山形建築研究所-BLOG-休憩室

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ラストスパート

2021年09月30日 | あけぼのこども園

伝え聞くニュースでは台風16号の接近が気になりますが、昨日は澄み渡った青空が広がっていた我が街です GRⅢ ノートリミング

竣工&引渡しへむけていよいよラストスパートに入った<認定あけぼのこども園>の改修工事の現場から・・・

床の養生がはがされ塗装が完了したタモのフローリングは濡れ色になって、しっとりとした感です。これからさらに味わい深くなっていくことでしょう!

昨日の工事は弱電機器、主に音響関係機器の取付と調整、ステージでは緞帳(どんちょう)のレール取付が進められていました。
緞帳のレール取付の様子を見ることは、あまりありませんでしたので取付けられ調整している様子は思わず見入ってしまいました。(^^;)
 
写真左は床に取り付けられた滑車の支持金物。ロープをたどって足元から視線を上に向けると緞帳のレール(写真右)
見入ってしまった理由は、ステージ脇でロープを操作すると、レールの中にある戸車が「スルスル・・・」と、まあ、当たり前ですが。(^^;) 
戸車が動く様子は、これから幕が開く!といった感じで、チョットワクワクしました。(^^

一方、外部の様子は・・・外部足場が撤去されてスッキリ!

今回の改修に当っては、既存のイメージを大事にして改修を進めたいという思いから、「ガラッ」とイメージ一新ということではありませんでした。

ただ、これから先にむけて、防水材や塗装材の性能に頼るだけでなく、より永く使うことができるような工夫はしてあります。(^^
 
曲面庇の端部に取り付けられたガルバリウム鋼板の金物は端部の雨水がうまく切れるように取り付けています。(写真左)
左の写真中の右下にチラッと見える金物も同様で、曲面庇の先端の雨水が軒下に回って汚れないように取付けられた水切りです。(写真右)

内部のタモのフローリングの経年変化の楽しみと同じように、この後の経年変化も様々な意味で興味深いところです。(^^)

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