シャーロットの涙

☆映画と音楽、その他、芸術鑑賞記録と残しておきたい日々の雑記☆

Matthew Bourne's Cinderella マシュー・ボーンのシンデレラ

2018-10-07 20:39:11 | dance・ballet
10月7日 17:30〜
シアターオーブ

マシューの舞台が やっとやっと やってきた!
心待ちにしていたこの数ヶ月…あっという間にこの日も過ぎ去るのだけど、この一瞬はかけがえのない一瞬で。
もちろん楽しんで参りました

マシューの舞台といえば、それぞれのキャストが数人いて、その時踊るダンサーによってお話の内容が変わって見えるのが醍醐味。
近頃の私はそんなに何度も何度も観に行ったりはしなくなっちゃったんだけど、それでも指が勝手にチケットを買っていた笑笑
あ、2枚ね。可愛いもんでしょ笑

違うキャストで観てみたい、ってホントに心から思うのだもの。それ程違うの。

今回はアシュリーのシンデレラとエドウィンのハリー、パリスのエンジェルを観たので、ぜひ今度はコーデリアのシンデレラ、アンドリューのハリー、リアムの天使も観たい!
さてさて、そう事は上手く運ぶのだろうか…

何年もニューアドベンチャーズの舞台を追っかけていると、やはり入れ替わりがあるのでニューフェイスというか私の見た事がないダンサー達も増えているんだけど、お父さん役を踊った人は誰だろう誰だろう?とまず思いまして
もしかしてもしかしてもしかして、あの人か?いやこんなおじさん人知らないよ、こんなに太ったダンサー誰よ、でも踊れてるやん…て思った
プログラム見て確認しちゃったよ、、、

やっぱりアランだ〜〜
嬉しいよね、こうやって何年経ってもまた踊ってくれるんだもん。あ、でも最初は車椅子乗ってた。…なんだ、踊ってないやん笑

二部は華麗なダンスを披露してくれたけど、、、やっぱり私の中ではバレエというよりは体操のオジサンお兄さんちっくに感じてしまうのだけど、なんとなくプレスリー風味かもなんて思い始めたらだんだん目が慣れてきて笑、私の目にもカッコ良く写り始めました
しかし私にはnutcrackerな人だ。ザ スワン踊ったことあるなんてもうすっかり忘れてた😅
まさかシンデレラに出てるなんて思いもせず。。。もうちょい、予習せなあかんデスな😅💦


ニューアドベンチャーズも来日公演が久しぶり過ぎると、私も段々と平熱になるので😅冷静に見られるのがいい。笑
彼らは色んな経歴を持つダンサーの集団だけど、やはり私の目を奪うのは、クラシックバレエを彷彿とさせる お人なの。アシュリーはその点私には一番納得のいくダンサー。
でもダンサーでありながらも女優
イギリスもののステージはホントに皆さま芝居が上手い
台詞など無くても芝居も上手だから全然わかりやすい❣️ただ、たまに、ステージ全部に台詞や歌があって、耳からも楽しんでみたいなぁと、敵わない たわごとを言ってみたくもなる…ははは

でもプロコフィエフのシンデレラ組曲って全部をしっかりちゃんと聞いた事ないの。実はクラシックバレエを含めて「シンデレラ」というバレエを観たのは初めてでして
難解な現代曲っぽいのかと思いきや とってもロマンティック。それにすごく映画音楽っぽいのね。
昔のモノクロ映画を観てるようなステージは、映画好きな私にとってはもろにジャストミート❣️
マシューの着眼点にまず目から鱗が落ちましたです。
シンデレラというとすぐディズニー作品を思い出してしまうけど、ファンタジーからこういう現代劇風になるととたんに共鳴度合いが上がってくるよね。
もちろん、エンジェルなんていうキャラが出てくるからファンタジーには違いないけど、どこか自分の中にも都合良く登場するエンジェルなんていう存在がいるワタクシなどからすれば笑、とてもリンクしちゃって、普通に素直に見る事が出来てしまった感じ。
エンジェルを踊ったパリス、顔ちっさいし体は伸びやかでしなやかで、私の期待以上の方でした。
ぜひスワンレイクにも出て欲しいっす
マシューの作品にはたくさんの魔法が仕掛けてあるけど、今回まさにパリスはマシューの魔法使い役。彼はどこか王子様キャラなのがいいよね。


エドウィンはね、ライアン・ゴズリングに見えて仕方なくて私の中での存在感上がる一方で。終始 映画観てる気分にさせてくれて、そこが一番ツボだった。どちらかいうと、スワンレイクで王子を踊って注目していたアンドリューが観たいと思ってたけど、エドウィンかなり良かったから次もエドウィンでも全然良い笑

あと、強烈な一押しキャラは、、、やはり継母でしょ このロマンス作品の中では唯一マシューの毒が表現されててオモシロイ。
エンジェルが時間を巻き戻して爆撃から生き返った面々が踊る幻想的なシーンでは、車椅子じゃなくてカッコ良く踊りまくってるジェントルマンパパを銃で撃ってしまうし、病院でシンデレラを窒息させようとしてるし、なんか ただの意地悪な継母を通り越して極悪人やん!と思わせるんだよね。実際にこんな人いたらと思うと怖すぎる
ただのユニークなキャラではない、闇の部分だけに注目度合い高し。でも深読みがなぜか出来ない軽さも併せ持ってる気もするんだな
そうなの、この作品は内包するものをあーだこーだと探ったり、それをしたいと何故かあまり思う事なく見終えた感じで、、、史実に基づいて作られた爆撃シーンではあれど、どこかファンタジーさを私は色濃く感じたし ハッピーエンドに食傷気味なせいか、今迄のマシュー作品の中ではあまり心動かされた方ではなかったかな。

もちろんダンスは上手いので、そういう作品の内容を掘り下げるのではなく、もっと目の前で繰り広げられている踊りや芝居そのものを楽しんできた感じでした。

そう、キャスト全部がユニークなキャラクター設定だけに 皆んな見逃せない小芝居してるの。セットも何気に見所満載。
全部見逃したくないと思わせる仕掛けがたくさん。ほんと笑えて心切なくそして最後は笑顔で見終わる、これぞ現代のエンターテイメント!心温まる魔法のステージ。
そして最後は紙吹雪が舞う、粋なカーテンコール。


ああ何だかんだ言っても、また一度観ただけでは満足できない魔法にかかってしもた〜〜😅
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