シャーロットの涙

☆映画と音楽、その他、芸術鑑賞記録と残しておきたい日々の雑記☆

MATTHEW BOURNE  SWAN LAKE~マシュー・ボーン スワンレイク2014

2014-09-08 20:54:07 | dance・ballet
限定復活…ご無沙汰です

9/7 17:30~ 東急シアターオーブ
 
ザ・スワン/ストレンジャー: ジョナサン・オリヴィエ
王子:アンドリュー・モナハン 
女王: アンジャリ・メーラ
執事: エド・ミトン
ガールフレンド: キャリー・ジョンソン



かなり更新が滞っていましたが…こっそりと復活して そそっと消えようかと。やはりこの作品があってこそBlog始めたのだから復活しないとね。


今年はマルセロ・ゴメス以外にも、クリストファー・マーニーの王子とクリス・トレンフィールドのSWAN…ダブルクリスで観たい!と期待に胸を弾ませて…でもその願いはどうやらかなうのか、なんだか自信がなくなってしまったのだけど、今日はプレビュー公演、序奏という意味なら十分凝り固まった私の胸の奥をストレッチして、温めた感じデス。

そして・・・今日のジョナサンの白鳥とアンドリューの王子ペア…終わってみればやはり前回公演と同じく、ジョナサンがいい意味で堅気な男臭さあるスワンで、父性溢れる空気感に包まれたのでした。 そうこの父性が私的にはポイントで、男性同士の性的な物語ではなく見えている方が、これ以上この作品にどっぷりとはまる事なく自分的には落ち着くのかもしれない、なんて思ってますが…そう言いながらも、色気を堪能したいと矛盾した贅沢な望みは常に抱いていてw



今回も他の最近のニューアドベンチャーズの舞台も、どうもクラシックな空気を感じる事が少なくなってるような気がして、なんとなく期待薄になってたのは事実。

バレエ作品として舞踊の部分をいつも何かしら期待してしまう私には、ストーリーそのものや物語の解釈云々とか演技の部分よりも、身体的な表現で説得力を感じたい。
だから一人でもクラシックバレエの要素を感じさせてくれるダンサーがいれば、私的には満足したのかもしれません。

でもかといって、ゴメスはプレビュー公演には出ない。
だから前回かなりクリスのイタリアのエスコートがイチオシだった私は、今日は是非ともクリスのストレンジャーが観たかったのでした。

ま、その願いはかなわなかった訳ですが…ジョナサンは安心感があるのがとてもいいの。
無表情でオトコ臭くて、そういったところがある意味、動物的なところをとても感じさせてくれるから存在感は抜群。 でも、ものすごい汗で苦しそうに見えて、前半はあまり余裕がないような感じを受けたのだけど…
でもアンドリュー王子が私の心の隙間を補うかの様な素晴らしい表現をもって迎えてくれたのでした。
この物語はタイトルはSWAN LAKEといえど王子の物語で…彼のおかげで結果的には私の涙腺は決壊。
踊りの部分を期待しながらもやはり心動かされたのは、ドラマティックなチャイコフスキーの音楽と演技力だったとはね… そんなものかな。

アンドリューはちょっと気弱そうだけど正統派な王子、とても素直そうで品もあり且つ容姿も端麗で、はまり役。 私にとって王子役は正統派がかなりのツボ。
そうだ、もう幼年の王子役はないのね。最初から青年の王子登場で。。。最後は誰がジョナサンに抱っこされてるんだろうかと思いつつ。
アンサンブルやSWANたちは誰がどの役を兼務するか決まってるようだから、昔記録した自作の表を引っ張り出して、復習でもするかな~。
舞踏会で着る衣装も何気に変わってる?ような気もして、とにかくもう忘れてるから、誰がどこの国の王女だかわからなくなってしまい…
目立った見せ所があるハンガリーとイタリアとスペインの王女達はあまり忘れないけど。
いつ見ても、王女たちのドレスはセクシーでセンスがよくて、パンツスタイルでもとてもカッコイイ。淫らな事をしてても今回はそんなにも下品にも見えなかったな。
ダンサーの品の良さ、というよりキュートさを感じたからか…
でもガールフレンドだけは…;スナックのママ風?!w髪の毛のアップスタイルもなんだか疲れた感じに見えちゃって;

