渓流で逢いましょう 
フライフィッシングつれづれ日記
 






もう一尾、もう少し、あの岩の向こうを流したら・・


岩魚はテンポよく毛ばりに躍り出て
暫くは人も通わなかったのか
いや、それよりもよほど腹が空いているのか
どんな毛ばりにでも躊躇なく襲い掛かった


風はずいぶん涼しくなってブナの葉を揺らしてる

気がつけば
日差しは既に稜線の向こうに消えて、
そろそろ偏光を外さないと、派手なポストも見づらいかもしれない

沢音は少し不安を煽るかのようにざわざわと流れている

嗚呼、結局、またこんな奥まで来てしまった
朝から何も食べずに何時間釣りあがったんだろう


もう戻らないと明るいうちに車までたどり着けないな


そう思ってみたところで
それでも眼前に広がる岩と岩
流れと流れ 
岩魚の気配



でも、もう一回  あの縁を流したら・・


そして、もう一歩
往生際悪くもう一投
小魚一尾持って帰るわけでもないのに・・・




...妄想毛鉤劇場... 『往生際』








いつも見てくださっている皆様へ、、

2004年の9月3日産声を上げた『渓流で逢いましょう』
皆様のおかげをもちましてあと数時間で満4周年となりました
だらだらと日々のことを勝手気ままに書き綴って
この記事をもって1048件
我ながらよく続いているものだとも思いますが
このブログのおかげでよい出会いをたくさん繋げてもらいました
既に僕の大切な窓となっております。。

これからも僕の釣りのように往生際悪くダラダラと続けていくと思います
お暇なときにでも
思い出したときにでも
チラッと窓の中、覗いて頂ければ幸いです。。

今後ともよろしくお願いいたします。



2008年 9月2日  感謝
『渓流で逢いましょう』NaO













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