渓流で逢いましょう 
フライフィッシングつれづれ日記
 





予報通りに降り出した雨の音がいつの間にか小さくなっていた
窓が急に明るくなったので外を見ると雨雲を縫って西の空がまぶしく輝いていた
でも雨は少しだけ降っている
雨粒に濡れた庭木の葉が西日に照らされてキラキラと光った
雨粒も光を弾いて幾千もの光の矢に見えた
古い50㎜の単焦点が付いていたカメラを持ち出してあわててシャッターを切った
数枚も写さないうちに雨は止んで西日は稜線に消えていた



PENTAX K200D




コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )






いや、、あきらめてはいない顔だ・・。


PENTAX K-7

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )






春に手がけて製作途中だったランディングネットの製作再開
内張り前です。
このグリップは根の部位の年輪で、少し杢が複雑です。

(夏以降オーダー頂いて切る方、近々スタートしますのでまだ暫しお時間ください)


このごろ困っていること二つ

一つは 丸のこ盤が駄目になってきた
もう一つも ボール盤もイカレテきた


ボール盤は軸のガタツキとベルトの劣化
丸のこ盤も取り付け軸が変形して垂直直線が出なくなった

両方ともDIYセンターで購入した手ごろなものなので
もう数年も使ってきているので仕方ないのですが

買い替えたいところですが(^^;
また安いものを買って凌ぐのか、、無理してもよいものを買って長く使うのか
悩むところですが、そもそも資金的には手ごろなものでも頭が痛い・・・
でも、もろもろ作るには手放せない出番の多い道具なので出来ればしっかりしたものが欲しいのですが・・・

どっかに新品落ちていないかな(^ヮ^;




初代虫食いグリップ 網交換完了
遅くなってスミマセン・・。






コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )






K200D





K-7






自家製の枝豆でビールを呑んでいるのですが
今年は天候不順のために実入りがあまりよくありません
でも、味はよいですけどね。

雅はグリーンが映えますね(笑



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )








大雪の山に初雪が降ったそうですね

僕のアタリでも朝夕はめっきり涼しくなってしまいました
まだまだ本格的な秋は先だと思いますが

昨夜は午前様(仕事)だったのですが
月明かりの夜道に突然ざーっと大粒の雨が降ったり、
また晴れたり 秋を感じる日でした。




PENTAX K-7

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )














PENTAX K-7

コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )




photo:mode

素晴らしい感性と技術を駆使されて素敵な写真を見せてくれるariariさんのブログです
とても勉強になります。



Trash Shot! ~ photoblo

PENTAXのデジイチで
素敵な瞬間を切り取っているdo-dopingさんのブログです。



吉田 光の活きた魚をできうる限り模したもの

吉田さんの手から生み出される作品の数々 今にも動き出しそうな魚たち。


So-1的心...再び。

So-1さんによるフライフィッシングブログ ラーメンの情報も。
イチイネットオーナーさんです!


田舎暮らしと都会暮らしの往復便

北海道余市発 ご夫婦のブログです。
少しずつ形になっていく暮らしぶりに興味津々です。


















コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )






60センチ以上はあろうかという大きな遡上魚が並んで泳いでいる
手前が雌で奥が雄だろうか 僕の目の前5メートルも無いところを横切った
間違いなくサクラマスだ。
その周りには時折8~9寸程のヤマメも群れている
河口から川通しで100キロもあろうかという上流の淵に、確認できただけで数匹
途中に何箇所もあるダムには魚道が設置されたとは聞いていたし
サクラマスが上がってきているという噂は聞いていた
でも、自分の目でこんな上流でサクラマスを見られるなんて驚きと感動
春から数ヶ月かけて尻別の上流域まで上がってきたわけだ
今年は長雨が続いたことが功を奏したのかは分からないが
わずかながらでも最上流までサクラマスが上がれる状態になったということだけは確かなことだ

ダムや魚道の是非は別にして、尻別が海から山までひとつながりになったのは何十年ぶりのことなのだろうかと思うと鳥肌の立つ思いだった

そのときに対岸に現れた釣り人に大きく声をかけられた
『釣れているか?』と尋ねられたので見ているだけだと答えた
対岸から大物狙いの話やら昔はイトウが釣れたとかヤマメも尺以下はつれない場所だったとか一通り聞かされた
『何を見ているんだ?』と尋ねられたので
サクラマスが上がっている と告げると『本当か??本当か?!』と何度も念を押された。
『爺さんを呼んでくる!!』
と、あわてて今来た道を戻っていくと数分後に米寿を超えているであろうと思われる父親を連れてきた
父親は『こんなことは今までに無い!』と興奮気味で『あんたは釣らないのか?』
と、僕に尋ねる
釣ってはいけない魚だから僕は釣らない と答えたが、聞こえたのか聞こえなかったのか
父親は担いできた大きなスプーンが付いた竿を鱒にめがけて振り出した

