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山形建築研究所-BLOG-休憩室

ここは建築設計事務所-山形建築研究所の休憩室です。
・・・・・・・ちょっとひと休みしていきませんか?

地盤調査

2025年03月31日 | 仕事

おだやかな週末、ソメイヨシノの開花が進んで、花びらが笑っているようです。 GRⅢ 適宜トリミング
そんな暖かな日曜日とはうって変わって寒い一日、前日との気温差が大きいほど寒さを感じるようです。(^^;)

今日は予定していた地盤調査が行われる現場へと・・・調査方法はボーリングによる標準貫入試験です。
ボーリングと云っても球を転がしてピンを倒す「ボウリング」ではなく「ボーリング」です。

現在、設計を進めているの物件(まだ、業務内容は詳しくお話できませんが)は、一戸建ての住宅よりも、ちょっと規模が大きく、構造も非木造で計画中!
住宅などで一般的に行なっている地盤調査方法(スウェーデン式サウンディング調査など)では、ちょっと不十分ということで、調査方法はボーリングによる標準貫入試験。
正確な地盤調査ができる反面、費用が掛かるため、鉄骨造や鉄筋コンクリート造などの中規模以上の建物を建てる場合はこの方法を採用しますが、一般的な木造住宅では使われていません。


ヤグラを組んでロッドをセットして、先端にサンプラーを取り付けたロッドの上に、63.5Kgの重りを76cm自然落下させて打撃します。
上の写真で吊り下げられている円筒形のものが「重り」で、重りを貫通して見えているのが「ロッド」です。


サンプラーを地面に30cm、めり込ませるのに要する打撃数を「N値」といい、このN値によって地耐力がわかります。
同時にサンプラーで土を採取し、砂質土なのか粘性土なのかを調べることができます。

調査速報は・・・表層土は盛土、5メートルまで玉石混じりの砂礫層を確認、N値25以上を4メートル以上確認。
調査報告書を元に基礎の設計が進められることになります。

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