cheeze_art's blog

The life as the diehard

タイミングライト(rebuilt&restoration)

2010-05-29 15:36:52 |  Käfer&Bonneville&Vespa&S660&Monkey
昨日東方面へ遠出した帰り道、SOLEX30pict-3キャブレターの不具合が再発しました。

前日の作業で、チョーク解除後のアイドリングのバラツキや急激なストールが改善したはずでしたが、
長距離運転途中で熱くなったキャブレターは、またアイドリング時のエンジンストールを始めました。

ヒールアンドトゥで凌ぎつつ、待避場所でボリューム・コントロールとバイパス・スクリューを開放し、
回転計を睨みつつアクセルワークを行い、騙し騙し帰宅することになりました。



こうなったらいよいよ先日オークションで落としたSOLEX30pict-1をオーバーホールするしかないと、
昨日深夜までかけて、分解後洗って使えるものは再組み込み、ポンプ可動部やガスケットなどは取り替え、
外側の合金やねじ山やスプリングはブラシで磨き、他のキャブレターの使える部品は合体させました。



そして今朝キャブレター取り替え作業の準備を始めた時、ふとまだ試みてなかったことを思いだし、
奥の倉庫からそれを引っ張り出して、プラスとマイナスへ接続、そしてて1番のプラグワイヤーをクリップ。

そのタイミングライトがシンクロしていたクランクプーリーの切り欠きは、7.5よりも更に手前、
角度にして2.5°辺りの早すぎる位置でピカピカと光っていました。



昼御飯を食べてから、ディストリビューターを調整し、キャブレターの二つのスクリューを再調整しました。

再びバイパス・スクリューでアイドリング1000prm/分を保ちつつ、ボリューム・コントロールスクリューを
かなり厳しい位置まで締め込み、後はプラグの焼け具合を見て調整しするところまで行いました。

そういえばエンジンオーバーホール以前は、キャブレターのスローが多少高くはあったものの、
このところの不具合は皆無でしたので、電気系統やディスビ負圧やキャブ空燃比を疑ったのです。

今のところ再スタート後のアイドリング・スロー回転も長時間運転後のストールも収まっています。

この状態で暫く様子見して、再び不安定となるようならレストアした30pict-1を載せようと考えています。
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