渓流で逢いましょう 
フライフィッシングつれづれ日記
 



今朝の雪に慌ててタイヤ交換
でも取り替えたころには雪は解けてしまった。

三寒四温の逆の言葉ってなんだろう?




海の上に雪を降らしている雲



窓ガラスの結露越しの街灯


外は霙交じりの雨









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母親の趣味、水草水槽はとにかく手間が掛かる。
週に1度の水換え、3週に1度のろ過機のそうじ、トリミング・・
特に水換えのときは大きな水槽2本なので大量の水を捨てることになる
見ていてもったいないというか、なんというか・・


冬が来るので外に置いていた大量の植木鉢が玄関フードを占領
来年の春まで外階段は使えない。
これまた日に一度は水をやるので水道代もバカになりませんよ 母君(^^;

そんなもんで提案。 今まで捨てていた水槽の水をポリバケツに溜めて
植木にあげたらイカガでしょう??
多少の節約にはなるかな??  ポンプでくみ上げるので逆に電気代の下でしょうか??


それでも塩素の入った冷たい水道水を直接植木に与えるより
養分たっぷりの水槽の水のほうがイイに決まっているのでやってみましょう。
おそらく植木は喜んでいるはず??



家に入れた途端にカニバサボテンの花が咲きました。
シャコバサボテンかな??
こんな花が冬でも咲くのだから多少の出費も否めませんかね(笑



知人から三升漬けをいただきました。

醤油一升、青南蛮一升、麹一升
シンプルなレシピから生まれるこの深い味わいはいったい何??
辛さに汗さえかくほどですが・・
コレだけで白メシ3杯は行けちゃうんですよね・・
また太ってしまう・・それにしても新米美味い(笑



夜になると自室の薪ストーブに火を入れるのが僕の日課になりつつあります。
儀式のように灰でガラスを磨いて
フレームの切れ端やら自動カンナの大きな削りカスで火を入れるのですが
サクラやらイチイやら楓やら、、、ホント贅沢な着火材であります。
昨夜は大きな楢のドンコロを入れたので火持ちが良くて
薪4本で朝まで火が残りました。

明方目が覚めたときに薪を一本入れて しばらくボーっとしておりました。

僕の新しい遊び、、楽しくて止められません・・




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思わせぶりな小悪魔のごとく??
寸止めでやってまいりました、一部のMっけのある皆さんにご好評(^^;修理承ります・・
寸止めを改善すべく溜めときましたので
どうぞ 一気に放出!! ご覧くださいませ(^^;

さて  Hさん製作のランディングネットの修理。
カンザシ接着後からです。

 余計な部分を削りまして
 

もとのフレームの外側、内側を一枚分削ります。 
貼り合わせるために緩やかな表面までのカーブをつけて、その部分に同じ材質の板を貼ります。
貼る前に形状に合わせてRを付けますが冬はストーブの煙突が一番(笑

実際は片方ずつ、削り、接着、乾燥をしますのでこの工程だけで2日かかります。
そして接着後の画像が コチラ 

それから荒削り

  これらの工具を使い分けて 段々に形を整えて・・

でも最後はやっぱり 



手で形を整えて 成形終了・・

まずまずの出来です。


続いて溝切り 両面テープで薄板を溝を彫る位置に貼り付けます。
半月ノコなどを使って溝を切ります。


あとはドリルで網止め穴を開けまして・・少々手直し。
コレで一応の完成 


ちゃんと元の戻りました。 カンザシが入っているので逆に強度は増しているようです・・。


ということで骨折部分がコチラ。 それほど目立ちませんかね??(^^;

実際かなり手間は掛かりますが
直してまで使いたいのがお気に入りの道具ですよね。
実際、自分の製作したネットの修理の場合、そこまでして使ってもらえるのか
とちょっと嬉しいものでもあります。

壊れない道具は作れないけど
なんとか直せるのも道具。
気に入ったものは直してでも長く使いましょう~ってことですかね。
その前に長く使いたくなるようなランディングネット作るのが
僕の目標なのであります・・がんばろう・・

おしまい。

追伸
ランディングネットはフレーム側から下げる場合
斜めにしょいましょう。
尻餅をついたときに力が逃げやすいので 破損を減らすことが出来ますよ。 

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ブックマークにあらたに 由井大久 釣り方商店 を追加させていただきました。
知来さんのブログがきっかけで知り合わせていただきましたが
フライ暦も長く
東日本を網羅して釣歩くカナリのつわものとお見受けいたしました。。
でもそんなことを感じさせない気さくな方です。
是非ご訪問下さい!!

