おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

「とよねであそぼ」イベント報告

2011年10月16日 | 旅(国内)
愛知県の秘境
豊根村から帰ってきました。
平成の市町村合併で
「村」と付く土地が
めっきり少なくなりましたが
豊根には「村」という呼称以外考えられないわ。
山間にひっそりと開けた村では
自然の恵みが活き活きと育まれています。
そんな幸の数々をありがたくいただきながら
秋の夜長を筝の調べで彩る・・・
「とよねであそぼ」はそういうイベントです。
ビジュアルクリエーターのMIYA氏が主宰で
私達はプロジェクトメンバーとして参加したのでした。
昨年は試験的に行ったので
極少ない参加者さんでしたが
今年は豊橋や名古屋から60人が参加。
あいにくの雨にもかかわらず
皆さんはるばるお越しくださいました。
感謝。




豊根村の「大入の郷」という施設を貸切り
地元の奥様方がお料理全てを調理。
今回はエントランスの顔として(?)
受付嬢を勤めました。
だからキッチンスタジアムで
「ぎゃぁぁぁーーー!!!」
と言うのは無し。
但しイベント終了までお酒はお預け^^;







豊根名物 五平餅

くるみ入りの味噌が焦げて香ばしい。
奥三河を代表する山里の味ですね。



鮎も焼きます。

子持ちでお腹パンパンの子もいたみたい。



地元のこんにゃく

刺身こんにゃくにしても
生臭さが全くなく美味しい。



「天に月、地に山」のマスターも出張販売。

お預けの身には拷問のような光景。



お腹が満たされたところで
筝奏者・杉浦充さんと
東京からわざわざお越しくださった
筝奏者・MACOさんのライブスタート。
MIYAさんからご紹介です。









イベントの要でもある
「竹灯篭」に灯火がなされ
幻想的な空間に筝の音が響き渡ります。
月は顔を現してはくれなかったけれど
月をテーマにした楽曲で
イマジネーションが膨らみました。

素晴らしいひと時でした。
和の楽器は雅やかでいいですね。
心が表れます。
来年も是非!


皆様をお見送りして
スタッフと演者のお楽しみタイム開始!!!


これ、これよ!これが飲みたかったのよ。
お客様たちがプシュプシュやってるのを目の当たりにし
どんなに渇望していたことか・・・
masakoちゃんとダンサーのJさんと乾杯♪
胃の形がハッキリ分かるくらい染みたわ。



野菜の粕漬け


浅漬け




鮎もスタッフ用に焼いてもらいました。


馬刺し


菜っ葉の漬物


地元の蕎麦を鮎の出汁で


しし鍋


じゃが芋の煮っ転がし


雀蜂の幼虫・ヘボ


最高級ヘボ

一匹3,000円するんですって!
普通のヘボの4倍ぐらいの大きさです。
2匹も食べちゃった。
全くクセがなく、木の実みたいな味。
鼻血は出なかった^^;



きゃらぶき

無理に海の幸を持ち込まない
地元産100%の味覚です。
山間の味なので甘辛いものが多いけれど
閉ざされた土地で四季を過ごすため
保存をきかせる為の
生活の知恵なのでしょう。

ご馳走様でした!


他の山里と同様
過疎の問題を抱える豊根村。
豊根の素晴らしさをみんなに知ってもらいたい、と
尽力してくださった地元の方たちに
心から感謝いたします。

そして声を掛ければ60人も集まってしまう
MIYAさんの人望に敬意を表します。



皮肉にも翌日はピーカン。
せめて前日の悪天候と足して
2で割って欲しかった。
来年は晴れてね。豊根さん。

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