ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

町の中に息づく“食堂” 西千葉 「ぎやまん亭」

2008年03月11日 | お店情報

懐かしくて、美味しくて……、町の中で息づく「中華食堂・ぎやまん亭」は、西千葉駅から歩いて5~6分のゆりのき通りにあります。
お店の前には真っ赤な置き看板に「長崎ちゃんぽん 皿うどん」とあり、歩いているとすぐにわかります。



私がこのお店に最初に入ったのは、この長崎ちゃんぽん、皿うどんに惹かれてのことでした。
お店は団塊世代のご夫妻がおふたりで運営され、お店の常連さんや町の人からは「ぎやまんパパ」「ぎやまんママ」と呼ばれ、そのお人柄に絶大なファンがたくさんいます。



ぎやまん亭の看板メニューは長崎ちゃんぽん(700円)や皿うどんで、そのおいしさには定評があります。ラーメンやぎやまん亭の手作りぎょうざなどの他、野菜をたっぷり使ったご飯ものの定食メニューなども好評で、若い学生さんからサラリーマンや主婦層にまで人気があります。



お店の佇まいはちょっとノスタルジックで、外からも、そして中に一歩足を踏み入れても、どこかしら懐かしい昭和の空気感もそこはかとなく漂ってきます。

 

子供の頃、こんなお店が町の中にはたくさんあったなあ……と、そんな郷愁に誘われるのは、その外見の店作りだけではなく、ぎやまんご夫妻のお客様へ寄せる細やかな心配りや優しさがおおいに影響しているのかもしれません。

 

ランチのお客様が途切れた手の空いた午後2時頃、扉を開けて近くの小学生が下校時に寄っていきます。
ぎやまんパパもママも子供たちが店の中に入ってくると「お帰り!!」と声をかけます。子供たちは「ただいま!!」と元気よく応えます。お店の常連さんや町の人たちがいるとその大人たちも「お帰り!!」と声をかけます。
子供たちは、あいさつが終わると、お店に備え付けの給水器から勝手にコップに水を注ぎ、ゴクゴクと美味しそうに水を飲みます。そばで見ていると「氷」「水」「冷水」などのスイッチを自在に操作して勝手知ったる……と、そんな感じです。
そして目新しいものが何かないかとお店の中をキョロキョロと一巡し、パパやママに今日の出来事などを話しかけながら納得が行くと、「さよなら」と言って帰っていきます。
この光景をそばで見ていると、私はいつも胸が熱くなります。

子供のころ、大人たちに見守られながら、小学校の帰り道たくさんたくさん道草をしながら帰ったことを思い出します。その途中、途中の道すがらにお店の人や顔見知りのおじさんやおばさんがたくさん声をかけてくれました。そんな大人たちに支えられ導かれて私たちは大きくなってきたのですね。
そして、もしかしたら今失われつつあるかも知れない大切で懐かしい光景がここにはしっかりと息づいているように思います。

気軽においしいご飯が食べたくなったら、ちょっと顔を出してと、私にとってはそんな親しみのあるお気に入りのお店です。 

ぎやまん亭  千葉市中央区松波2-19-5
         営業時間 11:30~15:00、18:00~24:00 土曜休み







最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます。 (ぎやまんてい)
2008-03-15 00:48:16
私達は当たり前のことをして居るだけなのですが、
此のような素晴らしい文章と写真で紹介して頂けるなんて、
本当に嬉しくて胸が熱くなり、不覚にも熱いものが込み上げてしまいました。

これからもできる限り、これに恥じないように仕事に励み地域の子供達の若いエネルギーをもらいながら楽しませて頂きたいとおもいます。

これからも宜しくお願いいたします。
出前お願い・・・ (steelpony)
2008-03-15 11:49:57
ちあさんのブログには、時々この店のことが書かれてますね?
私は長崎ちゃんぽんが好きなのですが、大津から食べに行くと一杯いくらくらいにつくのでしょう?

出前お願いできませんか?・・・。
Unknown (ちあ)
2008-03-16 19:41:46
>ぎやまん亭様

いつまでもお元気で今のスタイルでと願っています。

>steelpony様

大津からぜひいらしてください。
「長崎ちゃんぽんを食べる旅」というのも、きっとオツなものでしょう。
Unknown (今年40になった千葉大出身者です)
2011-08-17 23:55:37
まさかこんなページがあるだなんて。今40ですから、約20年前にほんとよく通ってました。懐かしいです。私はいつも唐揚げ定食を注文してたなあ。会話はほとんどしなかったけど、人よりご飯多くもってもらったりしてたのがなつかしいです。この店の唐揚げを越えるものには未だ出会ってない。こんな年になったからそれなりにいろいろおいしいもの食べさせてももらいましたが、唐揚げではぎゃまん亭が最高。福井が実家で5年千葉で過ごしその後は福井で教員をしながら小説を書いていますが、売れっ子作家二鳴りましたら、まず無理ですが、是非紹介いたします。とにかく懐かしさとあの時代にご飯を食べさせていただけたことに感謝して。末永く応援させてください。
Unknown (ちあ)
2011-08-18 09:17:32
>今年40の千葉大出身者さま

この記事、見つけて下さってありがとうございます。
「ぎやまん亭」さんはいまもご夫婦で頑張っていらっしゃいますよ。
ご飯、多く盛ってもらった方、多いのではないかしら。私もおやつなどよくいただきました。ときにはまかない食などもシャッターがしまったお店でいただきました。

福井で先生をなさっているのですね!!
小説、有名になって下さい。応援しています。

コメントを投稿