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修理レポを楽しみにされている一部のマニアの方
スンマセン(^^;
本日も作業をしたのですが
工程が少ないので寸止め状態なので・・明日にでもまとめて(笑




薪ストーブは本当に良いおもちゃでありまして
部屋の明かりをけして ぼーーっと あたっております(笑

ずいぶんガラスにすすが溜まってしまったので
本日磨きました
木灰をこすり付けると綺麗にとれちゃうんです
煤は酸性 灰はアルカリ性
ソンでもって中和されて取れやすくなるんですね。

うまく出来ているものですよね・・




薪を入れて火が勢いよく廻ってきたら空気穴を締めて調節します。
ストーブの中の空気がゆっくり流れ出して炎の勢いが停まります。

ソレまで薪の表面で燃えていた炎が次第に薪から離れてもえるようになり
最後にはストーブの上面のあたりでカーテン状になって
揺ら揺らしながら静かに燃えるんです。
まるでストーブの中にオーロラが光っているようですよ。
うまく写真に写らないけど 緑色ががった黄色のような
そんな炎がゆらゆらとゆっくりもえるんです。
この状態が煙も少なく
火持ちもよく
それなりに暖かい・・ という状態なんですね。

今夜は林檎の薪を入れました。
本当はまだ乾燥中で来年用の薪なんだけど どうしても燃やしたくなって
楢と白樺と一緒に入れてみました。
ちゃんともえました(笑

まあ、ちょっと気取ったこと書いたつもりですが
今ストーブの上には
アルミホイルでぐるぐる巻きになったサツマイモが・・(笑
まあ、そんなモンデス。
ハイ。


ということで・・・
ひとっぷろ浴びてまいりました・・
焼き芋
出来ていました~~
遠赤でしっとりほっくり(笑










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一部の方にご好評の(^^;
修理その2でございます。

さて
本日活躍してくれる道具はコチラ

ボール盤ですね。
基本的にはドリルによる穴あけが主たる作業になりますが
この道具は本当に重宝します。
工夫次第でほかの道具の代わりになっちゃうんですね。

先端についている丸ノコの刃は自作のもの(たいしたものでありませんが)
コレでフレームに2本の溝を掘ります。

電動丸ノコやテーブルソーよりも 切込みを入れる材が安定しますので
安全です

フレームの折れた部分を横切るように溝を切ります。
それでもやはり危険なので 少しずつゆっくり溝を切ります。



2本溝を切りました。
のこの刃幅が1.5㎜なので溝も1.5㎜(あたりまえですね)



この部分に同じ幅の板を2枚を作ります。(いわいるかんざしですね)


 

ぴったりはまりました
接着剤をたっぷり塗ってはめ込みます。
固定して今日はココまで。

この板が断裂した部分に一体感を与えて
フレームの縦方向のチカラに対して威力を発揮します。


続きはまた次回(^^;

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部屋に薪ストーブを設置しました。
安物ですが ちゃんと鋳物のストーブです。



部屋にはもう一台FF式の石油ストーブがあるのですが
灯油も高いし
薪ストーブ大好きなので(笑

といっても煙突も何にもありませんので
すべて準備しなければならず
結構な出費に(^^;

でもここまでくるとお金の問題じゃないんですよね

煙突のやぐらを立てて
煙突設置
ストーブ台はステンレス製では味気ないので レンガを使って作りました。
周りは楢 堅木なので燃えにくいかなと思い
ランディングネットのフレーム材に使おうと数年前に購入してあった板です。
土台にはホームセンターで売っている桐のスノコをつかって(笑
本当はストーブの背面にもレンガを積もうと思ったのですが
手間を惜しんで不燃性の建材を一応設置
でもやっぱりレンガのほうがいいなあ。。

