渓流で逢いましょう 
フライフィッシングつれづれ日記
 







長径27センチ(網部分) ストレートフレーム

グリップ イチイ年輪(千年生きたイチイの根の部分)
フレーム 外3枚 内2枚 すべてイチイ




網色  オールドゴールド(暗め)(工房samba14製)




イチイの根に近い 木目の込み合った部分から切り出した部材の
木口部分を表面に配した工房咲来独特の仕様です。

弾力があり、軽く粘りのあるイチイ材のみをフレームに使い
軽さと耐久性を持ち合わせたフレームです。

内張りは2枚にして、鋭角に削り取り、断面が二等辺三角形のような形にしています
一枚目の画像でお分かりのように、上面に三角形の頂点が来ますので
エッジが立ち、陰影が強まりシャープな印象になります。
撮影のときに被写体を際立たせるのに一役買うのではと。

三角形の形状から強度も増しています。




塗装は2液タイプの硬質ウレタン塗料を重ね塗り
鏡面仕上げとしています。

派手とは真逆な使用のランディングネットですが
貴重な素材と使いやすさで
渋く飽きの来ない道具になってくれると思います。


明日にでも 送りますね。




コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
Unknown (wakka)
2012-07-08 22:59:49
NaOさん、こんばんは
先日は突然のメールで失礼しました
お言葉に甘えて早速コメントを・・・

工房咲来のイチイグリップと言えば、赤いイメージがあるのですが
今回のは余り赤くないんですね
根に近いとかの切り出した部位の違いなんでしょうか
花梨などと同じでイチイも中心は赤くて外側は白いのでしょうか


もう少し木の事を勉強しないといけないなぁ・・・と感じています


 
 
 
Unknown (NaO)
2012-07-09 14:07:31
wakkaさん
コンニチワ
ご心配頂きありがとうございます。

同じ木から切り出したものでもやはりカナリ違いがありますね
根の部分は特に違いが大きいかもしれませんし、
切り出してからの時間経過でおそらく酸化だと思うのですが、飴色が増します。

このグリップは縮みの光沢を生かすためにオイルフィニッシュをしていないのもひとつの要因ではあります。
ウレタンで覆っているので経年変化も少ないはず

その両極端がオイルフィニッシュですね。
 
 
 
いつもながら (灯台下暗し)
2012-07-13 16:35:02
うっとりの出来栄えですな。
ワビサビの世界のような。
趣があってしっとりしていて。
品がよろしいです。
 
 
 
Unknown (NaO)
2012-07-15 15:01:58
灯台下暗しさん、コンニチワ
イチイは渋い素材です
良さがわかっていただければ長く可愛がっていただけるかと。
 
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