シャーロットの涙

☆映画と音楽、その他、芸術鑑賞記録と残しておきたい日々の雑記☆

クラシカル・クロスオーバーその1

2005-11-20 23:00:00 | music
最近の流行「クロスオーバー」…クラシックと他ジャンルの音楽を融合させ、華麗で優雅でありながらもポップでカジュアルな音楽…



IL DIVO…2003年結成されたばかりで、それぞれがオーデションで約2年かけて集められた。イタリア語でDIVA…歌姫の男性版。メンバーは多国籍で、ポップスですでにデビューしていたセバスチャン・イザムバードはフランス人。そしてクラシックを学びオペラや聖歌隊などの実績を持つウルス・ビュラーはスイス人。アメリカ出身のデイビット・ミラーはクラシックやミュージカル、スペイン人のカルロス・マーティンは本格的なオペラで主要な役どころをこなす、それぞれが本格的なトレーニングを積んでいる実力派集団。

[The Chrisutmas collectin]
1.O Holy Night
2.White Christmas
3.Ave Maria
4.When a Child Is Born
5.Adeste Fideles (O Come All Ye Faithful)
6.Over the Rainbow
7.Panis Angelicus
8.Rejoice
9.Silent Night
10.Lord's Prayer

ファーストアルバムは自己紹介的な感じを受けたが、クリスマスアルバムを聴くとミサ曲やお馴染みのクリスマスナンバーは尚いっそう4人の魅力をひき出していて、クリスマスという時期に心温まるそして癒しの音楽として最高の演出をしてくれるものと思う。
デイビットのメゾソプラノといえるような高音の響きには驚かされるし、ウルスの天使のような透明感あるテノールに酔いしれる。そしてセバスチャンが今回のクリスマスアルバムでは素晴らしくいっそうの飛躍を感じた。
そして言うまでもなくカルロスの豊かな声量と伸びのある低音の声に、他の誰よりも魅力を感じてしまう私…


セカンドアルバム「Ancora」UK盤 (EU盤は10曲目がなく、全部で11曲)

[Ancora]
1.Heroe
2.Isabel
3.I Believe In You (Je Crois En Toi) - Il Divo and Celine Dion
4.Unchained Melody
5.Si Tu Me Amas
6.Ave Maria
7.Hasta Mi Final
8.All By Myself (Sola Otra Vez)
9.En Aranjuez Con Tu Amor
10.Esisti Dentro Me
11.Pour Que Tu M'aimes Encore
12.O Holy Night

セリーヌ・ディオンとのコラボナンバーが3曲目(I Believe In You )に入っているが、セバスチャンの声はやはりポップスにはしっくりはまり、何より安定感があるように感じる。
ただでさえセリーヌの曲もドラマティックなものが多いけれど、DIVOとのコラボによりセリーヌのソプラノヴォイスに奥行きを与え、かなり心揺さぶられるくらい響いてくるものを感じてしまう。
その他、クリスマスアルバムと重複するものや映画の曲などどこかで聴いたことのある曲をさらにドラマティックに作り上げ、どこかしら必ず自分のなかで共鳴する声の波長をとらえてくれるものとなるであろうアルバムとなっている。



The Christmas Collection
Il Divo
Syco Music/Columbia

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Ancora
Il Divo
Bmg

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アミーチ・フォー・エヴァー

男女の混声によるオペラバンドで、まさにデビューアルバムは「ジ・オペラ・バンド」 
メンバーはジェフ・シューエル、ジョー・アップルビー、デヴィット・ハビン、ニック・ギャレット、ツァカーン・ヴァレンタインの5人。全員がクラシックトレーニングを受けている。リードヴォーカルは常に交代しそれぞれの持ち味を生かしながら熱唱していく感じ。
しかし、それほどオペラ的?のようには私は感じなかった。
1.Prayer In The Night (Cala La Notte)
2.Senza Catene (Unchained Melody)
3.Whisper of Angels
4.Pearlfishers
5.Soave sia il Vento
6.Vita Mia
7.Nimrod (Lux Auterna)
8.Song to the Moon
9.Band of Brothers
10.Canto Alla Vita
11.Zadok the Priest
12.Nessun Dorma
13.Adeste Fidelis (Oh Come All Ye Faithful)
14.Olympia - Eternal Flame

ジ・オペラ・バンド
アミーチ・フォーエヴァー
BMGファンハウス

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マキシム

…旧ユーゴのクロアチア出身の、まさに「戦場のピアニスト」を思い出させる。クラシックの活動もしているが、どちらかというと最近はクロスオーバーがメイン。坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」などや、クラシック、映画音楽のアレンジに力を入れたものが多い。
クラシック好きな私には、あくまでもベースがクラシックでその実力を培った上での音楽性であるので、非常に力強さと豊かな感性に安心とこれからの可能性を期待できるアーティストの一人である。

