
「世田谷一家殺人事件 侵入者たちの告白」齊藤 寅/著読みました。
あの有名な事件の取材を行ううちに、いつしか真相に近づいていくルポルタージュです。世田谷の事件と日本の各地で起こった事件を関連付けるような証拠があらわれ、次第に真相が明らかになっていきます。
証拠の信憑性や本書で書かれていることがどの程度本当なのかは、私には何ともいえませんが、本書が真実に迫っているとすると相当怖いことになる。
それは犯人に対してということも言えるし、警察の体制にも言えます。
ベルリンマラソンへ参加した時に、帰宅してみると窓の鍵の部分が小さく割られて、空き巣に入られていたことがあった。部屋にはほとんど現金は置いておらず、実際的には全く損害はなかったのだが。
空き巣の話をしていたら会社の同僚の多くが空き巣に入られた経験があることが分かった。
また、同じく東京に住んでいる当時、会社から帰ってくるとドアに手紙が挟まれていて、隣家に早朝強盗が入り犯人が捕まっていないので気をつけてください、とあった。
確かに隣の家の雨戸が夏だというのにしっかり閉めてあった。
まさにその早朝、1階角部屋で強盗に入られた家に自転車置き場をはさんで面していた私はというと、窓を開け放って眠っていたことになる。
もちろん強盗に入られなかったことはラッキー(単にお金があるようにはみえないということでしょう)でしたが、結局私のところに警察が捜査に来ることはなかったし、郵便ポストに情報提供依頼のメッセージのようなものもなかった。
その後すぐに犯人は捕まったのかも知れないが・・・。
考えている以上に犯罪の被害を受けていないことは幸運なことなのかもしれません。
怖い本です。
あの有名な事件の取材を行ううちに、いつしか真相に近づいていくルポルタージュです。世田谷の事件と日本の各地で起こった事件を関連付けるような証拠があらわれ、次第に真相が明らかになっていきます。
証拠の信憑性や本書で書かれていることがどの程度本当なのかは、私には何ともいえませんが、本書が真実に迫っているとすると相当怖いことになる。
それは犯人に対してということも言えるし、警察の体制にも言えます。
ベルリンマラソンへ参加した時に、帰宅してみると窓の鍵の部分が小さく割られて、空き巣に入られていたことがあった。部屋にはほとんど現金は置いておらず、実際的には全く損害はなかったのだが。
空き巣の話をしていたら会社の同僚の多くが空き巣に入られた経験があることが分かった。
また、同じく東京に住んでいる当時、会社から帰ってくるとドアに手紙が挟まれていて、隣家に早朝強盗が入り犯人が捕まっていないので気をつけてください、とあった。
確かに隣の家の雨戸が夏だというのにしっかり閉めてあった。
まさにその早朝、1階角部屋で強盗に入られた家に自転車置き場をはさんで面していた私はというと、窓を開け放って眠っていたことになる。
もちろん強盗に入られなかったことはラッキー(単にお金があるようにはみえないということでしょう)でしたが、結局私のところに警察が捜査に来ることはなかったし、郵便ポストに情報提供依頼のメッセージのようなものもなかった。
その後すぐに犯人は捕まったのかも知れないが・・・。
考えている以上に犯罪の被害を受けていないことは幸運なことなのかもしれません。
怖い本です。