渓流で逢いましょう 
フライフィッシングつれづれ日記
 



塗装前の下仕上げまで済んでおります。




網部分の長径30センチのランディングネット

イチイ年輪(根の部分から)
イチイフレーム



グリップはイチイ年輪ですが、根の部分から切り出した部位で
土中の抵抗を受けながら伸びようと頑張ったためか
木目はとても込んでいて、ひねくれております



部分的にはとても硬い場所もあり、幹から切り出したイチイ年輪とはまた違った表情がありますね。
とくに色が濃く見える場所は本当にイチイなのか??
と、思うほど硬く、全体的に均一な面を出すのには少し苦労しました(^^;
と言ってもイチイはイチイ
仕上た手触りは絹の織物のごとく滑らかであります・・

グリップは多少長め
大物とのやり取りにこの3センチのリーチはモノを言うと(^^
先にかけて多少幅を取っているので先端を握ってもしっかりホールドできますよ。



フレームの外内は杢の良いものを使いました

前提として4、50センチの虹鱒が入ってもビクともせず
かといって渓流でもうるさくないよう
サイズとシルエットを両立させるために、フレームの幅は13ミリ
でも張り合わせは6枚
1番外側と2番目、1番内側に2ミリ強の板を使い
その間を1ミリ~1.5ミリの板を3枚






さて、網はいかがいたしましょう
何色にしましょうかね?

それと
仕上はオイル拭き?
それともウレタン塗装

オイルフィニッシュは趣よく質感も抜群ですが
傷付きやすいのが難点と言えば難点

ウレタンは光沢が美しく
強度も増して、耐久性も各段にあがります

どちらにいたしましょうかね・・?







そうそう
もくさん、画像でお分かりかと思いますが
例の方法、試して見ました(笑
なかなかようございました(^^
もっと改良の余地はありますが
とりあえずあとは溝きりの電動化でしょうか・・(^^;








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猫は雨の降る日は寝ている時間が長いような気がします・・

この猫  名前は『まりん』

コンビニの横に他の兄弟たちと捨てられていたそうで
次々に貰い手が決まる中で、一番最後まで残っていたのがこの猫

我が家に来た頃はもう子猫ではありませんでしたがカナリ痩せこけておりました・・

今でもこの猫は基本的に野良猫のつもりらしいです・・
我が家は餌をくれる場所で寝る場所ぐらいだと思っているらしく
隙があれば脱出
家の中にいてもほとんど高い場所に隠れておりまして
人目のつく場所で眠るようなことは無かったのですが
昨年から外出禁止令が出ているので、観念したのか
最近ではこんな場所でも眠るようになりました・・(^^;


さて、本題(笑

今日は釣りに出かけてまいりました
彼方此方と  雨の降る中ウロウロと・・

気温も低く雨交じりで虫も飛ばず・・

近頃はベストの中には沈める毛鉤は一本も携えず
小雨の振る中、ただ浮かべては流すのを繰り返すのみ
時折出ても食いが浅いのかタイミングが悪いのかバラしてばかり・・

それでも諦め切れずに訪れた場所で
流れた毛鉤に良型のヤマメが飛びつくも、これまたほんの少しの手ごたえの後すっぽ抜け・・
すっぽ抜けだけならまだしも
一度しなった竿に勢いよく引っ張られたティペットは空中でチリチリに絡み合ってしまい、、、
更にテンション低下・・

ああ、今日は駄目だ・・もう、、もう帰ろうかなあ・・

そう思って下流を向いたら
さっき流しても無反応だった場所でライズが・・

あら

落ち着いて立ち位置を決めて
毛鉤にフロータントを施して
落ち着いて落ち着いて・・

放った毛鉤は何気に上手く流れて
するとどうだ、 ライズの主は何の迷いも無く毛鉤を咥えて飛沫も上げずに水中に沈んだ

今日の不調が嘘のように、慌てずにあわせが入ると
ライズの主は僕としっかり繋がった



あまりにもあっさりと釣れてしまった9寸を少し超えたヤマメ 28cmちょいですね
ランディングネットから少しはみ出した、今年僕が手にした一番大きなヤマメ
体高のある美しいヤマメでした。

うーん 釣れないやら釣れるやら
何が何やら
やはり
一にも二にも流し方ななんでしょうねえ・・
自分の下手さと運の良さに何とも言えない会心の?いや改心の一尾。。。




雨の中バイカモの花が咲いておりました

下ってきたラフティングの男性に
『おじさん、頑張って!』と言われて
少し傷つきました・・・

子供に言われても何とも思いませんが
君、僕とそんなに変わらないだろう!(笑
















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網部分長径34cm

イチイ年輪グリップ
イチイフレーム

オイルフィニッシュ
2液ウレタ塗装仕上げ

網 オールドゴールド4号糸(工房samba14製)