最近は皆モデルのような着こなしとその容姿さえも武器にし、さらにそれがヒットに繋がるかどうかが鍵となっているような気がする。売る側も聞き手の心情を上手く利用しているのである。やはり同じ聴くならビジュアル的にもかっこよくなければ聴きたいとは思わないものである。私はDIVOを先に知ったのでアミーチは、上手いとは思ったけれどやはりDIVOが聴きたくなる・・・うまくのせられた感があるよなあ
ただの見てくれだけではもちろんすぐ廃れてしまうが、やはり実力は肥えた耳を持つ聞き手をだませる筈もなく、その期待以上にオーラを発し続け実力を維持させることがこれからの彼らクロスオーバーのアーチスト達が課せられた事なのであろう

ヴァリエーションズ
マキシム, ティム・ブラン, ピート・ロックハート, ナビル・カリビ, マット・ダンクリー, ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団, イーヴァ・コーツィ, メイ・マッキーナ, エセックス
東芝EMI

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6 コメント

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IL DIVO (サクラ)
2005-11-21 11:03:51
私も彼らのクリスマスソングCDを聴いてます。

12月に入り世間がクリスマスモード一色になってから聴くと、なおいっそう気分が高まれるような気がしますが、美しいハーモニーに既に聴いているときは気持ちは一ヵ月後に行ってます



以前アダム・クーパーの「危険な関係」を鑑賞に行くのに、ストーリーの下地として原作を題材にした映画2本観ました。

その時マルコヴィッチ版だけはいくつか回ったレンタル店になかったので観ず終いでしたが、先日TSUTAYAで廉価販売(新品)していたので買いました。

その中にカウンターテナーが歌っている場面があります。

テレビなどで数回そういう方の歌声を聞いたことがあるのですが、一番美しい声に聞こえました。



それとキアヌがとても若い若い!
Unknown (charlotte)
2005-11-21 22:00:11
サクラさんこんにちは。

一足先にクリスマス気分ですよね。

もうそんな時期になってるなんて。なんか取り残された気分

カウンターテナーていうと、もののけ姫の米良美一がまず浮かぶんですけど…彼の伴奏していたフォルテピアノ弾きの方と少し縁があったりして聴いた覚えはあります。なんか不思議な感じでした。一人で男女混合って感じ

でもDIVOのデイビットはそんな感じはうけないのですよ~何が違うんだろう??

カウンターテナーの方って女性の高音とは違った声の厚さはありますよね。



アダム・クーパーの危険な関係、今更ながら見たかったなあ。映画版、購入したのはDVDですか?ぜひ貸して頂けませんか?



バレエネタですが、実際のアダムの踊りは映画のリトルダンサーとSWANのDVDでしか見たことがありません~。要するに白鳥のカッコしてるアダムだけ…本人が見たい!来日公演何かないですかね…あ、あとホセも
ハイッ! (サクラ)
2005-11-22 20:10:45
「危険な関係」はDVDです。

はい!、では返して頂かなくても良い方法で出張させま~す。

少しお待下さいね。

他はぺ・ヨンジュンの「スキャンダル」往年の二枚目スターだったというジェラール・フィリップ(名前がジェリーと・・・)の「危険な関係」ですが、そちらはレンタルしたので残念ながらないです。



「SWAN LAKE」は目を覚ました王子の朝の様子から始まりますが、マルコヴィッチ版もそうで、貴族の生活が垣間見られそこはなかなか面白いです。
ありがとう! (charlotte)
2005-11-22 22:36:05
サクラさん、いつもわがまま言ってごめんなさい!

本当にありがとうございます。(ちゃんとお返ししますのでご安心を。)若いキアヌも楽しみです~

ところで、クラシカル・クロスオーバーについては色々書きたいと思っているのでもう少々お待ちを(笑)…サラ・ブライトマンとか。

映画音楽もある意味クラシッククロスオーバーですよね。
こんばんは (chatelaine)
2005-12-05 23:31:46
クロスオーバー、いいですよね。

私は先日マキシムのコンサートに行っちゃいました♪生マキシムはめちゃめちゃかっこよかったですよ~っ。

観客はやっぱり女性が多かったです(笑)
羨ましい! (charlotte)
2005-12-07 02:48:34
chatelaineさん、生キシム見たのですか~?羨ましい…実は地元のホールでコンサートがあったようなんですが、どうしても都合がつかず行けなかったのです…その前に最悪なコンサートに行ってしまったので、そちらを行かず、マキシムを聴きに何が何でも行けばよかった…

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『マキシム ソロ・リサイタル』レビュー (西欧かぶれのエンタメ日記)
一年くらい前に、友人に教えてもらったマキシムという美貌のピアニスト。クロアチア出身の彼は、戦火の中でも地下でピアノの練習をしていたという、リアル版・戦場のピアニストだ。 マキシムの演奏の魅力的なところは、バンドとのセッションで、パーカッションとのコラボ