司法書士のオシゴト

会社にかかわる登記を中心に素朴なギモンにお答えします♪ 

目的上事業者 その2

2010年07月02日 | 商業登記

目的上事業者。。。ナルホドナルホド。。。一応、商業登記ハンドブックを読んでみました。
「Kさんって、ハンドブックをスミからスミまで読んでいるんだろうなぁ。。。すごいヒトだわ。。。」
って、ワタシが不勉強なだけかも知れませんが。

すると、翌日、西の方の会社の合併案件を受託しまして。。。
何とタイムリーなことに、消滅会社の目的に「海運業」が入っています。早速、知ったかぶりをして、その知識をひけらかし、心の中では「あ~。。。助かった。。。ホッ♪」 と思いつつ、そのミーティングが終わったんです。 海運業の盛んな土地柄、きっと、こういうことが多いんでしょうね。 実際には荷物は運んでいるけど、ニンゲンは運んでないそうですから、認可は不要なケースです。ま~東京だったら、とりあえず目的に運送業を掲げておく、って会社はあまりないのだろうな。。。と思っておりました。

そのあと、ムシの知らせとでも言いましょうか、ふと、今やっている合併案件も確認しようと思い、登記事項証明書を見てみると、「。。。。。(ーー;) 。。。。あるじゃん、海上運送業、陸上運送業、航空運送業。。。」
あったんです!! 
「ひぇぇぇ~!!!!大変だぁ!!」

とにかく、予備知識が必要です。
先例(いくつかあります)と法律の定めを確認しました。
一番最近のモノは平成19年ですから、ワリと新しいのに、全くと言って良いほど記憶にはございませんでした。

ここで分かったことは、認可の必要な業種に関しては、法律の改正もあり、ダンダンと範囲が絞られてきて、現在に至ったということです。そして、航空運送に関しては、陸、海と違って同種の規定がありません。

。。。と、一応、オオザッパには把握できましたが、じゃあ、この目的の表現だったらどうなるの? ってことは、管轄法務局が判断することです。なので、電話してみました。

「あのぅ~、目的上事業者のことなのですけれども。。。(中略)、登記簿上こういう目的で記載されているのですが、事業を行っていないことの証明書って必要なんでしょうか?」
「必要ですよ♪ その目的だと、一般旅客の関係も出来ますからねぇ。 」
要するに、疑わしきは罰する、ってことですね。認可を要する事業を包含するような目的の書き方をしている場合も、証明書を添付することになるのだそうです。

やっぱりです。何とかしないといけなくなってしまいました。
クライアントさんにも、この段階になって、どうやって説明しようか。。。とか、しばし考えましたけど、とにかく手続の詳細を確認することが先ですよね。

他のことはとりあえず置いておき、その日は、「目的上事業者」の日になったのでありますが、つづきはマタ来週。

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