シャーロットの涙

☆映画と音楽、その他、芸術鑑賞記録と残しておきたい日々の雑記☆

Matthew Bourne's Sleeping beauty~マシュー・ボーンの「眠りの森の美女」

2015-07-05 22:08:19 | dance・ballet
恵比寿ガーデンシネマにて

ライブビューイング形式で舞台を観るって、とてもお得だと思う反面、自分の視点で見られないのがたまにキズ…
そこを観たいわけじゃなくて、この人が観たい、ここが観たい~ってなっちゃうのがツライw
でも舞台ならもっとチケット代も高く、目の前で観られない事も多いから、先日の3D SWAN…はすごく舞台としてのリアリティーを感じて、今度はもっと前の席に座ろう!なんて思ったくらいだ。。。いえ、もうすでにその時 3列目w

今回は3Dじゃなかったから・・・映画的な領域で、なんだか首が痛かった
それにね、ゴシックな感じの舞台だから色彩も暗くて・・・ときおり私が眠りのビジョになったww

それにしても、やはり舞台が観たかったな。。。
ダンサーの生の呼吸を肌で感じたい。瞬間の芸術だからこそ、そこに命かけて挑む。その一瞬を見逃したくない…そしてそこに居あわせた者だけにしか得られない感動と幸せ…
それが舞台の魅力ですよね。
そんなダンサーに感動して止まないから高いチケット代払って何度も何度も観に行くのだから、、、お願い、誰か早く日本に持ってきて下さ~い。お願いしますすす。
映画でごまかされたらヤダ!w

とにかく、チャイコフスキーの音楽の秀逸さにまた惚れ惚れ。
クラシックの「眠りの~」 も観たことは過去にあったし、ディズニーのアニメやアンジーの映画でも目にしてきた「眠り…」、
でもマシュー中毒な私は、もちろんコレ一押しよ。
小道具の使い方や、セットの面白さは毎回目を瞠ります。
そうそう、まずマシューといえば…なんでしょ?




ベッドでしょwww



なんでか よく ベッドはセットで使われるね。いや作品からして当たり前ですけど。

それと私の今回の小道具大賞wはなんでしょ?



もちろんベイビーだww



生きてるみたいよね。SWANに出てくるコーギー犬も可愛かったし、SWANのぬいぐるみも可愛い…けど、ベイビーは大画面でアップで見ちゃうとシュールすぎて怖いよ。ちゃんと表情まで変わるんだもの。
とにかく赤ちゃん絡みで笑いを誘う一部のシーンは、マシューならではの、ちょいとシュールな演出でこれまたやみつきになる見どころの一つ。

それと、、、今回の妖精たちは一応素敵な衣装をまとってて惚れ惚れ。ハイランドフリングの妖精達はもっと衣装もボロボロでシュールでゾンビみたいだったけど…
こういう妖精もの、みんな得意だよね。
それと、動く歩道な仕掛けw、あれいいね!w ちゃんと対面通行になってて、ナイスアイディアでした。
というか、シャーロット的一言。恵比寿駅改札からガーデンシネマまで距離長すぎ。笑 だから、動く歩道を止まらず歩くw、そして早く到着できる・・笑
ガーデンプレイスはなぜか遠いというレッテルを自分の中で勝手に貼ってるから、どうしても足が遠のく。そして、いつの間にか営業再開してて・・・SWAN LAKEで久々に行ってみたらお洒落なシネマに変身しててびっくり。

う、話がそれました。


4部で赤い衣装を着て踊るシーン、どうもカラドックがマイケルジャクソンにしか見えずw。スリラーまんまで笑えて。そしてドミニクはアニメの「サイボーグ009」みたいに見えちゃって笑えた 怪傑ゾロみたいに見えて笑えた なんでも王子様的な人だと思って、あまり萌えなかったw

クリスのライラック伯爵はドラキュラだったの?って思ったら、少しがっかりしましたが。というか妖精と思って見てるからすでに私の中でクリスを美化しちゃっていたのでした。
でもやっぱり噛み付いた、やっぱりそうきたかと思ってしまい・・・バンパイヤものに少し食傷気味なんです。汗 
時を越えてさえもずっとそばにいたいという選択肢が出てきそうだと思った瞬間の出来ごとで。でも踊る姿は本当に素敵すぎ、上手すぎ。ハンナもはだしで踊るシーンがほとんどでしたが、美しい足運びには見惚れました。
それとね、成人のお祝いの時に、オーロラとカラドックが出会うシーン、これはシシィ(エリザベート)トートとみたいだ!と勝手に想像して、これまたおかしくなったのでしたw
どうも既視感がいたるところに感じられて、楽しいというか、ある意味食傷気味というか…。

でもこの舞台、振り付けがクラシックバレエをすごく彷彿とさせてくれるので、とっても私的にはつかみはOK w
ただクラシック的要素が多いと流れが緩慢になって展開そのもののスピード感が薄れそうな気もしますが、音楽としてのテンポはやはりマシューの舞台なので、速いんです。
セットがめまぐるしく変わったり、演劇、映画的に話の展開は早い。衣装チェンジ、振り付けやフォーメーションが凝ってて飽きさせない。
ただし、お話の流れがよくわかってなかったというか、事前のリサーチをしないで見にった私なので、劇場でいただいたちらしを読んで後で納得した部分もあったのでした。
でもマシューの舞台は演劇バレエ、とても説得力ある演出が多いです。セリフなくともある程度は理解できそうな場面も多数。顔のパーツがないのっぺらぼうの仮面をかぶって踊るあたりは未来に起こることを示唆してるみたいでわかりやすかった。ちょっと怖いけど。


なんというか、SWAN LAKEばかりリピートしてる自分には、こういうオチがどうもめずらしく、マシューの舞台にいつも感じる哀愁とかはさほど感じず。
ハッピーエンドな作品って少ないものね。誰か死んじゃうとかないしw血がべっとりとかないしw
どちらかというと「ナットクラッカー」的「ハイランドフリング」的なのかなと理解しましたデス。
どうもマシューの舞台って「望んでも手に入らないこと」的な作品の描き方が多く、それに慣れてしまっているので、悲劇を少し期待してるところもあり。苦笑
でもある意味、本来の自分の生きる時代で愛し合う事が出来なかったのは悲劇かもしれないし、人間ではなくなってしまった事自体が悲劇かもしれないし…

まあでも、マシューの舞台の魅力は、キャストでストーリーが違って見えること。
映画館でライヴビューイングだと、同じキャストの繰り返し・・・ハッキリいってリピートはしない人多いかも。封切られて初めての日曜の昼間のなのにガラガラ・・・もっと宣伝してお客様を呼ばなきゃ~。
個人的には映像ではあれど見ることができてとても嬉しく。いつか来日公演があると、この先も夢を見続けていきたいものです…
(加筆修正あり)

オーロラ姫・・・ハンナ・バッサロ    レオ(国王の狩猟番)・・・ドミニク・ノース     ライラック伯爵・・・クリストファー・マーニー
カラボス/カルドック・・・アダム・マスクル      

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