それにしてもこのストーブ 重さ60キロ
本当に重かった。
台もかなり重い・・合計で100キロくらいあるかも・・
床抜けないかな?(^^;
一人で動かすにも一苦労でした・・
部屋に入れるのに汗だく

でも 今夜から火を入れて
ゆらゆら揺れる炎を見ながら 今ブログを書いています。
久々にビール(発泡酒)など飲みながら。

鋳物が発する遠赤外線は体の芯まで温めて
なんともいえない とろとろ ぽかぽか ほんとうに暖かいのです。
やっぱり 薪ストーブ いいなあ・・
設置を全部じぶんでやったので大変でしたが つけてしてよかった。
満足です。。

薪ストーブは3回暖かいんだって

一回目は 薪を作るのに木を切って  汗かいて暖かい
2回目は 火を入れてあたって    体が暖かい
3回目は 揺らぐ炎をみているだけて 心が暖かい

本当に ホノウをみているとなんとなく安心感があるんですよね。

ずーっと昔
はるか昔のご先祖様は
寒い冬に薪を炊いてみんなでそれを囲んで壇をとったはず?
真っ暗な夜に 炎の明かりはきっと心強かったことでしょう
もしかして、そんな過去の記憶がヒトのDNAに織り込まれていたりして(笑

これから薪の確保が大変だけど
贅沢な節約
楽しみたいと思います。





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友人Hさんのランディングネット川で転倒
折ったちゃったとの知らせが
Hさんもビルダーです。

『カナリひどい状態で、もうあきらめて捨てるしかない』 とのことなので

そこでお調子者の僕は 『ナンなら直しまっせ~』と(^^;

ということで送られてきたフレームは・・

 あらら  ふむふむ

骨折とまでは行っておりませんでしたが
それなりの重症・・
でもコレならちゃんと直りそうなので 請け負いました
それほど時間も掛からないのでね。
Pグッズと交換ということで商談成立
僕はPには目が無いもので(^^;




今夜から作業開始
まず、2液式エポキシ接着剤を骨折部分に塗ります
ドライヤーで熱をかけて断裂した隙間に接着剤を流し込みます。
接着剤を隙間に塗りながら あらゆる方向にフレームの角度を変えて奥まで接着剤を流し込みます。



当て木をしてクランプで固定して圧着。
このときの注意はゴムひもを使ってフレームの角度を調節して形を整えること。
そのままクランプで固定すると広がったり曲がったりしちゃうんですよね。

このまま24時間放置

ただし、コレで終わりではアリマセン
このフレームならコレでもかなり問題なく使えるでしょうけど
あくまでも下準備
本格的な修理はこれからなのであります・・

ということで
次回に続く・・・




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11月5日
今日は街の文化祭があって
去年から日本舞踊を習い出した子供たちが
の舞台に上がるので我が家は朝から大忙し
といっても僕は蚊帳の外で
本業も暇っぽいのでパソコンの前に座ってしまった。
といっても
今夜の舞台は会からビデオ撮影を頼まれているので
責任重大・・
今年でもう10年くらい撮影してるんだよなあ・・
失敗は許されないので緊張するのですよ・・


今年は秋が深い
毎年今頃は木枯らし吹く頃なのに 街の紅葉はこれからといった感じ



二軒隣さんの庭のニレが黄色に紅葉して散り始めた
その葉がお隣さんの倉庫の上に落ちていた。
葉の黄色、錆びたトタン屋根の茶色、そして影で暗くなった部分のコントラストが
とっても綺麗だ。

いつもならニレの葉はとっくに落ちきっているのに 

やっぱり今年は秋が深い



我が家の庭のイチョウの木
昨年の塩害で枝先が枯れてしまったが 恐ろしいくらいの生命力でずいぶん回復したみたいだ。
我が家のイチョウは変わり者で
秋になっても紅葉せずにいて
霜が本格的に降ると葉は緑のまま一気に落葉する。
でも今年は勝手が違う
ずるずるといつまでも暖かい秋のおかげで霜が遅い分か
ゆっくりだけど黄色に紅葉してきた

やっぱり今年の秋は深い




知り合いかが今朝キノコを持ってきてくれた。
立派なムラサキシメジ
どうもスイマセン・・(^^;
それにしても今年はまだこんなキノコが収穫できるのだ
やっぱり
やっぱり今年は 秋が深いようで・・



