元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

くすり

2009-11-05 23:33:26 | 健康
今日、担当した腰痛の患者さん。
よその整形外科病院で診察を受け、痛み止めの注射をしたところ、腰から下が内出血をして、大変な思いをした・・・との事。

この方は 以前、肩関節周囲炎で担当させていただき、約1年間トレーニングを行ったのち完治し、卒業された方でした。

「やっぱり、腰も 運動で治すよ。」との事。

なぜ、注射をしたあと、内出血をしたか?というと、その方は バファリンを飲んでいたのでした。
バファリンは 血栓塞栓を抑える効果があり、脳梗塞や心筋梗塞、狭心症の再発を防ぐ目的で、高齢者の方が よく飲まれています。
この血液サラサラ効果が 裏目に出てしまうのでしょうか、これまでも、同じパターンで内出血を起こしたというお話を聞いて事があります。

運動療法には 副作用がない・・・というのが 大きな特色となります。
薬は 劇的に痛みや症状を軽減する効果はありますが、必ず、副作用もあります。
使用法、容量は 必ず守らなければいけませんね~。
今では必ず、お薬をもらうときには 一緒に薬の説明書ももらいますよね。
違う科の病院に行くときも、飲んでいる薬は よく知って告知しなければいけませんよ~。

Hさんが帰られてから、新規の変形性股関節症の患者さんMさん・・・。
カルテを見ると、、、
「他院から 受診、アレンドロネート使用のご相談 まずは 運動療法で・・・」
とのドクターからの申し送りがありました。

“アレンドロネート”とは なんじゃらほい??
調べてみると、薬の名前。
この薬は 骨折抑制効果があるそうです。骨粗鬆症の治療薬にも使用されているそうです。
患者さんご本人が 自分に疾患に効果があると思われて、ドクターにご相談されたようですが、まずは 薬を服用せず、運動療法を始めることになりました。

骨粗鬆症の場合も、10年来薬を飲み続けていても数値が一向に変化なかったのが、運動をして初めて数値が上がった~!!と喜ぶ人・・・これまでにも、たくさんいらっしゃいましたよ~!

今日は 薬について、考える1日でした。



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