シャーロットの涙

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メアリーとマックス~Mary and Max ~

2011-05-09 16:55:51 | 映画「ま」行の作品
例によってコピペシリーズ爆

さっさと映画祭で見ちゃったので、更新記事もないからズルしてコピペ。
ごめんちゃいい。
改めて読むと、また観たくなり。


以下2009年秋に観た時の感想コピペ


*********************************************

ペンパル

これ、見られて良かった。☆5つ。
ホントに一般公開を望む。

人形アニメで90分なんてすばらしく手がかかってるよね。そんなスタッフのココロがこもった超ユニークでチャーミングな人形たちが繰り広げるお話に思いのほかノックアウト。昔ペンフレンドを持っていた自分の事も思い出しながらの鑑賞。

映像はそれこそ暗くて色なんて乏しいのに、なんだか家族の昔の白黒写真を見るような、人生の軌跡をなぞるような、なんとも言えない懐かしさを感じつつ、人形たちの人生に寄り添って最後にはボロ泣きしたワタシ・・・シャーロットの涙も白黒?爆








映像はダークなのに、音楽がすごくファンタジー色いっぱいだから全然陰気くさく感じないの。ポップス的な軽めの音楽だからこそ、映像がこれまた生きてくるのだよね。
オープニングの曲を聞いてすでにココロ浮き立つのだもん。
映画の印象としてはティム・バートンな感じにも似てるけれど、もっと愛嬌があって可愛い感じかな。思いのほか心温まるのだった。

アスペルガー症候群を抱える孤独な中年男マックスはフィリップ・シーモア・ホフマンの声で、ティーパックを作る工場で働く父とアルコール漬けの母の、内気な娘メアリーの声がトニ・コレット(大人)
元々そんなクセのあるキャラクターを演じたら二人とも凄く上手いのだろうけど、声だけでこんなに人形に魂込めるなんて本当ファンタスティック。
メアリーの夫のダミアンもエリック・バナが吹替えをしていたのは後で知った。そしてメアリーの屈託のない可愛らしさある少女の頃の声に、私はお話にどんどん引き込まれ・・・。
ただのお人形アニメって侮るなかれ。。。

中身も明るくない内容がいっぱいで、生きる事、死んでいく事、悩み、悲しみ、すれ違い、怒り、、そんな暗いものを抱えて生きるキャラクター達の世界は、まさに自分たちの世界。ココロは傷ついていて時に暗く、辛くて、涙してるの。だから想像の世界で自分を自由に泳がせてあげたくなるというか、恋に恋してしまうメアリーの気持ちもすごくよくわかる。
顔が見えない相手とならどこか上手く話せるかもしれない、自分の話を聞いてほしい、そして自分だけに来るお返事がどれだけ嬉しくて待ち遠しいのか。
手紙もメールも、返事はやはり嬉しいものよね。
メアリーの独創的wな字といい、マックスの感情を感じられるようなタイプライターのキーを叩く音といい、手紙というものにはやはり感情がたくさん込められていて、いいものだなって改めて思える。

言葉に心浮き立ち、言葉に慰められ、言葉に怒り、そして言葉に救われ。

親戚は選べないけれど、友達は選べる・・・
人は完全ではない。だから許せる。。。

死は突然で命ってホント儚いものなんだなって、時とはなんて無情にも過ぎ去っていくものなんだなって思えるけれど、でも確かに大事な人の人生の証を感じられた時、なんだかそういうものに随分と心は支えられて助けられながら生きていたんだなって、死と向き合う事でやっと実感できるんだろうな。

実に人生観はシュールだけど、でもとっても前を向いて生きてるポップな目線に元気がでる。ハートウォーミング。
友情を超えたソウルメイトのような関係に昇華していく二人がなんだかとっても羨ましかった。

映像を作り上げていく作業はきっと気の遠くなるような時間が私の思うより何倍もそこには流れているに違いない。だからこそ人形であっても監督をはじめとするスタッフの愛が感じられ、そういうものに震えるほどに気持ちが揺るがされてしまう。
ああ、映画はやっぱり劇場でみるべし。



監督:アダム・エリオット

トニ・コレット、フィリップ・シーモア・ホフマン、バリー・ハンフリーズ
[解説]
恋に恋する少女メアリーと、障害を抱える中年男性マックスの、長年の文通による交流を描いた人形アニメーション。ブラックでポップなセンス満載、そして大きな感動が訪れる。アヌシー国際アニメーション映画祭最高賞受賞。

[あらすじ]
本作は、対照的なふたり――オーストラリアのメルボルン在住、丸ぽちゃで孤独な8歳の少女メアリー・ディンクルと、ニューヨークのカオスで暮らす超肥満体でアスペルガー症候群の44歳のユダヤ人マックス・ホロウィッツの、ふたつの大陸をまたいだ20年に渡る手紙を通して描かれる物語。思春期から大人の女性へと成長するメアリーの旅路と、マックスが中年から老いを迎える過程を追いながら、紆余曲折を経て友情を越えた強い絆が結ばれる様子を描く。(TIFFオフィシャルより)
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4 コメント

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こんばんは (ノラネコ)
2011-05-14 18:50:48
三度観て三度とも最後に泣きました。
決して派手ではないけど、人間の心の繋がりを描いた傑作ですね。
私は何となくイーストウッドの映画を思い出しました。
人生の孤独を知る人にこそ観てもらいたいですね。
ノラネコさん (シャーロット)
2011-05-15 18:16:19
こんにちは。
そう、何度見ても泣けるってなんかわかる気がします。
私なんかは派手でないからこそ余計に共鳴できちゃうんだと思いますし。

そうですねえ、イーストウッドの映画と「余韻」が似てますね。静かに、でも言いたい事が直球で伝わってくる感じとか。

・・・あ~、また観たくなりましたゎ
今晩は☆彡 (mezzotint)
2011-11-06 23:59:00
シャーロットさま

今晩は☆★
ご無沙汰です!お元気そうですね。
やっとこちらにもきました。
本当にじわっと心にしみました。
もう一度観たいです。でも終わっちゃい
ました(涙)マックスもメアリーも
良いよね。メアリー母や車椅子のおじさんも
好きでした。
meeotintさん (シャーロット)
2011-11-07 21:37:55
ご無沙汰してます。
いつも忘れずにいてくださり、ありがとうございます♪
mezzotintさんのようにたくさん映画をご覧になる方でも意外と、何度も観たいと思うとか、心に残る作品って少ないと思われます。
本作はホント余韻が心に沁み入りますよね。
楽しいキャラクターが揃っていて、これぞ実に映画らしい映画。
クレイアニメっていうものでここまで感動できるなんて想いもしませんでした。
大好きな作品です。

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