どうせ地球のチリだからな。

生き方を変えたから、ブログも変えようと思った。
企画屋の日記です。

オヤジの涙

2009-05-31 11:40:04 | Weblog
製本所の社長が63歳になりました。
サプライズだから当の本人は勿論驚いてた。
しばらく、俺とトモカツに
「今日は俺の誕生日だから?俺のためなの?」
としつこく聞いてきた。
「そうだっつってんじゃん!」
と無理矢理に理解させた途端にオヤジは泣いた。
「ダメだ!」
と言って涙を拭く彼は、男の子みたいだった。
写真の中央が彼。
左はご存知トモカツ。
彼には弟がいて会社の専務。
酔っぱらった専務は、本気で何を言ってるのかが解らなかった。いつもだけど。
勿論、顔面ケーキはしました。恒例。ここんとこの過去最高の力でベシャッと飛び散るケーキ。
掃除が大変でしたが、彼が喜んでくれて良かった。
飲みが終わり、サプライズはまだ続く。
国分町通りを澁谷さんが封鎖。
道の真ん中で俺が彼にエールを送る。
恥ずかしくも何ともない。
恥ずかしいのは、恥ずかしいと思うその気持ちさ。
「忘れないぞ…」と花束を抱いて泣くオヤジ。
「うわ~ん!うわ~ん!兄貴は幸せな奴だなぁ~」と子どもの様に泣く専務。
これほど仲のいい兄弟もないと思う。
俺たちの方が、何かを貰った感じの誕生日でした。
こういう嬉しい事や、楽しい事は毎日でもいい。
どんなに小さな事でも、本気で祝福し、楽しむ。
例えれば雨だ。
雨は嫌だ、と思うか。
はたまた、雨も良い。濡れて行こうぜ。と思うか。
その差だな。
上下ではなく明暗の差。
大切だね。