春分ける日

軒庇に落ちる雨音で目覚めた春分の温かな朝．．．．．

朝ムサシとの散歩は省き、Käferで友人宅に向う、

彼の宅で珈琲を嗜みつつ暫し雑談に時を費やす。

垂梅に鶫らしき鳥訪れ、妻女が戻りしを見計らい、

彼の宅を辞し、空冷の排気音を聴きつつ帰宅する。



日天の中を行て昼夜等分の時也（暦便覧）

今日の日を境に夜明けは早く、夕暮れは遅くなり、
いよいよ野外活動がし易く、陽気に暮らせるなり。

土筆ふたたび

日曜の朝、番犬ムサシとの散歩の途中、今回は土筆がいっぱい生えているところに行き当たりました。

これはこれはめっけもんとばかりに、先へ進みたいムサシを引き留め、早速土筆狩りと相成りました。

いつも持ち歩く作業用手袋を嵌め、選り取り見取りとばかりに次から次へ摘んではポケットに入れ、
あっという間にジャンパーの左ポケットは満タン状態になったので、それからまた散歩を続けました。

帰宅すると家人は忙しくしているので、今回は私が全ての袴を取り除く役目を担うこととなり、
それから小一時間ほどは、灰汁と土防止に薄手のゴム手袋をして、テレビを観ながらせっせと袴採り。

次の日、食卓の一品には土筆の塩炒めが盛られ、都合３日掛けて旬の野菜？を頂くこととなりました。

雨ですね。

朝から降り始めた雨は、草木を潤し、気を浄化してくれているよう。



満開に咲き誇った花桃、散り始めたことが少し気に掛かるものの、
辛夷や桜の花は、この雨を喜ぶが如く雨粒を受け止め佇んでいます。

彼岸の入り

朝内、母をディケアに送り出した午前、彼岸の入りに合わせて墓参りしてきました。

春の彼岸は、草木の生長未だ非ずで、掃除も落ち葉を掃く程度で比較的簡単です。

最初に我がご先祖の墓所にお参りし、その足で家人のご先祖にお参り致しました。





帰宅すると、辺りの田圃では耕耘機が水を張った田を忙しそうに耕していました。

我が家の桜の標本木も遅ればせながら、やっと２～３輪程開花、いよいよ春ですね。

田舎ツーリング

朝内は寒さが残っていたものの、日が昇るにつれ気温が上がり、

丁度良いツーリング日和となった午前、田舎巡りをしてきました。

最初に訪れたのは、知人親子が営んでいる農家に寄らさせて頂き、

久し振りの再会もあって、温室内で時を忘れ話し込んでしまいました。



このビニールハウス内では、今年度からオクラの苗を作付けして、

暑さに耐えられる初夏まで、順次収穫出荷していくとのことでした。





知人の耕作地から今度は、義母がお世話になっているケア施設を訪れ、

ディサービス中の方々と暫し語らい、里の家前を通り過ぎ帰宅しました。





帰宅すると正午が聞こえ、知人に頂いた椎茸で昼食と相成りました。

雨上がり

夜半から降ってた雨も午後には上がり、街路は洗われピカピカとなりました。

しかし午後に散策した折、街路樹の白木蓮が雨に打たれ散り始めていました。



夕方近くになると今度は北風が吹き始め、晩冬の寒さにぶり返したようです。

桜の開花宣言

朝のバイク通勤にあってジャンパーと厚手手袋が不要となった、

昨日辺りからぐっと暖かさを覚える高知に春本番が訪れました。



高知城三の丸にある桜の標本木ソメイヨシノが本日、開花宣言。

高知城の桜は、昨年よりも一日早く開花宣言となったようです。

(写真は、高知城ＨＰより転載させて頂きました。)
http://kochipark.jp/kochijyo/20120321/%E6%A1%9C%E3%80%80%E9%96%8B%E8%8A%B1%E5%AE%A3%E8%A8%80.html

春や春

春になると＜競うように待ちかねたように、彼方此方で花盛り。

勤務先の前では、白木蓮が今が見頃と芳香を漂わせています。





自宅に帰れば、桜桃の花と福寿草がそろそろ終焉の時を迎え、

入れ替えに花桃が満開で、雪柳や三椏が木瓜が開花し始めました。

稲作の準備

先週日曜に地区一斉の川干とともに田役があり、その週末頃から田圃への水引きが始まりました。

水を張った田圃は一晩寝かせ、今週日曜には底張りのため耕耘作業を行い、落ち着かせています。





暫くして桜の開花頃には田植えが始まり、温い水の彼方此方にミジンコやメダカなど湧いてきます。

土佐水木(とさみずき)

今からかれこれ三十数年前、愚弟の成人記念にと両親によって植えられた土佐水木。

時折剪定するので樹高それ程伸びてないですが、春先に薄黄花を愉しませてくれます。



高知県の四万十帯の蛇紋岩地帯に自生していることから、土佐水木となったようです。