ポチャ・・とスプーンが落ちたとたんにサクラマス達は一目散に水底へと姿を消した

おそらく尻別の畔に産まれて畔で育ったのだろう親子
川の衰退を目の当たりにしてきたわけで、この場所にサクラマスの姿を見ることは興奮を覚えることなのだと思うと、それ以上何も言う気にもなれず
僕は帰りますから、と告げて川沿いのもと来た道を戻り始めた
『ごくろうさん!!』と年老いた親子は僕に言った。
釣られませんように・・引っかかりませんように・・
老人に同情しながらもそう願いたい複雑な心境だった。


数尾であろうが間違いなくサクラマスが上がっている事実
いつか最上流までもっと多くの遡上魚が群れる日が来るのだろうか
これから紅葉の頃にかけてサクラマス達は何処で最後の仕事に入るのだろうか
もう釣り人として知らなかったことを理由に言い訳も出来ないのだと思った。

でも尻別のヤマメに海で育った親から生まれた子供たちが混じっていることを知った。
それは本当に本当に嬉しかった。













コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )






補修の経過報告です。

全ての接着が終わって、粗方の形成をしました
細かいところを再チェックして塗装工程に入れますね。





コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




台風が思いのほか逸れてくれて
青空で風が多少あれども暖かい日となった

9月になって、普段ならヤマメ釣りには出かけないところなのだが
往生際悪くもう一度だけ出かけようかと思った

増水ばかりの今年は夏しか入れない場所にも立ち入ることが出来ずにいた
水位が落ち着いてきたので今日はそこに行ってみようと思った
(時期的にはもう遅いのはわかっていたけれど)

案の定、今年は通う人も少なかったようで、踏み後さえなく、雑草を掻き分けて川に降り立つ

今年の川は薄く濁った状態が今も続いている
おそらく何度も繰り返した大雨で大量の土砂が川に入った影響だと思う

ここも多分に漏れず少し濁り気味
ライズなく、ポイントをしらみつぶしに2時間ほど釣り上がるも反応なし・・

仕方なくとぼとぼと車に戻り、少しずつ上流へと場所を移動しながら竿を出すも
無反応

嗚呼、もう山女は上流へ上ってしまったのだろうか
錆びてしまったのだろうかとテンションも下がり気味

時間は既に正午を一時間ほど過ぎてしまい
さて、このまま帰ろうか、、とも思ったが
どうせなら上流に行って錆びたヤマメでも見てあきらめようと思った

車を走らせているうちにふと思いつく場所が・・
今年一番最初に入った場所で、あそこならヤマメが溜まっているのではと



車を止めて川に下りた
ポイントは少し上の大きな淵

あ・・・
ヤマメだ・・・

淵の奥、止水に近い反転流の表層近くをクルージングしながらヤマメが時折ライズしている・・
その数10数匹 8寸~尺近いのまで  今日初めてまともな魚の姿にようやくテンションも上がってきた

魚たちはおそらく数多くの釣り人に遭遇していて簡単には出ないのは分かっているけど、反応を見るためにちょっと大き目のフライを落としてみた
ヤマメは すぅ・・っと寄ってくると、プィっとそっぽを向いて行ってしまう
次々とフライを変えるも寄ってくるが見切って行ってしまう
仕方なくティペットに8Xを継いでパッチに残っていた20番くらいのカディスを結んだ

経験上、こんなときには魚に距離を置いてフライを流すのはよくなくて
魚を目視して目と鼻の先にふわっとフライを落とすと、反射的に食べてくれることがある

そう行きたいところだけど風も少しあって細い(自分にしては)ティペットは簡単に意図していない場所に落ちてしまう・・
やっぱり魚は寄ってきて確かめては『プィッ』っとそっぽを向いてしまう

