渓流で逢いましょう 
フライフィッシングつれづれ日記
 





ランディングネット制作の鬼門の一つに溝切りが有りますよね

別に溝がなくともフレームに穴さえアレば網は付けられるのですが
やはり溝をまっすぐ切って網を固定する糸を這わせたほうが見栄えも良いかも知れません

溝切りは

フレームを接着してから溝を切る方法
曲げる前の段階でフレーム材に溝を切る方法

大きく2つに分けられると思います
僕は後者 AKASAKA方式 と呼んでおりますが
フレーム材の状態で溝を切るようにしています
完成時、フレームのトリミングでフレームの幅が変わり 溝がセンターに来ないことはあっても
こちらのほうが直線が綺麗に出る
溝を切ることの失敗でのリスクが最小限に止められる という利点がありますよね
接着後に溝を切って失敗したらかなりブルーです、、

僕も昔は接着後に溝を切っていました アレコレ工夫しては頑張りましたが、、
AKASAKAさんからこの方法を伝授されて本当に眼から鱗でした、、

だから AKASAKA方式 と敬意を込めて呼ばせてもらっています。

この方法はある程度溝切りの位置関係を事前に把握する必要がありますよね
短い分にはなんとか修正効きますが 長過ぎたらちょっと不格好
予め完成のイメージを図にして フレーム材の中で 溝位置の始点と終点をフレーム材に書き込んでおくことだけはお忘れなく

自分で溝を切る場合は 小型のテーブルソーを使っていますが
これからランディングネットを制作してみたいと思う方には工具を揃えるだけでも大変なことですから
簡単に出来る溝切り治具のご紹介を、、

前置きが長くなりましたが(^^;




完成した姿はコチラ




材料は

フレーム材と同じ幅の木片 1つ
その木片を挟んで材をガイドするための 薄い板 2枚
木ねじ 1つ

木片には センターにドリルなどで穴を開けます



こういうカンジに フレーム材に挟んだ状態でガイドが木片よりフレーム材の厚み分はみ出すようにして 接着剤などで固定

乾燥させます

乾燥したら先に開けた穴に木ねじをねじ込んで完成です
ネジを回せば先端部分の調整も簡単にできますからね

台の上でフレーム材の上に治具を置き
あまりテンションをかけすぎず前後に動かして少しづつ溝を彫って行けば失敗も少ないはず
溝を深くしたい場合はネジを少し回してあげればよいだけです





ポイントは
木には溝を切りやすい方向がありますから 最初から無理に溝を切らずに状態を感じること
フリーハンドで木片に垂直に孔を開けるのは難しいかもしれませんが
最初にしっかりマーキングして穴を開け 木片をひっくり返してドリルの出た方向からネジを入れるように組んであげれば
垂直に空いてなくともネジの先端はセンターに出てくるでしょう

ご参考までに(^^


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
Unknown (nijai)
2015-03-07 21:42:30
この工程、、鬼門なんですね

曲げる前に切っておくという発想もなかったけど
木ネジというのがまた
目から鱗でありますw

この記事も
何度も読み返すことになります(^^)

ありがとうございます
 
 
 
Unknown (NaO)
2015-03-08 08:50:33
nijaiさんおはようございます。
ご参考になれば幸いです。U+1F60A
 
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