今回のステージはどうも男性陣よりも女性陣に目が行ってしまいました。衣装が素敵だったしどちらかというと見た目な演劇的な部分に注目するしかなくて、女王もガールフレンドもそんな目線で見つめてしまった感じ。
ガールフレンドはすでにガールには見えなかったけれども~w オバちゃんぽいからセクシーな王女達に目線がいってしまうのだな。さらに言うと女王よりも王女達。 ハンガリーの王女、とても顔がちっさくてキュートだけどセクシーだった。
キャリーのGFは、かなりのオーバーアクションで面白かったけれども、いまひとつ私には存在感が少なかったかな。

どう見ても惹かれるはずがないでしょ、と思える。説得力ないよ・・・と思うのだけど、実はそういう設定が意図的なもの?
アンドリューもどちらかというと若く見えるし、かなり年上に見えるスワンとGFの間に挟まれているからこそ、王子が精神的にも大人になりきれていなくて幼く見えてくるの。
母親からも愛されてるとも思えず、何かあってもスキャンダルになってしまい世間からも笑われる自分、そして自分をも愛せず、ついには消えてしまいたいと思う王子には、自由に飛びまわる気高き白鳥は憧れの象徴・・・ジョナサンは白鳥というより鷲とか鷹っぽいけどw
あまり孤独な渡り鳥的なものは感じないのだな。白鳥が王子のココロの裏返しみたいだと思ってきたけど、ジョナサンにはその孤独感はどうも感じない。むしろ師弟に慕われてる兄貴っぽさをたっぷり感じてしまって、4幕でSWAN達に攻撃される意味合いをつらつら考えたくなってしまった。
王子にとって、母親の愛が欲しかったというより実は父親の愛が必要だったのか?って思えてもしまうけれど、それはマシューボーンの意図する方向へ私は向かって観ていたのかな?っ。
私はもっともっと強烈なエロスを二人の関係性に感じたいだけかもしれないけど、それはゴメスを観る事で納得するでしょってもう決めて(わからんけど;)ゴメスストレンジャーの夢観ようw 


そうそう、それと執事もジェントルマンだった。
前回のスコットの執事があまりアクの強さがなかったけど紳士的な感じが好印象だったのと同じくで、エドの執事は王子を見つめるクールな目線は結構鋭くて威圧感たっぷり。
この役はあまり踊らないけど、少し舞踏会シーンで華麗なステップを見せてくれるので何げに見逃せないのよね。
クラシックバレエで言うロットバルトな役どころになるのかな。アクの強さで言ったらアダムがSWANを踊っ時にDVDに出てた執事が最高かも。



すでに私の中には強烈な印象を残したホセ白鳥が羽ばたいてしまっているので、なかなかそれを超える白鳥はまだいない。いや、もういないのかな・・・
何度も観てしまう私の媚薬、SWAN LAKE…
狂詩曲がまた始まって嬉しいw





SWAN・・・クリス・アギウス・ダルニマン、トム・カミングス、カイル・マレー、グラハム・コトウィッチ、マイケル・バーンズ、
     マット・ペティ、リース・ハイドン・コーストン、ジェイムズ・ハースト、アシュリー=ジョーダン・パッカー、グレン・グラハム、
     ハリー・ブライス、ニック・カニングハム、アシュリー・オーウィン、イヴァン・デガド・デル・リオ



ENSENBLE・・・フレイア・フィールド、コーデリア・ブレイスウェイト、ニコール・カトー、カトリーナ・リンドン、
       ジェイミー=エマ・マクドナルド、ケイト・リオンズ、キャリー・ウィリス
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2 コメント

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観てきましたよ~ (keyaki)
2014-09-10 21:07:26
ジョナサン・スワンとサイモン王子でした。
今日の分しかチケット手配してなかったのですが、千秋楽のリピチケ買ってしまいました^^
私も… (シャーロット)
2014-09-10 22:02:31
keyakiさん、今回はいかがでしたか?
私も千秋楽観たくなりました…我慢して買ってませんが、なんか我慢できそうにありません。ううう。笑

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