司法書士のオシゴト

会社にかかわる登記を中心に素朴なギモンにお答えします♪ 

株主総会議事録の記載事項 その7

2011年07月11日 | 株主総会

今週もよろしくお願いいたします!

では、株主総会議事録の「議事録作成者」の続き~♪

コレ、会社法で新しく登場した議事録の記載事項でして、取締役会議事録の記載事項ではありません。
株主総会議事録が劇的に変わったのは、やっぱり「記名押印」義務がなくなったことですよね。
その代わり、「議事録を作成したのは誰なのか」を記載事項に加えたようです。

以前は、議長と出席取締役の記名押印が必要であったということは、少なくとも、出席した役員のヒトたちが作成された議事録が妥当であるかどうかを確認するはずですが、それがなくなってしまったので、議事録の真正担保というような意味で新設された事項であります。

以前の記事にも書いたような気がしますが、現在、ワタシが見る範囲では、取締役全員が議事録の末尾に記名押印している会社サンは3割~4割程度かな。。。と思います。 ジワジワと全員が記名押印する会社は減ってきています。

では、この「議事録作成者」になれるのは誰なのか。。。ってこと。

通常は、代表取締役(つまり、株主総会の議長サン)ですよね。
議事録には記名押印義務がないと言っても、代表印を押印する会社サンが圧倒的に多いわけで(私から代表印の押印をお願いしていることもあります)、そうなると、「代表取締役(取締役社長)=議長=議事録作成者」とするのが妥当な感じがします。

けれども、例えば総務部や法務部が作成担当部署だったりしますと、その担当取締役が「議事録作成者」として記載されるという会社サンもありますね~。

そういうケースでは、議事録作成者が議事録に押印しようとすると個人の認印しかありませんから、代表取締役と議事録作成者が連名で記名押印していただくこともあります。
(議事録作成者+認印 のみで終わりにする会社もあります。)

そして、「議事録の作成権限を持つ取締役って一体誰なの?」 ってことですが、これはちょっと困ったことになっています。

実は、会社法施行後、葉玉先生のブログでは、当初、「議事録作成者とは、株主総会議事録の作成時点における取締役であって、株主総会で退任した取締役を含まない。」とされていまして、しかも、「株主総会議事録の作成時点の取締役であれば、株主総会に出席していなくても良い。」ということだったんです。

しかし、議事録の記載事項の一つに過ぎないといえども、登記も絡むことだし、従来の解釈もあることだし。。。ってことなのか、ちょっと回答を修正されまして、「上記が原則であるけれども、これに、株主総会に出席し、かつ株主総会で退任した取締役を含む。」 とおっしゃっています。

けれども、ワタクシ達が愛用している「商業登記ハンドブック」には、少し違う記述があります。
。。。って、どれを信じれば。。。。??(ーー;)

続きはまた明日!

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