「灰色の北壁」真保 裕一/著を読んだ。長野マラソンへの移動の電車中です。
表題作を含め3作品を収録した、中編集です。
灰色の北壁と呼ばれる難攻不落の北壁の登頂の意外な真実が明らかになる表題を含めて、長編作品とは違うところ、人物を描くことにかなりの比重がかけらた作品集のように思えます。
長編がもちろんキャラクターを描いてはいないわけではないが、人物というよりはキャラクターという感じなのに対して、こちらでは人間という感じがします。
またストーリーやテンポで読ませる長編に比べると随分と落ち着いた印象のある作品集です。
私は山登りにはあまり興味がありませんが、極限の中での展開はそれなりに手に汗を握る作品が多く、あまりはずれの作品の印象がないので買ってみたんですが、想像したものとは違った中身の(もっと言うと長編だと思っていました)作品でしたが、いい作品集でした。
表題は特に意外性などもありいい作品でした。
※上記写真は真保裕一さんのサインです。(買った本がサイン本でした)
表題作を含め3作品を収録した、中編集です。
灰色の北壁と呼ばれる難攻不落の北壁の登頂の意外な真実が明らかになる表題を含めて、長編作品とは違うところ、人物を描くことにかなりの比重がかけらた作品集のように思えます。
長編がもちろんキャラクターを描いてはいないわけではないが、人物というよりはキャラクターという感じなのに対して、こちらでは人間という感じがします。
またストーリーやテンポで読ませる長編に比べると随分と落ち着いた印象のある作品集です。
私は山登りにはあまり興味がありませんが、極限の中での展開はそれなりに手に汗を握る作品が多く、あまりはずれの作品の印象がないので買ってみたんですが、想像したものとは違った中身の(もっと言うと長編だと思っていました)作品でしたが、いい作品集でした。
表題は特に意外性などもありいい作品でした。
※上記写真は真保裕一さんのサインです。(買った本がサイン本でした)