主に虹鱒など大きな魚を取り込む仕様です
フレームは厚めの2.5ミリ厚の材を4層
60UPを無理なく取り込める剛性を持ちながらもイチイならではの軽さを兼ね備えたフレームです
samba14製の網も、ゆったり編んでいただいたので懐が深く
大物の取り込みにも無理なく対応できそうですね
とても綺麗な形の網です



グリップは イチイ千年木の年輪
比較的短い系流用と同じ長さのグリップ



僕の中でのイチイ年輪の定義は
完全な木口

立ち木に対して完全な直角の木口


斜めにスライスしたものは使いませんし
なぜかというと、年輪が密でなければイチイ年輪グリップとは言えないから
そして可能な限り中心から直線上にグリップを切り出します
必然的に使える材は限られますが
他の素材では出しえない、イチイ年輪独特の表情が出ます


今回も姿よく出来たと思います
北海道で大きな虹鱒、是非入れてください!






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プールでのしぶーいライズの正体はヤマメでした

もっと大きな魚もライズしていましたが、散発で定位もしていないので僕にはとても難しく・・

取れたのはコレ一尾
バラシ二つ
見切られること多数・・・

フライを鼻先でつついて去っていくものも・・
ちょっと対応できる毛鉤巻かなきゃ駄目だなあ・・

サミットだから釣り人も少ないだろうと思っていたのですが
昨日は3時間程の釣りでしたが、その間このポイントで8人もの釣り人と遭遇
全てフライフィッシャー(^^;
毛鉤釣師、考えることも一緒なのでしょうか・・・








また一本仕上がりました。



長径23cm
グリップ  イチイ千年木根
フレーム  イチイ

網色 柿(工房samba14製)

オイルフィニッシュ
ウレタン塗装仕上げ。




警察と自衛隊でごった返したサミットも今日でオワリ
検問もなくなるかと思うと
嬉しい分、お祭りが終わってしまう気分で少し寂しかったりして・・














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そういえば

高橋さんも相当お好きなんですね(^^

買おうかな・・



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ちょっと変な記事ですが
あんまり嬉しいので(^^;


ずーっとまえに、新しいランディングネットを作るということを言ったと思うのですが
さっき、作る準備として最後まで悩んでいた治具の一番の問題が解決いたしました(笑
そっか、そうすればいいんだ、、、とアイディアが浮かび・・
あー 思いついた~!、思いついた~~!!(小躍り)

オーダー分こなしながらも
今日から製作始めます(^^

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長径25センチ
イチイ千年根グリップ
イチイフレーム
ウレタン塗装仕上げ
網色 オールドゴールド (工房samba14製)

少し厚めのフレームを 外2 内1という変則的な貼り方をしています




長径25は不得意分野でしたが
ここのところようやく納得いく形になったような気がします
しなやかで美しい曲線が出たと思います





根の文様はとても綺麗ですね
色も更に赤く、イチイと言うよりブビンガーのような感じです。
もう10年もイチイのランディングネットを作り続けていますが
この根の部分の文様や色は僕が今まで知らなかった部分で、とても新鮮で魅力的です。




僕は25センチ長径のランディングネットは使わないのですが
尻別用に長径30センチのものを作ろうかと考えています
(現在は27センチ)

グリップも少し長めにして、ランディングしやすくしようかと
不意な大物にも対応できますよね
この3センチ大きいかもしれません

今一本、オーダー品で長径30センチのフレームを作っているのですが
それが終わったら作ろうかな?

と言っているうちに今年のヤマメシーズンもあと二月アリマセンね
(サビが出始めるという意味で)
あっという間です・・





先日、とある方とご一緒させてもらったのですが
とても上手な方で、なるほど、、と唸ってばかりでした。。
あんなふうにキャストして、あんな形でティペットを曲げてフライを水面に落とせたら・・
僕は今の3倍釣れるようになる気がする(笑
というか、今の3倍バラシやしくじりが少なくなるような気がします(^^;
得ることがとても多かった釣行でした。


そんな僕にも、ようやく9寸を超えるヤマメが釣れ始めましたよ
大きくて綺麗なヤマメは8月にかけてが本番
これからが楽しみです!



(携帯画像でゴメンナサイ(^^;))





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