山形建築研究所-BLOG-休憩室

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絵画保存

2021年06月11日 | あけぼのこども園
ここのところ暑い日が続いている宇都宮周辺、予報では今日も気温は30℃になりそうですが、事務所の温度計は早くも27℃を表示しています。

軒線を見上げるお馴染み?写真で始まる<あけぼのこども園>の現場からのリポート・・・なんとなくフォーマットも定まってきました。(^^

既存部の解体工事がほぼ完了して仮設の外部足場組立、養生シート張りが進んでいます。 GRⅢ ポジフィルム調 ノートリミング。

内部では遊戯室の既存仕上の撤去工事が進行中。ローリング足場が組み立てられて既存の照明器具などの撤去が行われています。

足場越しに見えるのは遊戯室背面の壁に飾られている大型の油絵。先代の園長先生の恩師の方が描かれて園に寄贈されたものだそうです。
建物の竣工当時から飾られていたと考えるとおよそ45年くらいということになりますが
絵の中に登場しているキャラクターや全体的な退色の具合などを見るとそこまでは経過していなさそう。(^^;)

今回の改修工事にあわせて絵画をどのようにしましょうか?・・・と。
「思い出のあるものなので簡単に処分していいのか?」「改修にあわせて絵画の修復をしたほうが良いのか、費用はどれほどなのか?」
工事関係者も含めて色々と協議しましたが、「これだっ!」という方法が見つかりませんでした。

結論は「写真撮影して保存しましょう」ということに決定。

絵画を前にして、写真撮影の依頼を進める園長先生。 GRⅢ ポジフィル調 カメラ内現像。

描かれた絵画はなくなりますが、写真に残しておくことで時間の経過や思い出はフィルムやデーターの中で残っていくことになります。(^^)


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