ほっと一息ついたのは午前11時頃。
仕事を成し遂げた身体は
ご褒美にカロリーを欲しがるので
神野新田の鰻屋へ。
ボリュームたっぷりなのにリーズナブル、
そんなところが気に入って通っている。
もちろん味も良い。

いつも通りうな重をオーダー。
今日は一段と身が軟らかく旨かった。
と思ったのだが・・・
店を出てから川魚独特の臭みが口に残り
鰻を嫌う人の気持ちが分かった気が。
軟らかいということは
蒸し、焼きが甘く、
脂が残る分、臭みも残る。
蒸す、焼くの工程には
汽水域で泥に戯れる鰻を
旨く頂く知恵が活かされているのだな、
と改めて認識した。
お気に入りの店だからこそ
是非次回期待を裏切らないで欲しい。

その後浜松の百貨店に行き
九州物産展に立ち寄った。
物産展飽きするほど頻繁に顔を出す私。
しかし地元で人気がある店は
そんなところに出張できるわけもなく
物産展には辟易しつつあったのだが・・・
熊本でI Love Horseになってしまった私は
馬刺し売り場の横を素通りできず
大量に買い込んでしまった。

赤味とタテガミを大量にいただく。

そして夜、もう一品は
アグー豚のソーセージを使ったポトフ。

肉々しい限り。

最後に浜松ではピカ一においしいパン屋のバケット

渋谷のヴィロンや
三宿のシニフィアン・シニフィエも
もちろん旨いが
この店のバゲットは
米に通ずるものがある。
噛めば噛むほど旨味が口内に広がり
後を引く。
浜松駅近くの「麻や」さんなので
興味のある方は是非。

本日を総括して
そんなに精力付けてどうするの?私。

食べすぎ。。。

春眠午後の陽光をも覚えず

2010年04月06日 | つぶやき
「春眠暁を覚えず」
日の出を拝むことなど
年に数えるほどしかない私ですが
古よりの慣わしに従って
春は眠い。
今朝起きぬけのひと言なんて
「起きたあ”~!」です。
まるで偉業を成し遂げたかのよう。
目覚まし時計の5分ごとのスヌーズを
5回ほど叩き消し、やっと起床。
クワンソウが効いているのかな。

この現象を含め
私は春があまり得意ではありません。
暖かさをチラ見せしておいて
ゲリラ的な寒波で奇襲攻撃したり、
桜の儚さを見せたかと思えば
萌える新芽に生命力を注ぎ込むなど
精神の安定を奪う要素満載。
出会いと別れの季節であることも大きいかも。
忘れていた虫の襲来もいやだなあ。

ただ、春は食のパラダイス。
山菜、タケノコ、
頭に“新”がつく野菜、
鯛やイサキは産卵前で
浅瀬にのっこむ釣りシーズン。
山海の幸に免じて許すこととします。

とにもかくにも
上瞼が下瞼にキスしたがってます。
眠いzzz…

沖縄の想ひ出

2010年04月05日 | 旅(国内)
画像がなかなかアップできない原因が分かり
ほっと一安心。
沖縄の想ひ出をご紹介します。

那覇の花笠食堂で頼んだ“花笠定食”。
テビチの煮込みと三種から選べるご飯
五種から選べる汁と
ぜんざいかもずく酢がつきます。
食べ手にセレクトする楽しみを与えてくれますね。
こうも軟らかくなるか、と言うほど
トロトロの豚足に大満足。

一日目の晩餐。

素材をシンプルに調えているので
食卓は華やかではありませんが
口の中は豪華な晩餐会です。

沖縄の海と空です。
三日目だけ最高の美ら海を見せてくれました。


最終日に食べたカジキの刺身。

全身トロ状態。
めちゃウマです。
本州に持ち帰りたいと思いましたが
旅の想い出を醜悪にしないためにも
食べたいときはまたここに来るべき・・・と戒めて
後ろ髪を引かれながらも漁港とさよなら。
またこの時期に食べに帰ってきます。

そろそろ現実に戻らねば。
そうの赤入り原稿も帰ってきたことだし。
そういいながら週末の鯛釣り仕掛け作り。。。

沖縄の野菜/社会復帰辛し

2010年04月05日 | 和食
沖縄から帰還しての週末
予定していた会食もなくなり
ボーッと無駄に過ごしてしまった。
途中ジムなどにも行ったけれど
ほとんど人と話す事もなく…。

神々しい空気に包まれ
美しい情景に心洗われた
充実した日々を送っていたから
ギャップは尚の事。
魂を沖縄に置いてきてしまったかのようです。

いかんいかん!
料理でも作って気分転換、
と思いマーケットに足を運んだのですが、
何気なくカゴに入れたものは豚足。。。
全然気分転換できてない。
沖縄の花笠食堂で食べた
トロトロのテビチが印象的だったので
早速作ってみました。
ちょっとタレが煮詰まってしまったけど
味はまずまず。

そして沖縄で仕入れた野菜も調理。
安眠を促すクワンソウは
(クワンソウについてはこちらを参照沖縄クワンソウ普及協会
農家のおばあが肉汁に入れるといい
といっていたのを思い出し
モツ煮込みに入れました。
白い茎の部分はシャキシャキしていけますが
葉の方はいくら火を通しても筋ばって硬い。
これは野菜、というより野草ですね。
確かに昨夜は快眠でした。

もう一つ、ニガナは胡麻和えに。
本当に苦い!噛めば噛むほど苦い!
ゴーヤなんて可愛いものに思えるほど。
下手物食いの私もさすがに箸が進みません。
まだあるのでこの苦みを和らげる調理法を探さなきゃ。

沖縄で食べたフーチバ(蓬)といい
素材の味がもの凄くはっきりしている。
こういうエキス分の濃いものが
長寿の身体を作り上げているのかな。

今日明日で頭を切り替えても
週末は釣り
来週半ばから韓国
そうこうするうちにGWで東京。
仕事に専念できる環境を待っていたら
いつまでたっても仕事に集中できそうもなし。
無理矢理やるしかありませんな。

帰ってきました

2010年04月03日 | 旅(国内)
沖縄の旅から昨夜遅くに帰りました。
満腹満足です。
食べものだけでなく
自然、人、会話などなど。
同行していただいたのが
Mさん、Iさんだったから
こんなに充実できたのだと思います。
まだまだ青二才の私にとって
先輩の存在は偉大すぎ!
なのにフランクにお付き合いいただけて
私ってなんて幸せもの・・・
これからも与えられたチャンスは
がっちりつかんでいこうと
改めて決意したのでした。

さて、沖縄の食。
南国の太陽と空気が育てた恵みは
ポテンシャル高し。
中途半端な味がないんです。
素材が自分の特徴をしっかり訴えかけてくる。
だから調理はシンプルでいいんですね。
何もかも美味しかった。

中でも印象的だったのは
・アグー豚肩ロースの焼肉
・今が時期だというカジキの刺身
・モズクの天ぷら
・石垣島のラー油
・夜光貝の刺身とバター焼き・・・・

絞れないです。
今でも目をつぶると味わいが甦ってくる。
泡盛もオリオンビールも
しこたま飲んで
笑って語って最高でした。
写真はおいおいアップします。

気持的時差ボケに
しばらく悩まされそうです。
濃密な緑と
マリンブルーの海が恋しい。