cheeze_art's blog

The life as the diehard

因果応報

2010-10-19 20:00:00 | 虎落り言(Mogari-talk)
ツキノワグマに、ヒグマに、ニホンザルと最近マスコミを騒がしている獣たち、
きっとこの夏の猛暑で、山の生りものが不足していることだと推測されます。

果たしてその獣たちが人里に降りてきて、餌を求めて徘徊することが罪なのでしょうか。

キツネに、タヌキに、鹿にイノシシ...山では多くの獣たちが困窮している事でしょう。

山は人間の持ち物でしょうか?里は人間の住む場所なのでしょうか?
制空権は人間だけに許されたものなのでしょうか?海もそうでしょうか?

山から下りてきた猛獣のほとんどは、監視包囲され、猟友会の手で始末されます。

彼らは棲む場所を里から山へ追われ、更に山奥の一部地域にしか棲むことを許されていません。

許す許さないは全て人間の裁量であり、彼ら自身の生きる権利は希薄なのです。

そして彼らが自由が保障されるところは、人間の為の見世物小屋しか無いのかもしれません。

人間は一体この地球上で何をやっているのでしょう。共存共栄など絵空事でしかないのでは?
オフセットして人間を観てみると、自分勝手でどうしようもない生き物に見えてきます。

今私達人間たちが行っていることは、やがて我が身に、次の世代に降りかかってくる気がします。



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