元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

スキャンモンの発育曲線

2008-07-17 23:39:33 | 健康
セミの大合唱が始まった家の前のグランド・・・
朝夕、野球の特訓をしている親子を飛雄馬(巨人の星)のお姉さんのように、いつも影から見学して、胸を熱くしている今日このごろです。

多くは 大人のトレーニング指導をしていて、「この方の幼少期の身体活動は どんな感じだったのかな??」と、必ず想像します。

どんな感じの“どんな”の1つは・・・
体力の容量です。
持久力、柔軟性、筋力などは 中学校から高校、成長期のピークまで、特にしっかり刺激を与えれば、グンと伸びる体力です。
年齢とともに、体力は 個人差は 様々ですが、低下していきます。
この人は 若いころどのぐらいの運動をして、一番高いピークの体力は どの程度だったのかな?ということを予測して、トレーニング強度を考えます。
筋力や柔軟性は 大人になってからでも、トレーニングしだいで伸びることもあります。
しかし、成長期の体力レベルが高いほど、歳をとってからの体力レベルが高いことが多いです。
大人になってから体力レベルを上げるためには それなりの強度のトレーニングが必要なので、若い頃、たくさん運動をし体力があった人のほうが 強いトレーニングができて、これからの体力のアップ率も高くなります。

もう1つの“どんな”は 運動の経験。
小さな頃、どんな遊びやスポーツをしたのかな??と考えます。
ストレッチをするにしても、スポーツをするにしても、上手にフォームを作れない、、
走るのは 早いけれど、障害物があると、とまどってしまう、、
指の体操など、細かな動作ができない、、
力は あるけど、器用性がない・・・
この器用性は 脳や神経の働きで、幼児期から12歳ぐらい(ゴールデンエイジ)までに発達すると言われています(スキャモンの発達曲線

もう一つ最後に“どんな”は・・・
お母さん、お父さんは どんな方なのかな?
遺伝と、育った環境です。

巨人の星のような親子をみて、私の小さな頃と現在を考えます。

ゴールデンエイジまで、大阪千日前で育った私は あまり外遊びをしませんでした。
父親は 運動が得意ではありませんが、歌が 好きで、一緒に歌い踊っていました。
街を歩く時、手をつないでスキップをしていました。
ポン!ポポ~ン! ポン!ポポ~ン・・・と。
かなりハイテンションスキップで、連続ジャンプのようでした。
おかげで、中学高校時代、垂直跳びは ずば抜けて良く飛びました。
158cmの小さなアタッカーになれました。
バレーボールをしたのは 小学生時代、母が ママさんバレーボールをしているのを見ていた事が きっかけでした。
母は 父よりもスポーツが得意、体力もあり、大阪府ママさんバレーボール準優勝チームのエースアタッカーでした。
バレーボールが強い学校へ・・・というのが 私の中学入試の志望動機でした。

その他、母は 知ってか知らずか、ゴールデンエイジ期のぎりぎりの頃、あわてて自転車の練習をしてくれました。
現在の大阪の文楽劇場が建つ予定地の空き地で練習しました。
そんな光景が懐かしく、今更ながらに両親に感謝しています。

野球の特訓をする男の子・・・将来は すごい選手になるかもな~!?!?
みなさんの“どんな”子供でしたか?
そして、どんな作品=どんな人、どんなカラダになりましたか?


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