池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

文廟

2012-01-25 16:26:37 | ベトナム生活あらかると
大晦日の派手な花火から打って変わって、普段からは信じられない程静かなテト元旦の朝。

普段は、車、バイクの騒音が酷いHai Ba Trungの通りも車、バイクが見られません。



お店も、軒並みシャッターが降りています。





うちのローカルスタッフが「火曜日は開いている」と言っていたので、翌日、歴史博物館に行ってみるも、ガードマンからつれなく「クローズ!」の一言。相変わらず、いい加減なことで(うちのスタッフが)^^;





さて、一応元旦ですので、初詣のようなことでもしようかと、孔子様が祭ってある文廟へ。

# タクシーに「ブンビョウ」と伝えたら「グエンビョウ(Nguyen Bieu)」なる人気のない建物(教会?)に連れて行かれました。正しくは「ヴァン・ミェウ(Van Mieu)」。私が悪いのか?

参詣者でごった返していました。(一瞬、人が途切れてたところで、パシャ)



# チケット買うのも一苦労。だって、後ろから押されるわ、後ろから手を伸ばして買おうとする輩ばかり。並べよ~、ったく(怒)

さて、皆さんが拝んでいる孔子像です。が、私(日本人)感覚からすると、瀬戸物ってのはありがたみが薄いな~。ついでに言うと、金箔の仏像とかも。



昔は、日本の仏像も金箔貼っていたんですけどね。その(陸奥で産出される)金を得るために、朝廷は、蝦夷討伐を繰り返したのです。哀しい故郷の歴史です。



そして、文廟そのものは「まあ、こんな感じだろう」と、元々の目的である、文廟の外の通りへ。

元々の目的とは、書道家が集まって、「書」を書いて売っている処を見ること。テトの時は、書道家が集まると、タウン誌に紹介があったのでね。



何が興味深いって、ベトナム語は、ラテン文字(アルファベットに`とか^とか~とかが付くやつ)じゃないですか。ベトナムの人って漢字がわからない人がほとんどみたいだから、意味がわかるのかどうか。





更に、漢字だけではなく、ベトナム語の書もあって、筆でアルファベットって言うのも面白いものです。



そして、点とか”にょろ”とかが良いアクセントになっています。

自分の名前を書いてもらおうかと思いましたが、どのみち、面白いのはこの瞬間のみと悟って止めました^^;


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