アイビー韓国日誌

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イ・ビョンホン氏のインタビューから・・・

2011年03月16日 00時02分28秒 | 韓国俳優

朝鮮日報のニュース記事で俳優のイ・ビョンホン氏が東日本巨大地震のこと・・・日本のことをインタビューした記事があり・・・この記事を読んで涙が止まらないくらい感動したり、辛い・・悲しみでいっぱいになりました。

こんな風に日本のことを思ってくれる韓流スターに感謝したく、記事をそのまま載せます。

『イ・ビョンホンは目がくぼみ、魂が抜けたようだった。だが、「政府・企業・市民・俳優・歌手などの垣根を越え、韓国の各界各層が全員で力を合わせ、日本の人々に希望を与えるため立ち上がらなければ。一番近い隣人であるわたしたちが全員、切実な思いで祈り、努力すれば、これ以上は犠牲が出ないかもしれない」と力強く言った。

 

 イ・ビョンホンはまず、自身に大きな愛をくれた日本の人々を思いやる言葉を口にした。「想像を絶する災害に見舞われた日本の方々に、わたしが何を言っても慰めにならないことはよく分かっています。実はわたし自身、日本の方々が経験している不安や恐怖を感じるのでぼう然とし、ほかの人が何を言ってもよく耳に入らないほどです。今こそしっかりしなければならないのに…。胸が、頭がずっと苦しく、つらいですね。それでも地震の渦中にいる日本の方々に一言だけ申し上げたいと思います。どんな状況でも一筋の希望を失わないでほしいと」

 

 イ・ビョンホンは大震災のニュースを聞いて以来、所属事務所の職員たちと毎日、どのように日本に救いの手を差しのべるべきかについて会議を繰り返していると言った。「わたしが個人的にできることと、俳優仲間や知人と一緒にできることを分け、日本を援助しようと思います。このような時は、一つに団結するとはるかに大きな力が出ます。日本に愛をいただいた芸能人仲間を集め、救援活動に入ります。ほかのことは考えられません。人が、命が一番重要なのでは?」

大震災のニュースを聞いてすぐ、日本にいる知人数十人に1人1人電話をかけ、安否を確認したと言う。「地震のニュースを聞いた当日は1人を除き誰とも電話がつながらず、一睡もできませんでした。翌日、無事だということが分かり、どれほど安心したか分かりません。しかし、依然として通話不能な地域の被害者のことを思うと、いたたまれません。その中には、わたしとほんの少しでも縁があった方もいるでしょう。胸が詰まります」

 

 韓国内の反日感情などを意識してか「日本」という国のことよりも「人」のことをまず考えてほしいと何度も言った。「(日本は)一番近い国で、(日本の韓流ファンは)わたしたちをあれほど愛してくださった方々ではありませんか。このような大きな不幸に直面した人々の痛みを理解し、救いの手を差しのべようとすることは、人間なら当然あるべき感情でしょう。全韓国人が『もう地震がやみ、日本の人々に平穏な日々が戻ってほしい』という気持ちを共通して持つようになれば、その気持ちは海の向こうに伝わるのでは。ほかの何よりも、そうした心構えが一番大切だと思います」。

 

 その一方で、「今回の地震に対する日本の人々の冷静な姿勢にも驚いた」と話す。「突然起きた危機的な状況でも、整然と秩序を守り、互いに気を配る姿勢を見て、日本人の力を感じました。寡黙ですが、規則を守る精神が徹底しているのでしょう」

 

 さらに、「日本の人々と一緒に仕事をすると、時間の無駄だと思われるほど事前の準備が徹底していて、時には苦労した覚えもありますが、今回の事態を見て、考えが変わりました」とも。「東京にある高層ビルが地震でひどく揺れても、徹底的な耐震設計のおかげで大きな破損はなかったではありませんか。このように事前に備える習慣が日本人になければ、より大きな事態に至っていたはずです」

 

 イ・ビョンホンは地震による非常事態がひとまず収拾された後についてのほうを心配している。「深刻な心の傷を受けた日本の人々が、すぐに日常生活に戻れるのか」という懸念だ。「地震の時、所属事務所のソン・ソクウ代表と所属女優ハン・ヒョジュが東京にいたので、緊迫した現場の状況を詳しく聞くことができました。いくら地震に対する備えがしっかりしている日本人でも、その場に座り込み、泣き叫び、パニック状態に陥る人が多かったと言います。大きな被害から復旧するための手助けをすることも重要ですが、長期的には日本の方々の心に平安を取り戻すための方法についても考えなければなりません。それについても、わたしができる役割は確かにあると思います」

 

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