風の合間を狙ってようやくまともに毛鉤が落ちて、間髪入れずに魚が食いついた



ようやくの一尾 キレイな8寸程のヤマメ
まだ婚姻色は纏ってはいなかった

しかし、ちょっと暴れさせてしまったので魚たちはすっかり散ってしまった・・

そのときに向こう岸で魚がジャンプした
日の光に照らされてキラキラと光った
30センチはありそうだな・・きっと虹鱒かな・・

なぜか狙う気にもなれず
別のライズを見つけてそちらに移動する



そこでもう一尾 一投目で反応してくれた
ライズの主はとても肌がきれいだった
この時期でもこんな魚が釣れるんだなあ・・と、ちょっとうれしくなる

そのときにまたあの場所で魚が跳ねる音がした
あわてて視線を向けるとさっきと同じ魚が・・

50センチほどもジャンプするので虹鱒が跳ねているのかと思ったのだが
なにやら虫を追って食べているような・・・

でも、まあ、虹鱒だろうと思いながらも其処に近寄り、立ち居地を決めた
CDCをウイングに使った小さなカディスの水気を取って
フロータントをしっかり付けた
ちょっと高く浮くほうがティペットや針先の存在をしられないような気がするので、こんな場所ではしっかり付ける

最初は何気ない流れかと思っていたが、近くから見てみると幾つもの筋が上下左右から交じり合う複雑なポイント
暫しライズを待つけれど音沙汰なし、、さて、どうしたものかとも思ったが
最初にジャンプしたポイントを直に見ていたのでその上に狙いを付けて毛鉤を放った
小さな毛鉤は流れにもまれて漂い、やがて忽然と視界から消えた
吸い込まれた!!! とっさに竿を掲げてラインを引く
ググ・・っと重い感触が伝わってきた

魚はグイグイと僕の竿を絞りながら底へ底へと引きずり込む
岩魚??いや、それにしては俊敏
次に対岸のエグレにめがけて猛突進!
ヤッパリ虹鱒か・・と幾分緊張もほぐれた(^^;

ティペットは8Xのままで、エグレに潜られて何かに巻かれたら切れるやも知れない
立ち居地を変えながらテンションをかけて淵に誘い込む
無理に引かずに魚のやる気に併せてラインを出し入れする
すると一転、瀬に向かって走り出す
流れに乗られたら切られてしまいそうなトルクなので回り込みながらラインを手繰り、魚が脱げる方向を変えてやる・・
すると魚は何度かローリングした・・
えっ?
そこで、水中の魚が見えた・・・ あ、、『ヤマメだ・・・』
いままさに僕の竿の先に尺ヤマメが繋がっている!!!

とたんに頭の中だけ血の気が下がり、心臓がドキドキと鼓動する・・

またエグレに・・・何とかかわして戻す、、
今度は底に走る、、またエグレに、、そんなやり取りを何度も繰り返し
久々の緊張感に身震いしながら何とか対応する
もう少し、、もう少し  

ヤマメはようやく疲れたのか駆け引きも水面近くで出来るようになってきた
そこで最後はラインを全て回収して竿を高く上げる
流れに乗せて下流へ誘う
背中からランディングネットを引き抜いて、自分も下がりながらタイミングを合わせてすくい上げた・・

入った・・  入った・・・

大きなヤマメがあえていでいる

水辺に横たえてメジャーを出して当ててみた

30cmと...5㎜  尺超だ・・




少し色が付いてきているけど、太くて背中の盛り上がったプロポーションの良いヤマメ
やっぱりカッコいい・・暫し見とれて流れに帰す

時刻は3時を少し過ぎたところ・・・・・







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

口の両脇は傷は治っていますが何度か釣られた後がありました。
何度も釣られては逃がされ、この秋に尺まで育ったんですね
大胆にジャンプをするのですっかり虹鱒だと思い込んでいました(^^;
おかげで少し力が抜けてある意味落ち着いてやり取りが出来たような気がします
何度も釣られるくらい食欲も旺盛なので尺までに育ったんですね
もうヤマメシーズンも終わりですが、今年の最後にまた尺に出会えてラッキーでした(^^

それと、僕より先にこの魚を釣っては生かしたまま逃がしてくれた釣り人たちにも感謝
尻別川、今年も尺ヤマメに逢わせてくれて有難う。


久々にお日様と風にたっぷり当てられて結構疲れました(^^;









ホント、もうそこまで・・秋が来てますね・・



追記

じつは尺ヤマメの撮影時、露出補正を-7というとんでもない設定で写しておりました(^^;
他の場所で景色を写したときに、いじっていてそのままだったような・・
いや、あわてて間違ってボタンやらダイヤルやらを動かしたのか
とにかく 超アンダー・・・

仕方なく先にUPした画像もちょっといじったのですが、なにやらもやっとしていたので
もう少しいじったものと差し替えました
画像サイズがちょっと大きくなってしまったのは御愛嬌(笑



PENTAX K-7


コメント ( 36 ) | Trackback ( 0 )


   次ページ »