山形建築研究所-BLOG-休憩室

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街並み・・・って?

2008年09月26日 | オープンオフィス
二荒山神社前に計画高層マンションをめぐる景観論争は宇都宮地裁の判決によって、ひと区切りついたかたちになった

そこで、街並み、景観について一言・・・
景観の話になると、ヨーロッパの街並みと日本の街並みが比較されるけれど、両者の差の根底にあるものは、人間の手の跡と自然とを対比させ自然と競い合うという考えと、人間の力は微力なもので、朽ち果てて土の中に消え去っていく無力なものという自然観の違い。

厳しい自然の中で建築物を守るという愛情が集積する都市族と、四季が来て作物を育ててくれる自然の中で、自然こそが永遠の母という情感の中で仮設的な建築こそがふさわしいという農耕民族との違いといえる。



日本には「借景」という意識があるけれど、逆に相手から見られているという意識が少ないのかもしれない。



美しい街並みを創ろうとするなら、まず、何かを揃える事。ただし、何もかも揃えてしまうと住宅団地の白いお豆腐団地のようになってしまう。周りに揃えていたらつくり手の個性は、どこにあると、でも、揃えているように見えて実は1軒1軒みな違うというところが大切。そこらへんが、つくり手側の「個性」では!

日本の街並みはあまりにも滅茶苦茶につくられている。商業施設、住宅までも、百鬼夜行どころではない乱雑ぶり、「私が、私が」とうい主張だけがあふれている。私がよければすべてよし、というエゴだけがある。建物だけが人を踏みにじって建つ権利は無いと思うのだけれど!

1軒1軒の家が隣近所の事を考えて建てる・・・それだけの簡単なことで街並みはうんとよくなる。皆がそれをすれば住みやすくなる・・・そんなふうに思うのですが!

いかがでしょう?




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