それでも山間は日に日に木漏れ日が強くなってきた。
夏に見る風景と秋ではまるで別の場所にいるような・・。

春夏秋冬と
森は装いを変えて
やっぱり今年ももう少しで寒い冬が来るわけです。

安い鋳物ストーブを買いました。
今日あたり届くかな??
僕の部屋で炊く予定(部屋といっても半分物置)
高騰する灯油対策の一環だけど
煙突の設置やらいろいろ大変だけど
とっても楽しみ。







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今年もイチイは赤い実を付けている


イチイは(オンコ)
子供のころからとっても身近だった

何処の家の庭にも一本はあって

子供のころよく摘んで食べていた。

後味が少しだけ苦いけど
甘くて素朴な味

かくれんぼの時にイチイの植え込みの陰に隠れているあいだ
食べていたことを思い出した。

イチイの種は有毒だそうで
でも薬にもなるそうで
毒にも薬にもならないの言い回しからすると
やっぱりイチイは良い樹木だなあ・・と一人納得

僕の父は無類のオンコ好きで(あえてオンコ)
庭中オンコだらけにしては剪定ばさみで枝を整えていた

もう10数年前の話だけど
父が知り合いのおばあさんから古いイチイの飯台を貰った
昔、(おそらく戦前戦後あたり)稲刈りが終わった後に
その年の収穫した新米を炊いて一年に一度だけ、そのイチイの飯台に乗せて
みんなに振る舞い、ソノ年の労をねぎらったと教えてくれた

イチイは今も昔も特別なものだったんだろうなあ・・

考えてみれば
僕が初めてランディングネットを作ったときに
そのグリップ材はイチイだった。
その頃から僕にとって身近な材だった。

父親も細工好きで、よくイチイでテーブルを作ったり
花台を作ったりしていたのでガレージに行くと端材があったからだ。

初めは何気なく使っていたイチイ
でも作り続けていくうちにその魅力にすっかり見せられていった。
エンジュ、黒檀、樺瘤、カリン、楓杢、、
素晴らしい材料に出会って尚更地味なイチイの魅力が見えてきた。
軽く、腐りにくく、適度な硬さと弾力、密な木目・・滑らかな手触り
さっくりとした刃物の掛かり方。

僕がフライフィッシングと出会ったのは次女が生まれた年
その子が今年1年生になったので
僕のフライ暦は丸7年ということになるのかな?
ランディングネットを作り始めたのはその年の秋の終わり
そう考えるとランディングネット製作暦も7年ということになるみたい。

7年も立っているのにやっぱりイチイに心惹かれている
というか
益々その魅力に取り付かれているみたい。

削りだして磨き上げていくうちに
段々とイチイの絹のような滑らかな手触りが指先から伝わってくる
ニスで隠すにはもったいなすぎるので
今ではイチイは基本的にオイルフィニッシュで仕上げることにしている
質感を損なわないためにイチイには最良の方法だと思う。



焼印を押すと、イチイのオイルが材の中から沸騰して湧き上がってくる。
1000年生きて、そして枯れて
板に挽いてからもう10年以上も経つのに
材の中にはイチイのエネルギーがこんなに詰まっているのかと改めて実感する
この油分がイチイを 生きて1000年枯れて1000年 と言わしめるチカラの源
おそらくランディングネットとして使うくらいでは
オイルフィニッシュすら必要ないかもしれない



思い切ってフレームの内側をルーターで削ってみた。
額縁の飾りのように角をつけてフレームに変化を付けてみたかったから。
角と陰影が欲しかった。

何日もかけて張り合わせて
ようやくココまでこぎつけたフレームの原石にトリミングするのは勇気が必要だった。
はぜて失敗したらその瞬間今までの苦労は水の泡
材料は元には戻らない
でも、イチイはちゃんと答えてくれた
気持ちよく、でもしっかりした手ごたえを感じさせてくれながら
シュルシュルと小気味よい音を立てて削れてくれた。

角はしっかり立って
削り口は綺麗に滑らかに仕上がった

イチイはいつも僕の期待を裏切らない

というより
イチイの奥深さに僕の拙い腕が救われているだけのことなんだけどね。








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